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ゴルフ体験主義のイメージ画像

KAZ 69年1月19日生まれ46歳。身長173cm、体重83kg。ゴルフデビュー98年10月。05年夏オフィシャルハンディ取得。現在は『12.8』。ヘッドスピード平均45m/s。持ち球はドローと言いたいところだがフック。好きなクラブはAW。一応、日刊スポーツ社員のサラリーマンゴルファー。ツイッター@kazkawata

新コーナー「小暮博則 ゴルフのヒント!」スタート!!!!

14年05月10日 [00時00分]

どーもです。

KOGURE PRO.JPGこの「ゴルフ体験主義」で「小暮博則プロとの出会い」という記事を3月にアップしたところ、かなりの反響をいただきました。その後、小暮プロと話を進めた結果、な、な、なんとマンスリー企画実施の了解をいただきました!! 「たぷ。プロのつぶやき」に続く新コーナー開始! 小暮プロも我々アマチュアゴルファーの悩みに答えてくれることになったので、ゴルフの悩みがあればガンガン質問しちゃってくださいな!!

小暮プロはPGAティーチングプロかつJGTOツアープロであり、スタック&ティルトⓇ公認ネットワークインストラクターとして活躍。現在、東京赤坂で「PFGA赤坂ゴルフスタジオ」を主宰しています。レッスン体験談は「小暮博則プロとの出会い」を見てもらえばと思いますが、今回初回ということもあり、「小暮プロが考えるレッスンについて」を主体に、先日紹介した「グリップで球筋が変わる!?」についても解説をもらいました!

まずレッスンを受けることについてですが、ど~しても抵抗感ってありませんか? レッスンを受けた方が良いのは頭で分かっていながらも、なぜか拭い切れない抵抗感。ボク自身そんな1人でもあるのですが・・・。その辺を改めて聞いてみました。

「韓国のゴルファーはプロにつく人が多いようですが、日本の場合は自分流を体験してからプロにつく人が多いですね。でも、例えば10年自己流でやって1年プロに習うなら、1年プロに習って10年自己流のほうが、到達点が違ってきます。やはり、基本が大事なんです。悪いクセがついてからだと、このクセを取り除いて正しいスイングに導くことになりますが、この『クセ』というのがやっかいなんです。ゴルフの格言で『どうせつけるなら良いクセをつけろ。悪いクセをつけるくらいなら、練習しないほうが良い』というのがあります」

-確かに、練習場でアマチュアゴルファーを見ていると、いたずらにドライバーをぶっ放している人とか多くて、俗に言う「ヘタ固め」も多いですよね。まぁ、その辺はボク自身人のことはいえませんが・・・

「多くのアマチュアの方は、練習場で真っ直ぐな球を打つことに固執しているよう見えます。だから、『スライスが出るからフェースをかぶせてフックフェースにして打つ』というように、―1に対して+1してやることで0にしようとしています。実は、これが危険なんですね。『なぜスライスが出るのか?』という原因を解決しなければ根本治癒はできませんし、例えばフックフェースにすることで解決した場合、仮にスイングが良くなった場合、今度はフェースをスクエアに戻して打つという行程も必要になります。やはり、たどり着きたいポイントを効率良く目指すためには、そこまで導いてくれる船頭がいたほうが良いでしょうね」

-プロを前にこんなことをいうのも失礼ですが、中には「えっ!?」っていうプロも・・・

「確かに、自分流を押しつけるようなプロコーチもいますが、今はビデオなどを使ってレッスン自体が可視化してきているので、レッスンを受けるほうも実際に目で見て理解できるような内容になってきています。ボクが勉強してきたアメリカでは、1つのゴルフ場に複数のプロコーチが在籍していて、チェンジOKなんです。1人が合わなかった次のプロコーチがついてくれるようなシステムになっていました」

-スイングを変えるというのは時間もかかるし、その間スコアも出なくなるじゃないですか。そうなると、ついつい元に戻してしまったりしませんか。

「そうですね。みなさん、『フィーリングが・・・』って言いますよね。でも、そのフィーリングが間違ったフィーリングなら、これは悪いクセを固めるだけです。スイングを変えるには時間がかかります。実際プロでも時間がかかるのです。あれだけ練習をしているプロが数ヶ月から年単位の時間を要するわけですから、アマチュアの方がそれ以上の時間を要するのは当たり前なんです。その辺も含めてプロコーチがレッスンする必要があると思いますね。スイング改造中にラウンドしてスコアが悪くても、『それはスイング改造の過程で、こういう状態になっているから』とか、状態を説明して理解してもらう必要があると思います。スイング改造している間には、どうしても結果が出ない時期というのがあります。そのフラットゾーンにいる時を耐えられるかどうかが重要ですが、そのフラットゾーンを元に戻らず抜け出して行くためにも、船頭(ガイド役)としてのプロコーチが必要だと思いますね」

-となると、やはりワンポイントレッスンではダメですね。

「一概にダメとはいえませんが、レンジでの30分レッスンなどの場合、その時間でプロコーチは結果を出さなければならないのですから、そうなると根本治癒ではなく、傷に対してバンソーコーを貼るしかないんです。俗に言う『バンソーコーレッスン』にならざるを得ないんですね。スイングを変えるというのは大変なことですが、例えば2年後にいいゴルフをしたいなら、根本治癒が必要でしょうね」

-話は変わりますが、先日研修生のキャディさんにフック防止の緊急避難として、 「グリップで左手親指を5mm左にずらす」というのを教わったのですが、少なくともその時はフックが止まりました。これって、どういうメカニズムなのでしょうか?

「たぶん、フェースローテーションに関わることだと思います。インパクト時、ボールとの衝撃でフェースは開こうとします。この衝撃に負けるとフェースが開いてスライスが出ますが、KAZさんの場合逆にフェースを閉じてくるので、開きやすくなるようにしているんじゃないかと思います」

ということで、実際に左手でクラブを持って、親指を右にずらした状態、左にずらした状態で、小暮プロにヘッドを開く方向に回転してもらうと、右にずらした状態では回転が抑えられ、左にずらした状態で開きやすくなっていました。これ、試してみてください!

「でも、これはまさに『バンソーコーレッスン』ですよ!! KAZさんの場合、フックの要因としてクラブをタテに振る傾向がありますが、これはアドレス時の内肘の向きが問題なんです。KAZさんは特に右手の内肘が正面を向いてしまうので、テークバックでフェースが開きやすいんです。でもフェースを開きたくないから、クラブをタテに上げることで解決しようとしているんですね」
K ARM NG.JPG K ARM OK.JPG

写真左:内肘が正面を向いているボクの例。写真右:正しい内肘の向き。

ここで、小暮プロがおもしろ実験をしてくれました。左が小暮プロ、右がボクです。

①掌と内肘を上に向けて腕を伸ばす
K ARM1.JPG KK ARM1.JPG

②掌を地面に対して垂直にする
K ARM2.JPG KK ARM2.JPG

するとここで、小暮プロとボクの内肘の向きに差があるのが分かりますか? 小暮プロは写真右方向を向いていますが、ボクの内肘は上を向いたままです。ここがポイント!! これを修正するためには・・・

③内肘が写真右方向を向くまで掌も回転
K ARM3.JPG KK ARM3.JPG

④内肘が写真右方向を向いたら、掌を地面垂直まで戻す
K ARM4.JPG KKARM4.JPG

この状態でグリップを作れればクラブをヨコに使え、よりスイングプレーンに近づくとの事でした。

みなさんの内肘は、どっちを向いていますか?

と、いきなりメッチャ長くなりましたが、今後マンスリー企画として小暮プロのコラムを連載します!! 基本的に、皆さんのゴルフに対する悩みや疑問点に答えていく形式を予定しますので、皆さんの悩みを大募集します!! このコメント欄にジャンジャン書き込んでください。実際にスイングを見て欲しい場合、動画をアップしたアドレスをコメントに書き込んでくださいね。

皆さんの参加をお待ちしています!!

(ゴルフのヒント)

コメント(8)

お久しぶりです。最後までじっくり拝見しました(失礼)
これはまたすごく楽しみですね~!

これからの試打レポにレッスン、楽しみにしてます☆

こんにちは

さっそくですが…
最近トップとシャンクが止まりません…というか
まともに当たらなくなりました。
いちおうHC20ですが100切りもままなりません。

クラブフィッティングの際には、
スイングプレーンがフラットでインから入り過ぎている
と指摘されています。

これだけだと漠然としすぎているかもしれませんが
何に気を付ければよいでしょう?

この内肘の話は、レッスン書とかで見たことないですね!
私も猿腕です。深いなー、アドレスって。

こんにちは。
内肘の話とても興味深く読ませていただきました。
私もKAZさんと同じ内肘を完全に正面に向けています。
無理のない程度に内肘を内側へ意識して向けるとすごくインサイドに振り易くなり飛球の安定度が非常に上がりました。
往々にしてあるたまたま調子が良かっただけかもしれないので継続してみようと思います。

新コーナーいいっすね!

mana33さん
コメントくださりありがとうございます。
ゴルファーの皆さんが抱えているなやみや疑問点に新しい視点で応えられたらとおもいます。今後ともお便りをおまちしております。

Kazuhiroさん
こんにちは。
コメントくださりありがとうございます。
トップ&シャンク、フラット&インサイドと原因が既に判明している様です。これ自体、レベルが高いと思います。治すべき原因が分からず、練習されている方が多いので。
さて、本題ですね
バックスイングでの右への体重移動、クラブフェースオープンを注意してください。
次に、ダウンスイングでの下半身の使いすぎからくる、右倒れを矯正しますあす。この二つにより、症状が緩和されると思います。

匿名さん
こんにちは
コメントくださりありがとうございます。
ローテーションは手首や肘で起こりやすく、アドレス時に決まりやすいと言えます。ローテーションを多く使用しても左へ行かない左肘の使い方が上向きだとしたら、今回ご紹介した方法は、レスローテーションと言えます。肘向きとローテーション、クラブヘッド重心距離はセットなので注意が必要です。

だてふさん
こんにちは
コメントくださりありがとうございます。
正面を向く肘の方は、意外と多く見受けられます。
その殆んどが、バックスイングでのローテーションが多く、これに伴いインパクトにかけてのリストターンが強く入る傾向です。
フルスイングが得意、ハーフショットが苦手だとしたら、
体重移動、スイング軸、ローテーションを整えるとスイングが格段に安定します。両肘向き、良かったらお試しください!

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