2005年11月09日
いよいよ正念場 ゴルファーの就職試験
今年もゴルフ界の就職試験期間がやって来ました。ツアーに出場しているプロは99%がこの就職試験を突破して来た選手たちなのです。例外としては学生時代、アマ時代に戦歴を残し、主催者推薦で出場しシード権を奪った選手がいますが…。
クオリファイリングトーナメント(以下・QT)。どのツアーに参戦するにも必要です。世界最高峰の米国ツアーは既に1次が終了し、2次が今週から始まっています。日本は3次予選が始まりますね。欧州も最終が始まっています。米国、欧州は1、2、最終の3段階、日本は1、2、3次、最終の4段階になっています。世界3大ツアーの中で一番賞金額が少ない日本ツアーが一番長く、受験費用も一番かかるのは変な感じです。
さて今年のQT情報って事になりますが、先週、米国シニア(チャンピオンズ・ツアー)の1次が終了しました。チャンピオンズ・ツアーのQTは1次、最終と2ステージ。この1次に日本選手4人が挑戦していたのです。日本が誇る親父パワーの持ち主は、尾崎直道、倉本昌弘、高橋完(まもる)、小俣武士の4人。尾崎と倉本が見事に突破しました。レギュラーに比べればこの4人という数字に50歳以上の日本親父パワーの大きさを、海のこちら側に居る日本人・たけぇ~は感じたのであります。
尾崎選手の受験会場はオーランド・フロリダ。車で10分という場所でしたから応援に行きました。やはり今年も日本ツアーで優勝2回の選手ですから、他の選手とは格が違い過ぎましたね。世界ランキングでは上で欧州ツアー現役のエルドラルド・ロメロ(アルゼンチン)を抑え、14アンダーでしっかりトップ通過してくれました。尾崎選手にはこの後の最終予選も通過して、来年は米国で、日本親父パワーを見せて欲しいものです。
藍ちゃんの最終も3週間後に迫っております。そして何と言っても、このコラムを書いている本人、たけぇ~小山も米国1次を通過し2次へ駒を進めているのです。1次からの日本人通過者は一昨年のツアーメンバー貞方章男と私だけ。41歳の厄年男が頑張っているのに他の日本男子はどうしたのでしょうか? これは今の日本のゴルフ界を象徴するかのようでもありますね。2次は就職試験の第2段階、役員面接って所でしょうか? これに通過すれば最低でも米国ツアーの下部ツアー、ネーションワイド・ツアーの準メンバーにはなれますから、内定を頂けるって事にもなるのです。ゴルファー達の熱い、就職試験はこれからが正念場なのです。
- 小山武明(こやま・たけあき)
- 1964年(昭和39年)7月7日、東京都生まれ。中大卒業後の89年、米国フロリダ州オーランドでゴルフ場所属のプロに。01年から「The Golf Channel」のコメンテーターとして活躍中。177センチ、85キロ。自身の公式ブログはこちら
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