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2008年4月17日

元福岡監督代行の新たな挑戦

 懐かしい顔に会った。JFL(日本フットボールリーグ)のニューウェーブ北九州対アルテ高崎戦を取材したときのことだ。報道控え室をのぞき込む見慣れた顔に、思わず「あっ」と声を上げた。昨年、福岡の育成統括部門の責任者を務めていた沖野等氏だった。

 松田監督時代の06年にサテライト監督としてJ1に復帰したばかりの福岡に入団。シーズン途中から松田監督の後を受けた川勝監督が、12月のJ1・J2入れ替え戦を最後に退任すると、直後の天皇杯では監督代行を務め、浦和相手に善戦してみせた指導者だ。

 昨年から長期プランで下部組織の底上げを目標に掲げた福岡の育成統括に就いたが、わずか1年でそのポジションを解雇された。その後、実家のある神奈川に戻っていたが、チームから請われてJFLアルテ高崎の総監督に就任した。

 総監督といっても、実際のところは「何でも屋」といったところだという。チームの実行役員を務め、試合中はVTR係もこなす。もちろん練習では実技指導を行うが、ピッチ外の仕事が山ほどあるという。

 群馬県に本拠地を置くチームは、九州・沖縄を除いて、すべて群馬からのバス移動。飛行機を利用して北九州市まで遠征してきたこの日も、試合後には、帰郷の準備に慌ただしく走り回っていた姿が目に焼き付いた。

 J1クラブで指揮を執ったことがある指導者が、決して運営、環境上恵まれているとはいえない下部リーグで、1人のチームスタッフとして裏方の仕事もこなす。それでも「彼ら(選手)も仕事を持ちながら、本当に頑張っているよ」という。昨年はアルテ高崎は最下位に沈んだが、沖野総監督の情熱で生まれ変わることを願っている。

(村田義治)


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スポーツ担当日記
前田泰子(まえだ・やすこ)
 92年(平4)入社。野球、柔道、陸上などアマチュアスポーツ全般を担当。98年から福岡を担当した。03年から販売部など他部署を経て、06年から再び記者に復帰。現在は野球を中心にアマチュアスポーツ全般を取材している。2児の母。
菊川光一(きくかわ・こういち)
 93年(平5)入社。現在、Jリーグ(大分、福岡、鳥栖、熊本)担当。整理部、写真部、報道部、広告事業部を経て、今年3月、記者に復帰。1968年(昭43)4月、福岡市生まれ。

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