日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


ゴルフ体験主義のイメージ画像

KAZ 69年1月19日生まれ46歳。身長173cm、体重83kg。ゴルフデビュー98年10月。05年夏オフィシャルハンディ取得。現在は『12.8』。ヘッドスピード平均45m/s。持ち球はドローと言いたいところだがフック。好きなクラブはAW。一応、日刊スポーツ社員のサラリーマンゴルファー。ツイッター@kazkawata

タイトリスト「T-MB」アイアン

15年04月27日 [00時00分]

どーもです。

TITLEIST T-MB MAIN.JPG今日紹介するのは、タイトリストのニューモデル「T-MB」アイアンです。これもHOT LIST2015で試打したモデルですが、今回改めてガッツリ試打してきました。日本限定モデルなんて噂も聞いていましたが、ここは確認できていません。いずれにせよ、マッスルバックの進化系というか、異素材を組み合わせた複合モデルでかつ中空というまさに新時代を感じさせてくれるハイブリッドマッスルバック。そんなT-MBを堪能してきましたので、レポしたいと思います。

まずは見た目から。

流麗なフォルムですが、どうしても目がいってしまうのはフェース下部のタングステンウエートですね。トゥ・ヒールにも振ってあるってことは慣性モーメントを大きくすることで、ある程度ミスヒットの寛容性を高めているってことですよね。
TITLEIST T-MB BACK.JPG

フェースはかなりコンパクトですが、若干トゥ・ヒールに長めにも感じました。
TITLEIST T-MB FACE.JPG

ソールですが、従来のマッスルバックに比較すると、若干ソール幅が広めになっているようにも見えました。
TITLEIST T-MB SOLE.JPG

ネックはわずかにグースが入っているようにも感じました。そこの丸いポイントを見て、「もしかして中空!?」って感じた次第です。
TITLEIST T-MB SIDE.JPG

構えてみるとこんな感じ。コンパクトですな~! でも、意外とトップブレードに厚みがありました。シャープな顔つきでもやや打ちやすさを意識しているのがわかりますね。
TITLEIST T-MB TOP.JPG

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR120」Sフレックス装着モデルの#5。スペックは、ロフト角26度、ライ角62.5度、長さ38インチ、総重量415g、バランスD2。シャフトスペックは、重量114g、トルク1.7、手元調子です。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

TITLEIST T-MB DATE.JPG重量的にはまずまずですな。ワッグルしてみると、なんか振り抜き感がいい感じでした。実際に打ってみると、やはり打感が普通のマッスルバックとは違いましたね。中空という効果もあるのかもしれませんが、1ピースの軟鉄鍛造モデルに比較すると弾き感が強めでしたね。その代わりといっては何ですが、打ちやすさはキャビティモデルのような感じ。タングステンウエート装着している効果もあって、球はしっかり上がります。そして何よりも、マッスルバックとは思えないミスヒットに対する寛容性の高さは特筆事項でしょうね!! マッスルバックに打ちやすさを求めるのかという根本的な問題はあるかもしれませんが、プロも扱いやすいクラブに変更している時代ですし、見た目はシャープでもクラブがミスをカバーしてくれるなら、それに超したことはないでしょうね!! GST-3Bの5球平均データはHS41.8m/s、初速55.8m/s、飛距離180y、ミート率1.34で、ベストは写真の通りでした。

打感はパキッと乾いた感じの弾き系で、やや球離れが速めなイメージでしたね。音はサスティンガ短めで小気味のいい感じ。従来のマッスルバック感覚だとちょっと違和感に思うかもしれませんが、これも新感覚なんでしょうね。

弾道はこんな感じ。マッスルバックにしてはスピン量少なめで、グングン前に行く感じでしたね。試打当日ですが、実はすごい風雨で、打席に雨が吹き込んで来るほどでした。そんな状況下のアゲインストの中でも、グングン前に行く感じの強弾道は魅力的っすね!

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。マッスルバックといえば、操作性が高いバリバリマニュアル系のイメージですが、このT-MBは見た名以上の安心感があると思います。

シャフトですが、切り返しからダウンにかけて、いい感じに手元がしなる感じかな。先端部が適度にしっかりしているので、妙なつかまりすぎがないのは、フッカーのボクには安心感もありましたね!

続いて#7ですが、こちらのスペックはロフト角33度、ライ角63.5度、長さ37インチ、総重量427g、バランスD2。
TITLEIST T-MB 7I MAIN.JPG

フェース。
TITLEIST T-MB 7I FACE.JPG

構えてみるとこんな感じ。
TITLEIST T-MB 7I TOP.JPG

弾道はこんな感じでした。

TITLEIST T-MB 7I DATE.JPG弾道的にはいい感じにスピンも入っていると思いますが、試打当日の激しい右前からのアゲの風の影響はさすがに受けていましたね。でも、とにかく打ちやすい。マッスルバックでこれだけ気軽に打てるモデルが、今までなかったんじゃないかな!? GST-3Bの5球平均データはHS38.8m/s、初速52.2m/s、飛距離157y、ミート率1.34で、ベストは写真の通りでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS43m/s以上はほしい感じでしたね。いわゆる操作性の高いマニュアル系アイアンですが、とにかく従来のマッスルバックとは比べモノにならない打ちやすさを兼ね備えたモデルだと思います。いい意味でアバウトに打てる安心感がありますね。見た目はシャープなほうが好きだけど、マッスルバックじゃシビア過ぎると思っている人も多いと思いますが、このT-MBはそんな人にオススメですな。ただし、打感は従来のマッスルバックとは別モノ。まぁ、この辺は慣れでしょうね。これは、マジで打ちやすいマッスルバックでしたわ!!

<タイトリスト「T-MB」アイアン>
■KAZ'sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:9▽操作性:10▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ステンレス+タングステンウエート
■シャフト(重量/トルク/調子):「ダイナミックゴールド」(S200=119g/1.4~1.8/手元調子)。「NSPRO MODUS3 TOUR120」(S=114g/1.6~1.8/中元調子)。「NSPRO950GH」(S=98g/1.9/中調子)。
■価格:「ダイナミックゴールド」「NSPRO950GH」装着モデル6本(#5~PW)セット16万2000円+税、単品(#2、#3、#4)各1本2万7000円+税別。「NSPRO MODUS3 TOUR120」装着モデル6本セット16万8000円+税、単品各1本2万8000円+税。
■備考:左用はなし

(試打 - タイトリスト)

コメント(7)

カズさんの試打日記必ず読んでますが初めてのコメントです。
何時も新しいクラブを買う時は必ずカズさんの感想を確認しますが今回、T-MBカズさんの試打日記見る前に3番からフルセットを日本へ出張の際衝動買いしてしまいました。
理由は以前の712Uの中空ユーティリティーをとても気に入って使っているからです。
ソール部のEDP処理のような色分けを除去したらかなり男前になりました。
しかし実戦での感想は712Uとは別物でロフトはタングステン効果を意識してか712Uより1度立っているし慣れない硬いハジキ感はグリップした指にかなりの衝撃です。
ボールも左右に散るしパーオン率かなり落ちました。
先月からヤマハの713マッスルに戻して3番4番のみ712Uを入れる元のセットにしました。
高価な買い物ですのでもったいないと考えてシャフトを色々変えたりバランス変えたりと試行錯誤しております。
カズさんがメーカーへの遠慮で文面に出来ないような対策効果有りましたらご指導下さい。

タイデ ゴルフザンマイさん
どーもです。
返信遅くなりました。
特にメーカーへの遠慮はありませんよ。残念ながら、弾き感はどうにもならないと思います。ロフトは単純に寝かせることもできますが、それでもフィーリングやイメージはねぇ・・・

失礼な言い方かもしれませんが、リセールバリューが少しでも高いうちに売るというのも選択肢に考慮したほうがいいかもしれませんよ。

初めてのコメントに御親切なアドバイス有難う御座います。
とにかく高価な買い物でなんとかしたくてシャフトを0.5インチ短くしてライ角1度ずつ減らしたりとか挑戦してみました。
実力も伴いませんがとにかく打感は何時も芯ブレしたような感覚ですし、好みとしては構えたトップ部の厚みがどうしても許されず。
カズさんの返信で決断、お礼をする前に手放してきました。
(タイでは今だ入荷していなようでタニヤプラザというゴルフショップビル内でお店の方たちのオークション状態)
結構高価に引き取って頂きました。
有難う御座いました。
これからもカズさんの試打日記を見て色々買いあさり、
そのたびにXフォージトアイアン07とヤマハツアーモデル13の良さを見直して使い続けていく事になりそうです。
Xフォージト、ラフの抜けも良くてロング、ミドルが最高です。
キャロウェーゴルフ様
地味で男前のクラブを再び登場させて下さい。
では、これからもカズさん試打情報楽しみにしています。
カズさんは思い切り試打して買わなくてもいいから羨ましいですね。

タイデゴルフザンマイさん
どーもです。
T-MBは確か日本限定モデルのはずなので、タイで高価でだったのはなんとなく納得できますね。

T-MBはそもそも中空タイプのマッスルバックで、メーカー的にもある種冒険モデルだったんじゃないかと思います。敢えていってしまえば、マッスルバックを中空にする意味がいまいち不明ですからね。まぁ、狙いはあの形、あの見た目で、より打ちやすさを意識したのでしょうが、MBユーザーはフィーリング重視の傾向が高いと思うので、その辺の改善が必要かな・・・というのが、ボクの個人的な意見ですね。

>カズさんは思い切り試打して買わなくてもいいから羨ましいですね。
いろんなメーカーのいろんなクラブを打たせてもらえる立場にあるのは、いちゴルファーとして感謝しています。でも、自分のクラブが打てなくなることがありますからね・・・w

カズ様
T-MBに関してまさに私の推察と同じご意見を期して頂きました。
まあーこんなT-MBが犠牲になって完成度の高い次期モデルが出来ると思えば致し方の無い事かも知れません。
それにしては高価過ぎる感はありますが。
これを気に最後に質問です。
私は他に714MBも使っているのですがタイトリストのアイアンってどれも国産クラブに比べシャフトが0.5インチぐらい長いのにライ角がどの番手も1度から2度大きいのは日本仕様と言いながらとても日本人に合っているとは思えません。
クラブの長所を生かすにはどのようなチューンナップが良いのか。
カズさんの経験豊富な知識で是非ともご教授いただけたらと思います。
ちなみにタイではトンチャイチャイディーとかマークセン等がタイトリストのせいかちまたで一番人気です。
本当に使えているのか不思議でなりません。
次から次へと折り返しのコメント済みません
でもカズさんのコメント非常に共感できてなんでも信じてしまいそうです。
有難う御座います


タイデゴルフザンマイさん
どーもです。
返信遅れました。すみませんです。

タイトリストは確かに長くて、アップライト気味ですね。クラブのチューンアップで1番重要なのは、「ライ角」です。

どんなクラブでも、地面から打つクラブは「ライ角」が合っていないと、スイングがスクエアでも絶対に真っ直ぐ打ち出せません。フラットであれば右、アップライトであれば左にいきます。

ライ角や長さは、身長、手の長さ、スイングで変わってくるので、1度フィッティングを受けることをオススメします。「PING」があれば、「PING」のカスタムフィッティングがオススメですよ!! 

初めまして。こちらのレビューを見て購入致しました。性能には問題ないのですがやはりあの色が..

タイデゴルフザンマイさんは色を除去したとありますがどのようにしたのかご教示いただければありがたいです。

コメントする

ゴルフ体験主義の最新記事





日刊スポーツの購読申し込みはこちら