2009年8月14日
「シマノ鈴鹿」へ向け体をチューニング
富士でのレース「フレンドシップサイクルフェスティバルin富士スピードウェイ」の反省から、自分の体重とパワーのバランスを考えてベストコンディションづくりをしている。あの時の体脂肪率3%という状態は絞りすぎで、必ずしもベストとは言えなかったからね。
以前から分かっていたことだが、特に瞬発力不足で、それを補うために持久力に頼ったレースになりがち。富士の時も早めにスパートを切ることで欠点を補った。でも、結局は作戦の幅が狭くなる。だから、瞬発的なスピードを生むパワーが欲しいというわけだ。そして、パワーを上げるには、やはりある程度の体重(筋肉量とスタミナ)が必要で、ここ1カ月は食事と運動量のバランスに気を配っている。
とにかく、動いては食い、食っちゃ動く。カレーを食った後のデザートにハンバーグも食ったりする。飯も食うけど、甘いものも昔から大好きでケーキも食べるしパフェも食べる。この前も書いたけど、ソフトクリームは火照った身体のクールダウンと水分・栄養補給を兼ねて、よく口にする。
おかげで、体重は1カ月で5キロ増えて体脂肪率も7%くらいになった。出力計に乗って測定するとパワーも少し上がっていて、1カ月間頑張った成果がちゃんと数字になってきたようだ。
でも、ここからさらにファインチューニングしなくちゃいけない。なぜなら、今月末に「シマノ鈴鹿ロードレース」があるからだ。フラットなように見えて意外とアップダウンがある鈴鹿を走るには、今のウエートはちょっと重い。
現地に行かれた方はお分かりになると思うが、鈴鹿の逆バンクから先の上りはかなりの上り。逆に最終コーナーから1コーナーは、ものすごく下っている。余計なウエートは、特に上りで致命傷。あと2週間くらいだから、そろそろまた体重と体脂肪率を落とす段階なのだ。今度はせっかく付いた筋肉量を落とさないように、体脂肪率4~5%くらいがターゲット。食事の質を変えて、夜は脂肪分や炭水化物を減らしてタンパク質を摂るようにしている。
というわけで、今日は鈴鹿サーキットで試走をした。自分がF1マシンで走っていたコースを自転車で走るというのは何だか不思議。F1の時には見えなかったもの、逆にF1だから見えていたもの。とりあえず、130Rは全開で行っときました。自転車だけどね…。
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- 片山右京(かたやま・うきょう)
- 1963年(昭38)5月29日、東京生まれ。元F1ドライバー。91年、F1のラルースチーム(のちに会社名をヴェンチュリ・ランボルギーニに改める)と契約、92年、南アフリカGPでF1デビュー。93年からティレルに所属。94年3月、ブラジルGPで5位に入り、F1参戦3年目にして初入賞。この間の92年6月、「ル・マン24時間レース」にトヨタ車で出場もリタイア。96年12月、ミナルディに移籍したが、97年限りで引退を表明。F1通算95戦、最高成績は5位2回。その後はルマン24時間レース、全日本GT選手権、パリ・ダカール・ラリーに参戦。登山家としても活動、06年に世界第8位のマナスル(8163m)の登頂に成功するなど、8000メートル級の山14座を制覇することを目指している。登山のトレーニングで始めた自転車は同年、シマノもてぎレースの2時間エンデューロ2人クラスで4位。また07年にはエタップ・デュ・ツールを日本人トップで完走するほどのめりこんでいる。165センチ、56キロ。
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