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2008年9月25日

沖縄尚学の夏への挑戦がスタート

 夏の甲子園が終わって1カ月。3年生は卒業後の道に向かって、後輩たちは次の甲子園に向かって戦いは始まっている。

 沖縄大会ではセンバツで優勝した沖縄尚学が2回戦で敗れた。9回まで1-0とリードしていながら、9回裏で逆転サヨナラ負け。あまりにも悔しい敗戦だった。「まだまだこのチームは勝負弱い。7-0で勝っていても終盤追いつかれたりするんですよ」と比嘉公也監督は話していた。主将は甲子園でエース東浜投手の球を受け続けていた2年生捕手の嶺井君だ。来年のセンバツでは嶺井主将が1人で開会式の行進に参加することになる。

 ふと、今年の夏の甲子園の開会式を思い出した。昨夏「がばい」優勝を果たした佐賀北は佐賀大会で敗退。甲子園では田中主将がやはり1人で行進した。「やっぱり、甲子園はすごい。去年こんなところでやれたなんてすごいです」。仲間を代表して土を踏んだ田中主将は1年前の体験を思い出しながら再び甲子園に感激していた。そして、ネット裏には、吉冨部長に連れられて優勝メンバーだった大串君と江頭君が座り、田中主将の行進を見つめていた。

 来春のセンバツでも同じような風景を見ることになるだろう。ほかのチームの先頭を切って嶺井主将だけが1人で行進する。「それだけはしないようにと、みんなで頑張ってきたんですけど」と比嘉監督は残念そうに話した。

 だが夏の佐賀北ナインと違う点は、まだ夏のチャンスがあるということだ。今夏は決勝で敗退。甲子園にあと1歩届かなかった。春に全国制覇を果たした3年生にとっては最後まで夢に終わった夏の甲子園に、後輩たちがチャレンジする。「まだまだ勉強が足りないということでしょう」と比嘉監督。先輩たちの果たせなかった夏の甲子園出場を目指して、沖縄尚学の戦いがまた始まる。

(前田泰子)


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村田義治(むらた・よしはる)
 92年(平成4)入社。レース部、整理部を経て報道部。00年夏からアマチュア野球、ラグビーなど一般スポーツ担当。J2福岡、鳥栖中心にサッカー取材にも当たる。36歳。
前田泰子(まえだ・やすこ)
 92年(平4)入社。野球、柔道、陸上などアマチュアスポーツ全般を担当。98年から福岡を担当した。03年から販売部など他部署を経て、06年から再び記者に復帰。現在は野球を中心にアマチュアスポーツ全般を取材している。2児の母。
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