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KAZ 69年1月19日生まれ46歳。身長173cm、体重83kg。ゴルフデビュー98年10月。05年夏オフィシャルハンディ取得。現在は『12.8』。ヘッドスピード平均45m/s。持ち球はドローと言いたいところだがフック。好きなクラブはAW。一応、日刊スポーツ社員のサラリーマンゴルファー。ツイッター@kazkawata

小暮博則「ゴルフのヒント」

14年08月09日 [00時00分]

どーもです。

今日はマンスリー企画「小暮博則 ゴルフのヒント」です。今日のテーマはバンカーショット。4月末の質問だったのでだいぶお待たせしちゃっていますが、バンカーショットにお悩みのみなんさん、ぜひ参考にしてみてください!! また、わからないことがあれば、じゃんじゃんコメント入れてください。小暮プロが直接答えてくれます!!


アマチュアゴルファーにとって、克服すると必ずスコアが良くなることがらを1つあげるとしたら、バンカーショットのスキルアップといえるでしょう。

アゴが高くボールのライが沈んでいる状況でボールをあげようと右脚体重で救い打つも、クリーンヒットでは土手にぶつかるし、飛びすぎると奥のバンカーへ入ってしまう。複数回打ってしまうと時間がかかり、同伴者に迷惑をかけてさらに焦り、ゲームの楽しささえも苦痛になることがあります。

一方、プロは得意な方が多いといえます。同時に、深いラフでボールが沈んでいる状況よりもバンカーからのショットを好んでいる事実があります。

これらの違いは、一体どこからくるのでしょうか?

正しい打ち方を知っている、確かに重要なことです。ただもっとも重要なことは、上達の根底にプロさえも練習してスキルアップしていったという事実があることがいえます。最初から上手な方は1人もいないですし、効果的にきちんと練習すれば、だれでも上達できることを表しています。

さあ、ゴルファーの皆さん、自信を持って進めていきましょう!

バンカーショットというと、「フェースを開いてオープンスタンスで・・・」と思っている方が多いと思います。でも、最近の特にアメリカの傾向では、スクエアに構えて打つ方が、リスクが少ないといわれています。フェースを開いてオープンスタンスに構えると、スピンコントロールや方向性の精度は難しくなります。だったら、リスクを下げるためにはスクエアに構えて打つという考え方ですね。

では、正しい打ち方がどんなものか、この動画をみてください。

チェックポイントは、「ボールポジションは左足寄り」「ワイドスタンスに構える」「重心を下げる」「ボールとの距離は通常ストロークよりもやや遠め」「ハンドレイトに構える」です。

続いて後ろからです。

こちらのチェックポイントは、「スタンスと肩の向き」「アウトサイドフェースオープン」「インパクトはハンドファースト&フェースオープン」です。そして、フォローでは「フェースが顔を向く」というのがポイントですね。

バンカーショットでアマチュアゴルファーの多くがやってしまうミスは、球を上げたい欲求からすくい打ちになってしまうことです。

バンカーショットのFive Goodは「左重心で構える」「フェースを少し開く」「アウトバック」「リストセット」「アクセレーションインパクト」、Five Badは「地面にクラブをつける」「フェースを被せる」「インパクト前に、ヘッドアップする」「インパクト前に、左ひじを引く」「下半身の使いすぎによる右倒れ」です。

バンカーショットにおけるプロの視点であげられるポイントは、「ボールライの確認」「ピン状況確認」「落とし場所の算定」「スイングイメージ」ですね。そして重要なのは、「パターが打ちやすいところを狙っている」ということです。プロの場合、選択肢がいくつかあって悩む場合がミスになることがおおいですが、例えば「上げるしかない」など、選択肢がない状況で迷いがなければ、かなりの確率で正確なバンカーショットを打てるでしょう。

では、なぜプロはバンカーショットを正確にうてるのか? 苦手意識がないのか? それは、好んで練習しているからなんですね。しかも、バンカーショットは手前をダフっても良いショット(もちろん、限りなく薄く取るショットも練習している)だし、イメージを作りやすく、砂の量、フェースの開く量を調整できる楽しさがあるからなんですね。もちろん、技術的にバンスが使用できるということもあります。(写真右がバンス、左がリーディングエッジ)
CLUB BOUNS.JPG CLUB LEEDING EDGE.JPG

ハンドファースト&フェースオープンでバンスを使ったバンカーショットのクラブの動きはこんな感じになるので参考にしてください。

ちなみに、すくい打ちの方はクラブがこんな動き方になります。

また、ハンドファーストまま打つと、クラブはリーディングエッジが砂に刺さって潜ってしまいますので、これも避けたですね。

バンカーショットは、ショットの中で唯一「カッピング」を使っていいショットです。テークバックの際、通常ショットでは写真左のようになりますが、バンカーショットでは写真右のようにカッピングを使えます。これも、試してみてください!
CAPPING BAD.JPG CAPPING GOOD.JPG

また、状況判断として知っていて欲しいのは、「硬いバンカーと軟らかいバンカー」の差です。「硬いバンカーショット」ではバンスがはじかれないような意識が必要です。ポイントは「フェースを開かない」「ボールポジションセンター」「アウトサイドバック」「フォローはとらない」です。「柔らかいバンカーショット」では、クラブが深く入らないように、フェースを開く意識が必要です。ポイントは「フェースオープン」「ボールポジションはセンターやや左」「アウトサイドフェースオープンバック」「加速させながらフォローを取る」です。

最後に、「そもそも、なぜコースにバンカーを作るのか?」という話ですが、要は「トラップ」(罠)ですね。イギリスのリンクスと呼ばれるコースでは、バンカーはティーグランドから見えないように造られています。しかし、逆をいえば、「ベストルートを攻略させないためにその近くへ作られる」傾向があるのです。つまり、バンカー近くはそのホールの攻略ポイントであることも多いのです。また、「左右のOBまで行かないように助けてくれる」バンカーもあります。「難易度上げ、景観力を向上させるために作成」するバンカーもありますので、ラウンドの際「このバンカーは何のためにあるバンカーなのか」を自分になりに探ってみることで、攻略法が見えてくるかもしれません。ぜひ、その辺も意識してみてください。

総評として、18ホールを通じて1回もバンカーに入らない日があるとしたら、ティーショットからパターまで、安定した最高に近いゲームが出来ていたといえるでしょう。仮に入れたとしても、以上のことに注意してショットにのぞんでいただければ、必ず1回で脱出できます。

ぜひ、試してみてください。次回もお楽しみに!!

<分解写真>

正面写真(左GOOD、右BAD)
アドレス
GOOD BUNKER SHOT1.JPG BAD BUNKER SHOT1.JPG

トップ
GOOD BUNKER SHOT2.JPG BAD BUNKER SHOT2.JPG

インパクト
GOOD BUNKER SHOT3.JPG BAD BUNKER SHOT3.JPG

フォロー
GOOD BUNKER SHOT4.JPG BAD BUNKER SHOT4.JPG

後方写真(左GOOD、右BAD)
アドレス
BACK GOOD BUNKER SHOT1.JPG BACK BAD BUNKER SHOT1.JPG

トップ
BACK GOOD BUNKER SHOT2.JPG BACK BAD BUNKER SHOT2.JPG

インパクト
BACK GOOD BUNKER SHOT3.JPG BACK BAD BUNKER SHOT3.JPG

フォロー
BACK GOOD BUNKER SHOT4.JPG BACK BAD BUNKER SHOT4.JPG

(ゴルフのヒント)

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