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2009年11月06日

vol.10 紅葉の大菩薩ラインから1472m柳沢峠へ

 コースガイドの第10回は、奥多摩シリーズ第2弾です。第1弾で左折した青梅街道の深山橋を直進し、紅葉の美しさで有名な大菩薩ラインを上って、標高1472メートルの柳沢峠へ向かいます。試走は10月中旬だったので残念ながら紅葉の写真はありませんが、これからの季節は大いに期待できると思います。帰路は折り返すにしろ、塩山方面へ降りるにしろ、豪快なダウンヒルが待っています。

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<コース実走2009年10月中旬>

※エリア 東京都奥多摩町、山梨県丹波山村、甲州市
※コース 奥多摩駅~奥多摩湖~大菩薩ライン~丹波山渓谷~柳沢峠(折り返し)
※距離 約80キロ(往復)
※高低 奥多摩駅から奥多摩湖までの約6キロが上り。奥多摩湖湖畔は平たん。丹波山村は上り基調のアップダウン。柳沢峠手前12キロ付近からピークまでは平均こう配5%後半
※難易度 ★★★★☆

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◇印刷用の地図はこちら

●奥多摩駅から青梅街道を西へ
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 JR奥多摩駅をスタートして青梅街道(国道411号)を奥多摩湖へ。奥多摩湖までは上りで、湖畔の路は平たん。約13キロ先の深山橋はそのまま直進。甲府・塩山を目指す。
 ※深山橋までは標高1146m風張峠へを参照して下さい。

●いきなり緑の中へ
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 左手は奥多摩湖。深山橋を過ぎると、いきなり気持ちのいい風景が目に飛び込んでくる。

●丹波山村へ
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 水色の橋を渡ると、そこは山梨県丹波山(たばやま)村。山梨県の東北部に位置し、人口は1000人に満たない。面積は101・55平方キロメートルだが、全体の97パーセントが山林。あふれる緑に囲まれ、多摩川源流の丹波川が渓谷美を作り出す、自然豊かな静かな村だ。

●大菩薩ライン
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 丹波山村に入りしばらくすると、「大菩薩ライン」の標識がある。奥多摩から柳沢峠を経て山梨・塩山市を結ぶもので、奥多摩湖付近からこう呼ばれている。

●保之瀬第一洞門
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 このあたりまでは緩いアップダウンが続くが、きつい上りはない。気持ちよく走ってこれるに違いない。

●道の駅たばやま
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 奥多摩駅から約22キロ地点に道の駅たばやまがある。この先、自販機はあるが、商店のたぐいはないと思った方がいいので、補給したければ寄ってみよう。ただし、写真からも分かるように、急坂を下りていくことになるので、短いが強烈な上り返しが待っていることは言うまでもないが…。

●丹波山村役場入口
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 深山橋から柳沢峠までで唯一の信号。この┫字を左へ行くと、小菅村役場から松姫峠となりそのまま下れば大月となる。

 ここから道は本格的に上り始める。

●丹波川の渓谷美
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 美しい渓谷美を楽しみながら、のんびりと上りましょう。この季節はこれに紅葉が加わっているはず。

●一之瀬川
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 丹波川はやがて一之瀬川と名前を変える。このあたりになると、川は道のすぐそばを流れ始める。

●柳沢峠まであと12キロ地点
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 建設中のトンネルが貫いている山をぐるりと回ると、「柳沢峠まで12キロ」という標識がある。ここからこう配はきつさを増し、くねくね道となる。

●甲州市に入る
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 ぐいぐいとワインディングを上っていくと、甲州市となる。

●やや色づき始めたか
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 車の通行量も少なく、気持ちのいい道が続いていく。

●柳沢川沿いに上っていく
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 このあたりでは柳沢川と呼ばれているもようだ。川の流れは結構速い。

●一之瀬への分岐
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 一之瀬高原への分岐は直進。

●開けた感じの一之瀬高橋付近
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 きつい直線の上りを上ると突如、山の中とは思えない開けたところに出る。周辺には自販機などがあり、また、この手前には落合キャンプ場、東京都水道局水源管理事務所の落合出張所があり、人里を感じるところでもある。

●峠道が続く
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 落合の集落を抜けると再び、峠道が始まる。

●奥多摩湖 源流の湧き水
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 峠まで残り3キロほどの左手に湧き水がある。標高1260メートルの水源林・多摩川源流の中にある一軒宿「山の湯宿はまやらわ」の前にあり、コップなど置かれて飲みやすくなっている。これからがきつくなるので、ひと休みしてもいいでしょう。

●最後はきつい上りが続く
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 湧き水からピークまでの約3キロは平均こう配が6%台。そして、峠直前はこう配8%、9%と連続して急坂が続く。

●この看板が見えればピークは近い
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 ピークまではあと数百メートル!

●ピーク直前
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 ようやく先の道が沈んでいるのが見える。左手には東京都水源林と刻まれた道標が立っている。このブナ、ミズナラなどの広葉樹を主体とする天然林の山から、地下水が川に少しずつ流れ込んでいき、やがては多摩川の流れとなっていくのだ。

●柳沢峠
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 標高1472メートルの柳沢峠。青梅街道は江戸時代まで大菩薩峠を経由していたが、明治になって柳沢峠経由に変更された。展望は南側が開けている。

●峠の茶屋
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 峠には「柳沢峠茶屋」と駐車場、トイレがある。麦とろめしがおすすめのようだ。

●丹波路を帰る
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 このまま国道411号を直進し、塩山に降りてJR中央線で輪行してもいいし、折り返して逆の風景を楽しむのもいい。どちらにしても豪快な下りが待っている。コース実走の際は折り返したが、同じ道でも方向が違うと新しい発見もあるので面白い。

 実走は10月中旬だったが、このときでもピークでは寒さを感じたので、防寒対策はしっかりとして丹波路の紅葉を楽しんで下さい。


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