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2009年2月03日

頑張れ! 九州から出場の5校

 プロ野球のキャンプも始まり「球春」と呼ばれる季節になった。高校野球は1月23日にセンバツ出場校が決定。プロ野球よりひと足早く、春に向けた戦いが始まっている。

 「いい知らせが来ればいいんですけどね」。センバツ出場校発表の前、大分上野丘に取材に行ったとき、釘宮監督は祈るように言っていた。大分上野丘は東大合格者を毎年10人以上も出す超進学校。野球部からも現役の東大合格者が出る年もあるという。日刊スポーツの記事にもなっているが、練習時間は2時間。休日でも4時間まで。部員の中にも「野球も頑張るけど、勉強が1番」というムードが漂う。センバツ出場校発表の翌日は模擬試験だった。「出場校発表でいい結果が出れば、試験も頑張ると思うんですが」と釘宮監督は言っていたが、きっとみんないい点数が取れたんじゃないかな。

 そして、センバツ出場校発表の日には長崎の清峰へ取材に行った。こちらは大分上野丘と対照的。冬でも倒れるほどの厳しい練習は有名だ。「どこにも負けない練習はしてきました」と選手は胸を張る。センバツ出場が決定して、ひとしきり喜びを味わった後、選手はすぐに気持ちを切り替え、雪が舞う中で黙々とタイヤ押しを始めていた。

 明豊、神村学園は甲子園出場を目指し県外からやってきて寮生活を送る選手がたくさんいる。家族と離れ、厳しい生活を選択してででも「甲子園に行きたい」と言う選手たちだ。そして興南は沖縄から「沖縄代表の2年連続優勝」という期待を背負って出場する。

 「甲子園を目指す」という目的は同じなのに、アプローチの仕方は各校さまざまだと感じた。「文武両道がいい」とか「練習をたくさんしているのがいい」とか、どれが正しいという道はない。今年のセンバツは3月21日開幕。それぞれ自分の選んだ道に自信を持って、甲子園で力を発揮してほしいと願っている。

(前田泰子)


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スポーツ担当日記
前田泰子(まえだ・やすこ)
 92年(平4)入社。野球、柔道、陸上などアマチュアスポーツ全般を担当。98年から福岡を担当した。03年から販売部など他部署を経て、06年から再び記者に復帰。現在は野球を中心にアマチュアスポーツ全般を取材している。2児の母。
菊川光一(きくかわ・こういち)
 93年(平5)入社。現在、Jリーグ(大分、福岡、鳥栖、熊本)担当。整理部、写真部、報道部、広告事業部を経て、今年3月、記者に復帰。1968年(昭43)4月、福岡市生まれ。

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