2009年7月17日
「モータースポーツの魅力とは?」-脇阪寿一選手編
インタビュー@セパン第2弾は、GT500クラス、PERONAS TOMS SC430 脇阪寿一選手です。
レクサスのエースとして、マシンの開発などにも関わっていらっしゃる脇阪選手。
普段の脇阪選手は、本当に明るくて面白くて、そしてお話上手な方です!脇阪選手のブログは、いつもネタが豊富で面白いです。
私もたまに読んで元気出してます☆
2児のパパでもいらっしゃる脇阪選手は、誰に対しても優しくて親しみやすい方。
でもレースになるとその表情が途端に一変。顔つきが「戦う男」になるんです。
そのギャップには、「男らしさ」を感じます☆
そして、脇阪選手のトレーニングも、半端じゃないのです!
毎年オフになると、他のスポーツ選手と一緒に海外でもトレーニングしているそうです。
前回のコラムで、モータースポーツの過酷さについては書きましたが、その世界で長年エースの座を守るためにはやはり相当な努力も必要なんですよね。
そんな脇阪選手に、モータースポーツの魅力についてたっぷり語っていただきました!!
― マレーシア歴がかなり長い脇阪選手!セパンの特等席はどこですか?
レースを見るならここ!!

©テレビ東京
スタンドの一番上に上ると、コース全体がよく見えるんだよね。
最終ストレートに入っていくコーナーも間近で見られるから、迫力満点!
ここはF1も開催されるサーキット。ここでレースを見られたら最高でしょうね~!!
あとね、マレーシア行ったらトイレ入るときは要注意ね!
紙がないときがかなりあるから。これは困る(笑)。
こんな笑いを交えながら話してくださるのも、脇阪選手ならでは。いつも私たちを楽しませてくれます。
さて、ここでレースに関して気になることを聞いてみました。
今シーズンはレギュレーションの大幅な変更が行われ、各レースの順位上位チームに課せられるウエイトハンデをシーズンの途中では下ろせなくなりました。今までは、一度課せられたウエイトハンデを、成績が悪ければ降ろすことができたんですね。
さらに第8戦オートポリスでは、それまでに背負ったウエイトが半分になり、最終戦もてぎでは、全車ノーウエイト(=ノーハンデ)で戦うことになります。
― この変更、それぞれのチームにどういう影響があるのでしょうか?
そして私たちにとっての見所は、どこなんでしょうか?
今年はレースも3日開催から2日開催になって、テストをする時間が減っちゃったから、未知数な部分がたくさんあるんだよね。チームも手探り状態。
だけど、どうなるかわからないってことは全チーム可能性があるってことだから、そこが面白いんじゃないかな?
あと、オートポリスはウエイトが全車半分になる。例年と違うレースを見られるから、このあたりは見ている側にとっては面白いんじゃない?
去年まではレースの前半戦で勝って、後半戦でハンデを軽減させるためにあえて順位を調整。課せられたウエイトを下ろし、最終戦でまた勝つというのが、タイトルを取るための常套手段と言われていました。
そのため中盤戦で9位あたりを狙うチームが増えてしまって残念なこともありました。
今年からはとにかく毎レース、少しでも多くポイントを取るレースになるわけです。
そうなれば必然的にバトルも面白くなりそうですよね!
さらに、オートポリスと最終戦ではガチンコレースになるんですから、これは楽しみです!

©テレビ東京
これからは、もっと「強い人が偉くて遅い人はかっこ悪い」っていうレースにしていかなきゃいけないって思ってるよ。
速いからかっこいいがレースでしょ?だからドライバーに憧れを持つものだと思うからね。
シーズンのことを考えて、「今回は控えめに走ろう」とか、「何位くらいでいいや」とか、そんな走りを見せちゃいけないと思う。そんな考えを持たせてしまうレギュレーションもいけないんだけどね。もちろん、今年はだいぶ良くなると思うけど。
常にどのチームもガチンコ勝負!「俺が一番だっ!!」って姿を見せていきたい。
ファンをがっかりさせないようなレースをもっと見せていかなきゃいけないよね。
だから、うちのチームは基本的に毎レース全開でいくよ~!!
― 土屋圭市さんも言っていましたけど、やっぱりそういう走りやバトルがファンを釘付けにするんですよね!
確かにPETRONASチームはどんな時でも妥協しないレースを見せてくれます。だからこそ、このチームから毎回目が離せないし、応援したくなるんですよね。
昨シーズンも、「今回はちょっときついかも」と言っていたレースでも終わってみれば、「あれ?また表彰台??」っていうことがすごく多かったです!確実に見所を作っていました。
そういうレースを増やしていくことは、もちろん、モータースポーツの将来にもつながっていくわけですよね?
そうだね!最近はエコカーがブームになっていて、そんな中でレースは時代の流れに逆行してるんじゃないかって考えを持つ人もいるよね。
レースは市販車のための燃費とかタイヤのテストとしてやっているから大事なんだけど、それだけじゃなくて、ファンが多ければレースはなくならないよね。
今たくさんの子供たちが、親に連れられてサーキットに来てる。その子供たちが大きくなるまで、レースをきちんと残していきたいよね。
形は変わるかもしれないけど、レースを残していくために何ができるか、今いろいろ考えてるよ。
これだけエコブームになると、排気ガスを巻き上げているレースは大丈夫かな?と不安に思うことがあります。だけど、毎回レースに目をキラキラさせながらやってくる子供たちを見ていると、この世界をなくしちゃいけないって思うんです。
でも、一度もサーキットに行ったことのない方にはなかなかその魅力の伝わりづらいかもしれないですよね。
ということで・・・
― 脇阪さんから見る、モータースポーツの面白さってなんですか?
車があってかわいいレースクイーンがいっぱいいる!!これはもう夢の世界じゃない!?その雰囲気をぜひ味わってほしいよね。
そこの男子!!ぜひ1回サーキットへ!!

©テレビ東京
さすが、最後も脇阪選手らしく締めていただきました♪笑
思い出してみると、サーキットに一番初めに行った時、
「何だここは!!!??」
って思いました。
音がすごくて隣の人が何を言っているのか聞こえないし、派手なコスチュームを着た綺麗なお姉さんたちがいっぱいいるし!思わず一歩引いてしまうようなところがありました。
でも、目の前をマシンが走ると全身がゾクゾク~ってするくらいの迫力に、次第に引き込まれていくんですよね。
サーキットは都内からちょっと離れたところにあるので、始めの一歩は勇気がいるかもしれませんが、一度行ったらやみつきになることは間違いありません☆
女性の皆さんにはぜひ、ドライバーさんたちの普段の笑顔とレース中の真剣な顔とのギャップにときめいて欲しいと思います!
実際、マシンの迫力やドライバーさんたちのかっこよさにはまりこんでいった人、何人も見ていますから・・・ウフフ☆
サーキットでお待ちしていまぁす!!
そして、8月16日にはお台場のメガウェブで、脇阪選手を始めとするトヨタのドライバーさんたちによるイベントが開催されます!
身近でドライバーさんたちに会えるチャンス!!
ぜひこの機会に一度行ってみては?
次回は、土屋さんも脇阪選手も、マレーシアといえばこの男!!と言う、ウェッズスポーツIS350、織戸学選手にインタビューです。
なぜマレーシアと言えばなのか??
それは次回のお楽しみですっ!!
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