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2009年5月19日

美和ちゃんファンになってしまった

 先週の週末は都城市で開催されたビーチバレー「霧島酒造オープン」の取材に行った。「かおる姫」こと菅山かおるの熱愛報道や新型インフルエンザなど、コート外の話題も盛りだくさんだったが、なんといっても浅尾美和は都城でも大人気。西堀・浅尾組の試合はメーンコートの400席の特設シートが埋まり、スタンドに入りきれない観客がコート脇で試合を見る盛況ぶりだった。

 ビールやスポーツ飲料など、毎日毎日CMで顔を見ない日はないという超売れっ子。チャラチャラしてるのかな、なんて思っていたら素顔はいたってまじめだった。競技に対しする姿勢も真摯(しんし)でまさに「バレーボール大好き少女」という印象。取材の受け答えもきちんとしていて、負けたときもちゃんと取材に応じてくれた。

 浅尾人気はあるが競技自体はまだまだメジャーとは言えない。大会で優勝した田中姿子・鈴木洋美組は「韓国のワールドツアーは貯まったマイルで行きます」と話していたが、スポンサーもつかず仕事をしながら遠征費を稼ぐ選手も多い。CMやテレビ番組であちこちに顔を出す浅尾も、ビーチバレーの認知度を上げようと頑張っているのだろう。注目を浴びる人気者だけに浅尾の優勝を目指す気持ちは、目標というより責任感のようなものを感じた。

 ビーチバレーの世界は30歳を過ぎてようやく「一人前」と言われるのだそうだ。浅尾はまだ23歳。大卒1年目の新入社員と同じ年で、先輩たちをはるかにしのぐ人気を集めてしまうのも楽じゃないだろう。「勝つためには練習しかありません」とかわいい顔が厳しく引き締まった。新型インフルエンザの影響で開催が危ぶまれた大阪でのワールドツアーも通常通り開催される。大阪でしっかり、ポイントをかせいで世界選手権出場の可能性を開いてほしい。けなげに頑張る姿にすっかり「美和ちゃんファン」の1人になってしまった私も注目している。

(前田泰子)


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スポーツ担当日記
前田泰子(まえだ・やすこ)
 92年(平4)入社。野球、柔道、陸上などアマチュアスポーツ全般を担当。98年から福岡を担当した。03年から販売部など他部署を経て、06年から再び記者に復帰。現在は野球を中心にアマチュアスポーツ全般を取材している。2児の母。
菊川光一(きくかわ・こういち)
 93年(平5)入社。現在、Jリーグ(大分、福岡、鳥栖、熊本)担当。整理部、写真部、報道部、広告事業部を経て、今年3月、記者に復帰。1968年(昭43)4月、福岡市生まれ。

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