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2009年5月12日

背番号12のサポーターのためにも

 温かく見守る大分サポーターのためにも、ぜひ「シャムスカ・マジック」を期待したい。

 チームは9日の横浜戦でワースト記録となる8連敗を喫したが、それでも信じ続ける背番号「12」(サポーター)の声援に胸が熱くなった。サポーターは試合終了後、チーム批判どころか、イレブンに拍手し、「今日は良かったぞ。下向くな」「まだまだこれから」などと激励。取材をしていて、シャムスカ監督をはじめ、選手が愛されているチームだなとあらためて感じた。

 一方、翌10日に取材をしたJ2福岡-鳥栖戦はサポーター対応も対照的だった。「鳥栖を踏み台にして、必ずJ1に一緒に行こう」という過激な横断幕も登場。福岡は昨季2勝1分けと相性の良かった鳥栖の猛攻撃をなんとかしのいでスコアレスドローとなったが、サポーターはイレブンの覇気の無さに激怒した。試合終了後、6戦勝ちなしという結果に容赦ないブーイングを浴びせた。サポーターの姿勢の違いを痛切に感じた瞬間だったが、いくら“温厚”な大分サポーターでも我慢の限界に来ているのは間違いない。

 横浜戦で負傷退場したMFエジミウソンをはじめ、主力6人が長期離脱という緊急事態ではあるが、大分には何度も残留争いを切り抜けてきた歴史がある。その都度、どん底からはい上がる姿を信じて応援してきたサポーター。その思いを裏切るわけにはいかないはずだ。

(菊川光一)


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スポーツ担当日記
前田泰子(まえだ・やすこ)
 92年(平4)入社。野球、柔道、陸上などアマチュアスポーツ全般を担当。98年から福岡を担当した。03年から販売部など他部署を経て、06年から再び記者に復帰。現在は野球を中心にアマチュアスポーツ全般を取材している。2児の母。
菊川光一(きくかわ・こういち)
 93年(平5)入社。現在、Jリーグ(大分、福岡、鳥栖、熊本)担当。整理部、写真部、報道部、広告事業部を経て、今年3月、記者に復帰。1968年(昭43)4月、福岡市生まれ。

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