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<title>コラム_スポーツ：九州スポーツ担当日記</title>
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<title>東福岡を一番苦しめる筑紫</title>
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<![CDATA[<p>　１４日の全国高校ラグビー福岡大会決勝後、敗れた筑紫の選手が号泣していた。力を出し切って悔いのない思いと、どうしても破れなかった厚い壁との力の差。輪の中心でチームを率いた西村監督も泣いていた。</p>]]>
<![CDATA[<p>　ラグビーを担当して３年目になるが、３年連続でこの光景を見ている。筑紫は東福岡と５年連続で県大会決勝で戦い５連敗。いつも東福岡の壁に花園出場を阻まれている。５年間のスコアを見るとほとんどが接戦。２年前は終了間際のＰＧを決めれば逆転というところまで東福岡を追いつめた。花園では準々決勝ぐらいまで５０点差ゲームを軽くやってのける東福岡にとってみれば、全国で一番苦しめられる相手だろう。</p>

<p>　両校のカラーは対照的だ。県内外の一流選手を集めニュージーランド留学などで素質を高める東福岡と、県立高校で集まった選手を徹底的に鍛える筑紫。花園出場をかけた一戦で筑紫の東福岡に食らいつく執念はすごかった。数人で東福岡の選手をつぶしにかかり、全員でボールをつなげようとする。運動量では東福岡をはるかに超えていた。「筑紫の戦いを見ると感動するね」と試合を見てラグビー関係者がつぶやいた。大差になるだろうという戦前の下馬評に反して、１トライ差の接戦となった。</p>

<p>　選手は毎年入れ替わるが、西村監督は５年間、東福岡にはね返されてきた。どうやれば東福岡に勝てるか、毎年試行錯誤している。他競技にも注目し、夏の高校野球のスタンドにも現れた西村監督は「高校野球にも素晴らしい指導者の方がいらっしゃるので、勉強のつもりで」と熱心に試合を観戦していた。</p>

<p>　毎年ＦＷ中心の戦い方をしてきたが、それだけでは勝てないと今年は展開中心のラグビーを目指した。「１００回に１度の試合ができました。最後にベストゲームでした」。夏の九州大会予選では０－８２。チームはどん底からはい上がった。</p>

<p>　きっと東福岡がいなければ、花園でも上位に入れる力はあるんじゃないですか。だが西村監督はその言葉に笑って答えた。「東福岡がいるからここまでやれたんです。もし東福岡にライバルと言ってもらえるなら、僕らもライバルとして頑張りたい」。５度目の夢は破れ、また１からチーム作りが始まる。「ここではじき返されて、夢が続くんです。また頑張ろうという気持ちになれる」と西村監督。５度目でだめなら６度目のチャンスがある。筑紫フィフティーンの花園への思いに終わりはない。</p>]]>
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<title>大分の「魅力」は忘れないでほしい</title>
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<![CDATA[<p>　大分の監督交代が早かったらと、つくづく思う。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　最近リーグ７試合だけを見ると、負けなしは最下位大分と３位のＧ大阪だけ。開幕からこのペースで進んでいれば、Ｊ２降格も回避できたかもしれず、悔やまれてならない。</p>

<p>　８日の横浜戦は「人もボールも動くサッカー」が浸透してきた象徴的な試合になった。主力を５人欠く布陣であっても、相手を翻弄（ほんろう）した。ポポビッチ監督の手応えあふれるコメントにもうなずけた。魅力あるサッカーのゆえんだろう。</p>

<p>　降格するが、今築き上げている「魅力」は忘れないでほしい。来季主力が抜けたとしても、選手全員がまんべんなく現在の躍動感あふれるプレーをたたき込まれていれば、そう簡単には負けないはずだ。「どこが相手でも関係ない。自分を信じて、自分たちのスタイルでプレーをすれば結果はついてくる」。指揮官の信念が結果となっているだけに、ステージは違っても来季が楽しみだ。</p>]]>
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<title>ドラフト会議…悲喜こもごも</title>
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<![CDATA[<p>　今年もプロ入りを決めるドラフト会議が終わった。アマチュア野球担当としては１年の中でも一大仕事。今年は担当する九州・沖縄からの選手が１０人以上指名され、大忙しの１日となった。</p>]]>
<![CDATA[<p>　広島１位指名を受けた清峰のエース今村は指名の瞬間、緊張で頭が真っ白になってしまった。指名の感想を聞かれても言葉が出ない。しばしの沈黙の後、絞り出した言葉が「あ…両親と先生と相談して決めたいと思います」。いや、普通頑張りますとか、うれしいですとか、そんな言葉が出るだろって雰囲気が会見場に流れた。センバツでは決勝まで高校生とは思えない落ち着きぶりを見せていた今村だが、プロとなると気持ちも違うよう。かなりの人見知りで、センバツでも知らない記者に囲まれると貝のようになってしまった記者泣かせの選手だが、広島ではどんな活躍を見せてくれるか楽しみだ。</p>

<p>　九州６大学リーグで取材してきた九国大の加藤内野手は日本ハムから３位指名。「日本シリーズを見ていたら、日本ハムはすごくレベルが高いと感じました」と改めて今から入るチームの強さを感じているよう。東北生まれの加藤選手は札幌に行くことも「寒いのはむしろ好きなんで大丈夫です」と早くも新天地への思いをはせる。</p>

<p>　一方で、九共大の山内投手は指名もれした。福岡６大学リーグを引っ張るエースとしてドラフト候補に挙げられてきたが、結局どこからも指名はなかった。リーグ戦を取材していても山内投手のプロ入りへの思いはずっと強かった。学校では会見の準備もしていて取材も何人か集まっていたと言うから、本人の気持ちを察すると大学生にはつらい試練だったと思う。数日後の九州大学選手権では「社会人に行って、次は１位で指名されるぐらいの選手になりたいと思います」としっかり話していた山内投手。そう、プロ入りへのチャンスは１度きりではない。</p>

<p>　毎年そうだが、今年も悲喜こもごもだった。だが、選手にとってはスタートラインに立ったに過ぎない。ここからが本当の勝負。山内投手のように回り道して大成する選手もいる。４～５年後、プロで活躍する選手の姿を楽しみに見つめていきたい。</p>]]>
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<title>再び九州にＪ１の灯火を</title>
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<![CDATA[<p>　２４日、ついに大分のＪ２降格が決まった。２５日、甲府に敗れた鳥栖は昇格絶望的、福岡も７試合ぶりの敗戦で過去最低の１０位以下が確定…。来季Ｊ２はＪＦＬからニューウエーブ北九州が昇格し５チームとなる見通し。だがＪ１とＪ２の人気度は雲泥の差がある。来年からの九州サッカー界の低迷が気がかりだ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　大分の取材をしていて一番驚いたのが、約７億円もの累積赤字をかかえていることだった。特に地方クラブは経営難のところが多いという話はよく聞く。だが今季の大分の場合、クラブの「見え」も首を絞めたとは言えないだろうか。</p>

<p>　財政難にもかかわらず、人件費をアップしてまで、ほぼ全員残留させた。しかし、けが人が続出し成績が低迷。結果的に裏目に出た。昨年良かった（ナビスコ杯優勝、リーグ４位）から今年も同じメンバーでいける、という慢心が低迷につながったと言えないだろうか。成功した時こそ、若手の育成など、将来を見据えた整備が必要だった。</p>

<p>　金を積めば大物助っ人の獲得はできるだろう。しかし人件費３億円程度で地道に頑張っている山形のようなチームもある。金がないのにビッグクラブのような戦略を立てても行き詰まるだけだ。反省を生かし、Ｊ１の灯を再びともす努力をしてほしい。</p>]]>
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<title>「ミラクル」を信じる大分サポーター</title>
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<![CDATA[<p>　その日、私は絶望的な気分で取材に向かっていた。１８日、九石ドームで行われた大分対清水の一戦。普段はサッカー担当がいるため、取材に行くことはないが、降格が決まれば担当１人では手が足りない。いわば「お手伝い」の取材要因として呼ばれたのだ。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　敗れればＪ２降格が決まる大分と、優勝争いをする清水。清水は今季４敗しかしていないのに対し、大分は２０敗。５倍だ。これは相当厳しいのではないか。私はサポーターの声を集める担当。落胆したサポーターの声など聞きたくはない。ただでさえ、前日まで行われたクライマックスシリーズ（ＣＳ）のパブリックビューイングの取材でソフトバンクファンの落胆の声を聞いている。３日続けて悲しい取材はゴメンだ、というのが本音だった。</p>

<p>　後半、サポーターの声を拾いに真っ青に埋め尽くされたスタンドに行くと…。早くも１点先制された。大分はここ３試合無得点。これは、万事休すか…。ちょっと冷めた目で見る私とは対照的にサポーターは総立ちで、声を張り上げ、手を振り選手を応援している。甲子園のアルプススタンド取材にも行くが、アルプスの応援団はいわば「身内」。学校や家族など地域の関係者、ＯＢなど縁がある人がほとんど。だが、ここは選手の身内や友達ではなく「アンタを見込んで応援しましょう」というファンの集まりだ。ギリギリの崖っぷちで戦っている選手を、自分の休日をつぶして汗を流して応援している。彼らを支えるのはただチームへの「愛」のみ。ファンってありがたいなあ。スタンドで必死に応援する人々を見てそう思った。</p>

<p>　結局、大分は逆転勝ちで残留へ望みをつないだ。高松が２点目を決めたときのスタンドはそれはもう、すごかった。「耳をつんざく」という表現があるが、まさにその通り。「サポーターの応援が（勝利の）雰囲気をつくってくれた。皆さんが喜ぶ顔を見ると頑張って良かったなと思います」とＧＫ西川は感謝の言葉を口にした。</p>

<p>　大分のＪ１残留はもはや「ミラクル」と言っていい。だが、ミラクルに挑戦するイレブンを信じてサポーターは声援を送り続ける。</p>]]>
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<title>サッカーの夢を見た</title>
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<summary type="text/plain">　大分にはプレッシャーをはねのけ戦ってもらいたい。リーグ戦はここ３試合連続でスコ...</summary>
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<![CDATA[<p>　大分にはプレッシャーをはねのけ戦ってもらいたい。リーグ戦はここ３試合連続でスコアレスドロー、辛勝した１１日の天皇杯・ＪＦＬ横河武蔵野戦もＰＫ戦にまで持ち込まれた。ここ数試合、とにかく動きに硬さが目立つ。横河戦では３２本ものシュートを放ち、わずか３得点。イライラから冷静さを欠き、ファウルも連発していた。Ｊ２降格が迫る中、落ち着かない日々だろう。しかし、サポーターや関係者、われら報道陣も同じなのだ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　先日夢を見た。なぜかサッカーをしていたが、シュートを打とうとしても打てないのである。追いかけても、追いかけても追いつかないという夢は見たことがあったが、初めての体験だった。</p>

<p>　振り返ってみれば、サッカーの担当になって約半年。大分に関して言えば、まともにゲーム内容で原稿を書いた記憶があまりない。選手補強、監督解任問題、芝生養生問題、サポーターやスポンサー問題、選手移籍騒動…。クラブのゴタゴタばかりに振り回された。</p>

<p>　来季の九州はＪ２で５チームが活動する可能性が高い。下位に低迷するチームも出るだろうが、ファンの夢や希望を壊すことだけは避けてほしい。</p>]]>
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<title>久留米大の躍進に期待</title>
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<issued>2009-10-06T07:39:02Z</issued>
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<summary type="text/plain">　１０月に入り、風が冷たく感じる季節となったが、九州の大学野球は（地味ながら）熱...</summary>
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<![CDATA[<p>　１０月に入り、風が冷たく感じる季節となったが、九州の大学野球は（地味ながら）熱く盛り上がった。福岡６大学リーグ、九州６大学リーグともリーグ日程だけでは優勝が決まらず、優勝決定戦にもつれ込み、九産大と九国大が優勝を決めた。</p>]]>
<![CDATA[<p>　特に九州６大学は首位に３チームが並び３チーム総当たりによる順位決定戦が行われるほど白熱した戦いが繰り広げられた。白熱した要因は、今回２位になった久留米大の大躍進だ。昨季までの久留米大は１０季連続Ｂクラスと、リーグ内でも強豪とは言えなかった。特に昨秋は最下位に甘んじ、リーグを取材していても特に印象に残るチームではなかった。</p>

<p>　ところが、今季の久留米大は違った。２強と言われる福岡大、九国大との対戦は五分。試合を見ていると、選手に元気がある。常に全力疾走、全力プレーで好守にメリハリがあった。藤崎主将に好調の訳を聞いてみた。「今季は勝ちに行くという気持ちが強かったんです。去年最下位になって、もうこんな思いはしたくないと思ったんです」。部員数１００人を超える大所帯。これまでは漫然と全体練習が行われていた、今季からはＡ・Ｂの２チームに分けて練習するようになった。大人数を分けてすることによって練習の密度が濃くなり、これまでノックの本数は倍になった。ＡとＢの入れ替えもあるため、レギュラー選手もうかうかできなくなった。「ＡとＢがお互いにいい効果が出ています」と藤崎主将。藤崎主将を中心に２６人の３年生が全体をうまくまとめているという。</p>

<p>　万年Ｂクラスだったチームは順位決定戦でリーグ１の優勝回数を誇る福岡大を破り２位に躍進。「こんな結果が出て自分たちが１番びっくりしています」と藤崎主将は充実した表情を見せた。気持ちの持ち方１つでチームは変わる。個人も変わる。そんなお手本のようなチームになった。</p>

<p>　今月２４日から始まる九州大学選手権には９年ぶりに出場。神宮大会出場をかけた戦いの中でどんなプレーを見せてくれるか、楽しみだ。</p>]]>
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<title>負け犬のまま終わっていいのか</title>
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<summary type="text/plain">　Ｊ２降格がせまるが、大分イレブンに意地を見せてもらいたいものである。残り７試合...</summary>
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<![CDATA[<p>　Ｊ２降格がせまるが、大分イレブンに意地を見せてもらいたいものである。残り７試合を全勝しても、Ｊ１残留はほぼ難しい。それでも、もがき苦しんで、残りすべてを無敗で乗り切るとか、何か将来につながる証を残してほしいと思う。</p>]]>
<![CDATA[<p>　２６日の柏戦取材後、サポーターの話を聞いた。「Ｊ２に落ちても応援する姿勢は同じ」「（Ｊ２の）覚悟はしているが、トリニータへの思いは一緒」…。大分を愛するサポーターの愛情を感じる一方、選手はどれだけ真摯（しんし）に受けとめているのだろうかと感じた。</p>

<p>　選手から悲壮感というか、せっぱ詰まったあせりのようなものが伝わってこないからだ。降格間近になる状況だが、選手の悠長な姿は相変わらず。練習後、街中のカフェでくつろいでいる選手を見かけることもある。選手同士でミーティングをするとか、ケンカするほど激しい練習、姿勢を示すとか、何かアクションがあってもよさそうなものだが…。ないのである。</p>

<p>　ある先輩から昔「サンドバッグにも意地があるだろう」と言われたことを思い出した。このまま負け犬で終わるのか。ここで男にならなければ、ファンも離れるし、魅力のないチームに成り下がってしまう。残り全勝を願っている。</p>]]>
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<title>今年も九州は「豊作」</title>
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<modified>2009-09-25T12:48:10Z</modified>
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<summary type="text/plain">　夕暮れのグラウンドで、１人の球児が後輩に混じって練習していた。福岡大大濠の川原...</summary>
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<![CDATA[<p>　夕暮れのグラウンドで、１人の球児が後輩に混じって練習していた。福岡大大濠の川原弘之投手だ。九州ナンバーワン左腕と言われる川原はすでにプロ志望届を提出し、ドラフトを待っている。大学や社会人など、ドラフト指名を受けなかった場合の進路を定める選手も多いが、川原はそういった「保険」をかけずに進路はプロ１本。指名確実とは言われているが「指名が来なかったらどうしようって不安もありますけど、楽しみでもあります」。福岡大会５回戦で敗れて２カ月たち、少しだけ髪が伸びて大人びた顔で話した。</p>]]>
<![CDATA[<p>　昨年九州からドラフト指名を受けた選手は、育成枠を含めて１４人。九州の学校を出るなど九州と縁がある選手も含めると２０人が指名を受けた。ドラフト当日の取材はこれまでに経験がなかったほど忙しかったが、指名を受けて誇らしげに笑う選手たちの取材するのは楽しかった。</p>

<p>　昨年のドラフト指名を受けプロ入りした選手の中で阪神の西村憲投手（九産大）、高卒では辛島航投手（飯塚）、赤川克紀投手（宮崎商）ら数人が１軍でプレーした。力を出した選手もいればプロの壁にはね返された選手もいて内容はそれぞれだが、１年目からプロのユニホームを着てテレビを通じて故郷の家族や仲間に勇姿を見せられることほど素晴らしいことはない。</p>

<p>　さて、九州のドラフト候補は今年も昨年に劣らず「豊作」と評価は高い。センバツで優勝した清峰の今村猛投手、甲子園で１５０キロを越える速球をビシビシと投げ込み、スタンドをわかせた明豊の今宮健太内野手ら高校生のドラフト注目選手は多い。大学でも九州共立大の山内晴貴投手らがプロ志望届を提出し、その日を待つ。</p>

<p>　ドラフトは来月２９日。まだ１カ月先の話だが、取材はこれからが熱を帯びてくる。何人がプロの世界へ旅立つことになるだろうか。忙しくなっても１人でも多くの指名を受けてほしいと願いながら取材している。</p>]]>
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<title>新監督の人心掌握術</title>
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<modified>2009-09-15T04:50:48Z</modified>
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<summary type="text/plain">　大分のサッカーがおもしろくなってきた。ポポビッチ監督（４２）の就任から約２カ月...</summary>
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<![CDATA[<p>　大分のサッカーがおもしろくなってきた。ポポビッチ監督（４２）の就任から約２カ月。師と仰ぐ元日本代表監督・オシム氏の教えを継承した「人もボールも動くサッカー」「考えて走るサッカー」がイレブンに浸透してきたからだ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　選手は手抜きをすればカミナリを落とされ、フルコートを使った５対５などのハードメニューでフラフラになりながら、鍛え上げられてきた。１３日のホーム磐田戦では、監督の求める「全員攻撃・全員守備」で圧倒した。</p>

<p>　だが、強さの秘密は監督の人柄によるところも大きいと思う。試合や練習中は突然“鬼将軍”と化すが、人心掌握術は絶妙だ。怒った後には、すかさずその選手を呼んで肩を組み、懇切丁寧に言い聞かせ「自信を持て、ミスを恐れるな」と叱咤（しった）激励する。モチベーション向上へのさせる術が実に巧みなのだ。「頼れるオヤジ・兄貴」的な存在が、選手に足りない何かを補っているのだろう。</p>

<p>　また、２４日は長女サラさんの誕生日だ。家族思いのポポビッチ監督。次節の新潟戦（１９日）で連勝して、ひと足早い誕生プレゼントにしてもらいたいと思う。</p>]]>
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<title>記録ラッシュを初体験</title>
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<summary type="text/plain">　シンデレラ誕生の瞬間をこの目で見た。先週、水泳のインカレ（日本学生選手権）の取...</summary>
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<![CDATA[<p>　シンデレラ誕生の瞬間をこの目で見た。先週、水泳のインカレ（日本学生選手権）の取材をしていたときのことだ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　女子１００メートル平泳ぎで日本新記録を出して優勝したのは山梨学院大１年の鈴木聡美。予選で日本新記録を出した松島美菜を抑えて、新記録を更新しての優勝だった。鈴木選手は福岡の遠賀町出身。高校時代までは全くの無名だった。「練習環境が充実しているから」と故郷を遠く離れた山梨学院大へ進学した。新しい環境が合っていたのだろう。見事な「大学デビュー」を飾った。きりりとした目元、クールな語り口。これは実力が伸びればもっと人気者になるぞ、と予感させる美女選手だ。</p>

<p>　鈴木と同じ高校だった酒井志穂は地元福岡に残る選択をした。地元の九州産業大に進学し、今までと同じ環境の中で練習する。種目は違うが、対照的な道を選んだ２人が目指すのはロンドン五輪。２０１２年、２人がそれぞれの環境の中でどのような成長を遂げているか楽しみに注目したい。</p>

<p>　そのほか、背泳ぎの入江陵介、２００メートル平泳ぎの金藤理絵が日本新記録を樹立した。実は水泳取材は記者生活で初めて。慣れない水泳取材にプールサイドで右往左往していたのだが、貴重な記録樹立の瞬間を見られて充実した３日間だった。</p>]]>
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<title>大分も大きく「チェンジ」しなければ</title>
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<![CDATA[<p>　最下位大分に浮上の兆しが見えず、胃がキリキリ痛む今日このごろである。</p>]]>
<![CDATA[<p>　２９日の東京戦に０－２で敗れ、４戦連続完封負け。再び連敗街道を走り始めた。ポポビッチ監督は記者会見で「チャンスは多くつくった。いいトレーニングをして、我々のスタイルでやることが大事」と試合を総括した。しかし「いいサッカー」をいくらしても、結果がついてこなければ意味がない。選手やフロント、サポーターも、先の見えない日々にさぞかし、苦痛の日々を送っているのだろうな、と感じている。記者だって「なんで変われないんだ」と歯がゆい思いが強いのだ。</p>

<p>　３０日の衆院選挙で自民党の大物議員、山崎拓氏を取材した。息子ほどの年齢の民主新人候補に敗北したが、キーワードは「チェンジ」だったと思う。新人候補の奮闘が勝利を呼び込んだのはもちろんだが、人々が本気で「何かを変えなければ」と、危機感を覚えたことが今回の政権交代につながった。</p>

<p>　そこでイレブンに言いたい。「失うものは何もないのに、何を恐れているのか」と。プレーに「気迫」が感じられないからだ。インタビューをしていても「何クソ」という悔しい思いが伝わってこないのだ。死ぬ思いで「何かを変える」と思わなければ、何も変わらないのではないか。</p>]]>
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<title>優勝チームの控え選手</title>
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<![CDATA[<p>　ある日、偶然つけたテレビで高校野球の試合風景が流れていた。暮れなずむ球場で、ナイター照明を浴びながら選手はプレーしていた。それは、控えの３年生の引退試合だった。夏のベンチに入れなかった控え選手が、その日だけ背番号をつけてグラウンドに立っていた。いつもはグラウンドにいるレギュラーはこの日はスタンドで応援。スタンドからの声援を受けて、選手たちは輝いていた。</p>]]>
<![CDATA[<p>　そして、一夜限りの夢はゲームセットと同時に終了。「これでお前たちの高校野球は終わりだ。あとはレギュラーのために力を尽くしてくれ」。コーチの言葉に全員が涙を流した。レギュラー選手が涙を流す控え選手に誓う。「必ず甲子園に連れて行ってやるからな」。翌日、控え選手はチームのために裏方に徹していた。下級生にトスを上げる選手、１年生のコーチをする者。みんな笑顔でチームを支えていた。</p>

<p>　甲子園決勝の取材を終えて新幹線で新大阪を後にしたとき、それが中京大中京だったことを思い出した。「あんな強豪校がこんなことをするんだなあ」と感心したものだった。それから２カ月後、中京大中京は甲子園を制した。「甲子園に連れて行ってやる」という約束は「甲子園で優勝」という最高の形で実現された。</p>

<p>　同校の大藤監督は言っていた。「今年の３年生は本当にチームワークがいい。下級生のユニホームを洗ってあげたり、２年生投手の練習にずっとつきあってあげたり、そんなヤツばかりなんですよ」。控え選手がチームをしっかり支えたからこその優勝なんだろう。まさに「全員で勝ち取った優勝」だ。あのとき涙を流していた控え選手はどんなに喜んだことだろう。</p>

<p>　菊池雄星投手を擁した花巻東もいいチームだった。敗れたとき、選手、監督、控え選手だけでなく取材する記者やインタビューするアナウンサーも泣いていた。それだけ、みんなに愛されていたチームだったのだろう。</p>

<p>　季節が秋に移り変わると、また甲子園を目指した戦いが始まる。中京大中京や花巻東のようなチームに出会えたらいいと思う。</p>]]>
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<title>大分の「気持ち」に期待</title>
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<summary type="text/plain">　大分の鹿島戦（１５日、カシマ）での完敗にガックリきた。首位を相手の苦戦は想定内...</summary>
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<![CDATA[<p>　大分の鹿島戦（１５日、カシマ）での完敗にガックリきた。首位を相手の苦戦は想定内だったが、内容の悪さに「Ｊ２落ち」が頭をよぎったのは言うまでもない。</p>]]>
<![CDATA[<p>　ポポビッチ監督が大分に来て約１カ月。１日には強豪、名古屋に逆転勝ちし、理想とする「人もボールも動くサッカー」が浸透し、レベルアップしているかに見えた。しかし、鹿島戦では、相手の気迫を感じさせる激しいプレスを受けボールがつなげない。繰り返し行ってきたワンタッチパスでの連動もほとんど見られなかった。</p>

<p>　ＤＦ上本は「展開力がなかった」と話し、ＭＦ金崎は「前よりキープできるようになったが、そこからが…」と、フィニッシュまでの課題が新たに噴出した。この日大分が放ったシュートは後半２６分にＦＷフェルナンジーニョが放った１本だけだった。</p>

<p>　選手は、シャムスカ監督時代にはなかった連日のハードトレーニングをこなし、成長しているようには見える。しかし、今回「考えて走るサッカー」は、まだ浸透していないように感じた。頭では分かっていても、体がついていかないということだろう。「Ｊ２落ち」を感じたのも、限られた時間での急速な成長が危惧（きぐ）されたからだ。</p>

<p>　残り１３試合。気迫だけは負けないでほしい。</p>]]>
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<title>平均年齢は53・９歳</title>
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<summary type="text/plain">　平均年齢５３・９歳。これ、何の数字だと思いますか？...</summary>
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<![CDATA[<p>　平均年齢５３・９歳。これ、何の数字だと思いますか？</p>]]>
<![CDATA[<p>　実はこれは今回、甲子園に出場している九州と沖縄の８県の監督の平均年齢なんです。３０代は伊万里農林の大坪監督と都城商の河野監督の２人で、あとは皆さん５０歳以上。５５歳の長崎日大の金城監督でさえ、年齢でいえば下から３番目になってしまうのです。一昨年、センバツで優勝した沖縄尚学の比嘉監督は当時２６歳。今年のセンバツで優勝した清峰の吉田監督は３９歳。若い監督が頂点をつかみましたが「まだまだ若い指導者には任せられんぞ」と言わんばかりにベテラン監督がこの夏奮起しました。</p>

<p>　暑い夏だというのに、ベテラン監督はパワフルです。九州沖縄８県で最年長、６５歳の樟南の枦山監督は今もノックバットを握って選手をきたえています。６２歳の熊本工の林監督も「今まではコーチにノックを任せてたけど、今年は自分でやりましたねえ。わざととりにくい所に打つから、選手も気合入ってましたよ」と笑っていました。５８歳の九州国際大付の若生監督も病気で自由に歩き回れない分、練習では選手にあれこれと声をかけていました。</p>

<p>　ところが、さらに上には上がいるんです。抽選のとき枦山監督が言っていました。「自分が最年長だと思ったら、まだ上がいたねえ」。大会出場監督の最年長は常総学院の木内監督で７８歳。如水館の迫田監督は７０歳です。経験豊富なベテラン監督のさい配には妙があります。敗れたとはいえ、九州国際大付と対戦した常総学院が見せたバントで揺さぶる攻めは「さすが」のひとこと。そんな百戦錬磨の試合運びを見るのも楽しみです。</p>

<p>　パワフルに頑張っているベテラン監督を目の当たりにすると、３０代の記者が「暑い」だの「きつい」だのと言っていると怒られそうです。こちらも負けないようにパワフルに取材したいと思います。</p>]]>
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