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<title>祖母井秀隆「日本人代表奮闘記」 : nikkansports.com</title>
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<title>サッカー人生を支えた写真</title>
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<summary type="text/plain">　グルノーブルは先月、念願の１部残留を決めることができました。ホームの大観衆と喜...</summary>
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<![CDATA[<p>　グルノーブルは先月、念願の１部残留を決めることができました。ホームの大観衆と喜びを分かち合うことができて、本当にうれしく思いました。翌日、自室の整理をしていると、私の若いころの写真が出てきました。撮影してくれたのは、京大などで英語講師をしていた、ペーダーさんという方です。私がこうしてフランスで仕事ができるのも、彼と出会ったからこそなのです。</p>]]>
<![CDATA[<p>　ペーダーさんは学生や社会人のサッカーを撮るのが大好きで、写真を私たちに分けてくれました。当時高校生だった私は、一眼レフで撮った自分のプレー写真をもらえて、本当にうれしかった。励みになった。私は当時、マンチェスターＵに自分を獲得するよう売り込みの手紙を送ったのですが、その時もペーダーさんの写真を同封しました。</p>

<p>　大体大のコーチをしている時も、よく写真を撮ってもらいました。そして９４年に、市原（現千葉）から育成部長として１０年契約のオファーをもらった時「受けるべきだ」と後押ししてくれたのも、実はペーダーさんでした。</p>

<p>　彼はその直後、末期がんで入院しました。最期を母国アメリカで迎えたいというペーダーさんを、私は関西国際空港に見送りに行きました。彼はそこに現れませんでした。自宅を訪れてみると、彼は床を埋め尽くす写真の中で、静かに事切れていました。</p>

<p>　彼のなきがらの横で、私は一晩かけて写真を整理しました。その時分かったのですが、川淵さんも犬飼さんも釜本さんも、やはりペーダーさんに写真を撮ってもらっていました。おそらく私と同じく、写真を励みにサッカーを頑張ったのだと思います。そして今はそれぞれサッカー界の要人として、日本を引っ張る立場になられています。</p>

<p>　もらった写真を見て、私もあらためてペーダーさんへの感謝の気持ちが強まりました。恩に報いるためにも、来季以降に向けてさらに頑張りたいと思っています。（グルノーブル代表）</p>]]>
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<title>嫌がらせ屈せず祖母井流で結果</title>
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<![CDATA[<p>　異国のクラブを、トップとして切り盛りする苦労は、並大抵ではない。グルノーブルの祖母井代表は、ついに念願の１部残留を果たした。だがその道のりは、厳しいものだった。</p>]]>
<![CDATA[<p>　ただでさえ、人件費は１部最低の１２００万ユーロ（約１５億円）と限られ、戦力は劣っていた。今季開幕前にはリーグの経営監視委員会から、経営基盤がもろいとの理由で、新戦力獲得活動の停止処分を受けた。</p>

<p>　祖母井氏と入れ替わりでクラブを去った旧経営陣の影もちらついた。昨年９月には取材を受ける祖母井代表の前に、旧経営陣のボディーガードだったボクシング元フランス王者が割り込んだ。丸太のような腕を誇示し「年間チケットをよこせ」と嫌がらせした。公式グッズ店を強盗が襲ったこともあった。職員が商品を取り返したが、地元警察はまったく動かなかった。</p>

<p>　さまざまな不条理にもめげず、祖母井代表はクラブ改革を進めた。経営のスペシャリストを招き、使途不明金だらけのずさんな経営を立て直した。オシム氏ら豊富な欧州人脈を生かし、安くて優秀な選手も確保した。いまやホームスタジアムは、入場率８９％でリーグ３位の盛況ぶり。当初は「降格間違いなし」と断じた地元報道陣も、クラブと祖母井氏の支持に回った。</p>

<p>　１部残留を果たしたが、祝勝会は全日程終了後に延期に。日本が誇る経営者は「１つ順位を上げれば、賞金が５０万ユーロ（約６５００万円）違う。クラブの来季以降を考えれば、選手には最後まで頑張ってもらわないと」と現実を見据えた。欧州のサッカー界で頑張っているのは、セルティックＭＦ中村、カターニャＦＷ森本ら選手だけではない。（グルノーブル代表）</p>]]>
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<title>１部残留の戦いと共に経営改革着手</title>
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<modified>2009-04-28T01:58:52Z</modified>
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<summary type="text/plain">　２１日のフランス杯準決勝では、消極的な戦いの末に、レンヌに０－１で敗れました。...</summary>
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<![CDATA[<p>　２１日のフランス杯準決勝では、消極的な戦いの末に、レンヌに０－１で敗れました。初タイトルと来季ＵＥＦＡ杯が近づいてきて、選手たちもナーバスになっていたようです。しかし我々は、すぐに気持ちを切り替えなければなりません。チームは最大の目標、１部残留へ向けて、大詰めの戦いに入ります。そして私は来季以降を見据えた、クラブ経営の見直しに着手しています。</p>]]>
<![CDATA[<p>　まずは入場料収入に関する契約の見直しです。私たちのホーム、アルプススタジアムは、今季の入場率が約８９％。これはリーグ３位の高水準です。しかしせっかくの入場料収入が、私が来る前に結ばれた契約のために、ほぼ全額グルノーブル公社に流れています。現在会長代理のバンティエが、契約見直し作業中。来季開幕からは、入場料収入が大きな財源になります。</p>

<p>　マーケティングに関しても、外注業者が長年出費に見合う成果を挙げていなかった。思い切ってスペシャリストをクラブ職員として招くことにします。１部で最も質素とも言われる練習場も、市の協力で近日リニューアル予定。旧経営陣の「置き土産」で、無駄や余計なしがらみが多かったクラブ経営が、これでだいぶ効率的になりそうです。来季以降は積極的な補強ができるくらいの、財政的余裕も生まれるでしょう。あとはチームがきちんと１部に残留してくれれば…。</p>

<p>　先日千葉の元フィジカルコーチのヤン氏が我々のホーム戦を見て「満員で素晴らしい雰囲気。でもこの街は、まだサッカー観戦に慣れていない。悪いプレーがあっても、ブーイング１つ起きない」と話していました。スキーの街グルノーブルに、サッカー文化を根付かせるためには、１部で何シーズンも好成績を挙げないといけません。将来を見据えた、現場とフロント一丸の戦いは、今が正念場です。<br />
（グルノーブル代表）</p>]]>
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<title>チーム上げ潮の時こそ若手育成を</title>
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<modified>2009-04-09T05:53:57Z</modified>
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<summary type="text/plain">　久々に訪れたグラーツの中華料理店に、懐かしい顔ぶれがそろいました。オシムさんに...</summary>
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<![CDATA[<p>　久々に訪れたグラーツの中華料理店に、懐かしい顔ぶれがそろいました。オシムさんに、千葉でプレーしていたマリオ・ハース。ベルデニックさん（元市原監督）も、隣国スロベニアから駆けつけました。</p>]]>
<![CDATA[<p>　話題の中心はグルノーブルのＵＥＦＡ杯“王手”。私たちは先日フランス杯準々決勝で、モナコに２―０で勝ちました。準決勝に勝てば、決勝の相手は多分トゥールーズです。リーグ戦の成績で、ＵＥＦＡ杯出場権を取れる上位クラブ。うちが決勝に進めれば、繰り上がりでのＵＥＦＡ杯出場が確定しそうなのです。</p>

<p>　しかし私はそんなバラ色の未来よりも、クラブの改善すべき点が気になって仕方ありません。先日ザムフィールさん（元市原監督）がＧＭをつとめる、ルーマニアの「ポペスク・アカデミー」を訪れたのも、選手育成を勉強しなおそうと思ったからです。</p>

<p>　千葉の躍進はオシムの手腕と言われますが、最初に１６歳の阿部ら若手の力を見抜き、抜てきしたのはザムさんでした。当時クラブは降格の危機で、彼はサポーターの方から「何でこんな少年たちを使うんだ！」という批判も受けていました。それでも彼は、阿部たちを使い続け、後のクラブ躍進の礎を築きました。</p>

<p>　実は９４年Ｗ杯のヒーロー、ルーマニア代表ＤＦゲオルゲ・ポペスクも彼の教え子です。彼はよく「私は実の子供がいないから、選手たちが子供みたいなもの」と言っていました。今も愛情込めた選手育成で、最近では期待のＭＦストイアンら、ローマに１０代の教え子４人を送り出しました。</p>

<p>　浦和のフィンケさんも、１０代の原口選手らを抜てきしているようですね。結果と並行して、育成を進めるのは大変です。でもトップチームが上げ潮の時こそ、育成をきちんとしないと。黄金期の直後に、世代交代に苦しむクラブの例は、枚挙に暇がありません。</p>

<p>　私もフィンケさんも、ザムさんに負けないように頑張らないと。そしていつか、ザムさんにはまた日本の子供たちの面倒を見てもらえれば、うれしいと思います。<br />
（グルノーブル代表）</p>]]>
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<title>攻撃追求“恋人”フィンケ監督に期待</title>
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<modified>2009-02-24T03:14:06Z</modified>
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<![CDATA[<p>　先日、一時帰国中にフィンケ監督と再会しました。今年から浦和の指揮を執る彼は、実は私にとっても２０年来の“恋人”です。結果重視の考え方が広まり、手堅い戦術を執る監督が増える欧州にあって、結果と同時に美しい攻撃サッカーも追求する貴重な存在。育成面や営業面など、ピッチ外にも気を配られる、視野の広さもすばらしい。彼がフライブルクの監督のころから「いつか一緒に仕事をしたい」と思っていました。</p>]]>
<![CDATA[<p>　昨年２月、うちのバズタレビッチ監督から電話番号を教わり、彼と話す機会を持ちました。その後頻繁に連絡を取り合う仲になり、９月にはホームのボルドー戦にも招待しました。そして私はついに「もしも将来日本に戻ってクラブのＧＭをすることになったら、誰よりもあなたと一緒に仕事をしたい」と打ち明けたのです。しかしフィンケさんはその直後、何と浦和からオファーを受けました。</p>

<p>　私は残念と思うよりも、彼が来日するチャンスの到来を、うれしく思いました。なぜならフィンケさんは、日本に「走るサッカー」を広めたオシムさんと同様に、日本サッカー界全体にいい影響を与えてくれるだけの力、そして哲学をお持ちの方だからです。本人から相談も受けましたが「ぜひオファーを受けてください」と強く勧めました。</p>

<p>　本人も日本で、腰を据えて仕事をするつもりのようです。一部では「フィンケは日本食が苦手で、母国から食べ物を取り寄せている」と言われているようですが、実は日本食が大好き。自宅のリビングには、日本の文化についての本が、何十冊も山積みになっていました。自分だけでなく奥様にも、日本語の特訓コースを受講させています。その姿は、日本を文化面からも分析して、日本人に合うサッカーを追求された、オシムさんにも重なります。</p>

<p>　オシムさんも１人で仕事をすることはできませんでした。フィンケさんにも、周囲の方々の手厚いサポートが必要です。サポーターのみなさんにも、どうか長い目で見ていただきたい。この人は必ず、いい仕事をしますから。浦和がフィンケさんとともに、世界に向けて羽ばたいてくれる日を、楽しみにしています。（グルノーブル代表）</p>]]>
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<title>日本の参考になる欧州カップ戦</title>
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<modified>2009-01-27T01:18:34Z</modified>
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<summary type="text/plain">　まさに薄氷の勝利でした。グルノーブルは２５日、フランス杯１０回戦で６部所属のア...</summary>
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<![CDATA[<p>　まさに薄氷の勝利でした。グルノーブルは２５日、フランス杯１０回戦で６部所属のアマチュアクラブ、グランド・サンテと対戦しました。彼らの本拠である、国内最北端の２万人の街は「１部クラブが来た！」とお祭り騒ぎ。その熱狂ぶりは、前半１２分に“おらがチーム”が先制点を奪った時に、最高潮に達しました。</p>]]>
<![CDATA[<p>　大声援を背に、主導権は常にグランド・サンテ。どちらが１部クラブなのか、よく分からないくらいの試合展開でした。最終的には３点を返し、我々が３－１で何とか勝ちました。それでも試合後は、会場は自軍の大健闘をたたえる、大きな拍手に包まれました。</p>

<p>　ほっとすると同時に、フランスのカップ戦の盛り上げ方に、私はあらためて強い感銘を受けました。まず一戦ごとに抽選を行い、次の対戦相手を決めるやり方が、日本とは違います。どこのサポーターも、次の相手が決まるのを、ドキドキしながら待つことになる。試合の日だけでなく、抽選会の日も、カップ戦の話題が世間を駆け巡るのです。</p>

<p>　抽選自体、１部クラブと下位リーグ所属クラブが対戦しやすい方式がとられる。そして必ず、格下のクラブが、ホームで試合を開催できます。マルセイユやパリＳＧなどビッグクラブを迎え撃つ、小クラブのホームタウンは、決戦まで毎日がお祭り騒ぎになります。</p>

<p>　カップ戦を盛り上げる工夫は、さらにあります。試合用のユニホームは、すべてフランス協会から支給されます。デザインは各クラブ普段どおりですが、胸や袖などには、大会スポンサーの名前が入ります。またピッチ周辺から、ロッカールームの中まで、観客やメディアの目に付くところすべてに、スポンサーのロゴが飾られます。これならスポンサーも、喜んで大会への投資を続けるのではないかと思います。</p>

<p>　千葉でのナビスコ杯優勝は、私にとってとてもいい思い出です。一方で大会自体の盛り上がりには、少し物足りなさも感じていました。一方で欧州では、フランス杯のように権威と盛り上がりのあるカップ戦が、各国に存在します。ではどうやって大会の価値を高めているのか－。日本にとっても参考になる点は、非常に多いのではないでしょうか。（グルノーブル代表）</p>]]>
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<title>フランスサッカー協会総会で感じたこと</title>
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<modified>2009-01-19T04:11:10Z</modified>
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<summary type="text/plain">　先日、ＦＦＦ（フランスサッカー協会）総会に出席してきました。年に２度あるフラン...</summary>
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<![CDATA[<p>　先日、ＦＦＦ（フランスサッカー協会）総会に出席してきました。年に２度あるフランスサッカー界最大級の会合の会場は、パリ市内の豪華なホテル。各クラブの会長さんたちや、州や県のサッカー協会幹部の方たち、約５００人を集めて行われました。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　今回の総会最大の目的は、協会会長など要職の選挙です。会場の大型モニターには、ポストごとに候補者たちと番号が映し出されます。そのたびに私たち出席者は、手元のワイヤレス機器を操作し、票を投じます。３時間ほどの選挙で、エスカレット会長の再選などが次々と決められました。<br />
　出席者の中には、あのプラティニ氏の姿も。ＵＥＦＡ会長職に専念するため、出席は今回が最後です。「フランスのＤＮＳＧ（クラブ経営監視委員会）という仕組みを、ぜひ欧州中に広げたい」とあいさつしていました。またＦＦＦからは、１６年の欧州選手権を誘致する活動を開始する、という報告もありました。<br />
　その後の討議では、選手育成法の改善について、さまざまな意見が飛び交いました。日本では最近まで、フランスの育成法がお手本にされてきました。ですがこちらフランスでは、最近のＡ代表のスランプの一因が、長年の選手育成の不振だとされています。育成環境の不備や、指導者養成の失敗が問題視され「わが国の育成方針では、もう選手は育たない」と改革が求められているのです。<br />
　同様に若手選手の“青田買い”についても、問題提起されていました。今パリ市近辺のアマチームでは、多くの未成年アフリカ人選手がプレーしています。代理人に「プロにしてやる」とささやかれ、母国から夢を追って渡仏した子たちです。プロどころか、仕事にもありつけない彼らの存在は、もはやフランス社会全体の問題になっています。<br />
　育成にしても、アフリカ人選手の発掘にしても、成功例だけが世界に広く伝えられています。ですが実際には、美点だけでなく問題点も非常に多い。「先進国のノウハウを吸収する」という言葉の響きのよさに満足せず、慎重に実情を見極めるべき―。今回の総会で、あらためてそう感じました。（グルノーブル代表）</p>]]>
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<title>学食の「縁」からオシムさんとの「縁」</title>
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<modified>2008-11-25T00:34:40Z</modified>
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<summary type="text/plain">　グルノーブルは今、試練の時を迎えています。チームは非常にいいサッカーをしている...</summary>
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<![CDATA[<p>　グルノーブルは今、試練の時を迎えています。チームは非常にいいサッカーをしているのですが、もう１カ月間も勝ち星がありません（２４日現在２０チーム中１１位）。そんな中、市原で監督をしていただいたザムフィールさんが「ヒデなら大丈夫」と激励の電話をくれました。そういえばリーグ序盤の好調時には「油断しちゃダメ。フランスはそんなに甘くない」とも戒めてくれました。「縁」とは本当にありがたいものです。</p>]]>
<![CDATA[<p>　思えば多くの「縁」に、私は助けられてきました。留学先のケルン体育大の学食で知り合ったのが、後に市原の監督をお願いしたベルデニックさん。その縁で９０年にスロベニアの彼の家を訪れると、近くでユーゴの代表合宿が行われていました。そこで彼が紹介してくれたのが、当時の代表監督、オシムさんでした。</p>

<p>　縁はさらに続きます。０７年にグルノーブルのＧＭに就任した際、私はまずメシャ・バズタレビッチ監督にオファーしました。交渉が難航する中、一番力になってくれたのは、オシムさんでした。彼はメシャとは、ユーゴ代表の監督と選手という縁をお持ちです。アシマ夫人と一緒に、教え子を電話などで説得し、監督就任を決断させてくれました。１年で１部に昇格できたのも、こうして優秀な監督を招くことができたおかげです。</p>

<p>　市原で監督をしていただいたベングローシュさんも、座長を務める欧州コーチ連盟の会議に、毎年招待してくれます。おかげで多くの優秀な指導者と知り合い、意見を交換することができています。かつて市原でプレーしたベンソンやマリオ・ハースも、時折激励の電話をかけてきて、欧州のクラブや選手の情報を教えてくれます。フランスでの仕事は初めてですが、苦しい時にこうした「縁」が支えてくれるのは、非常に心強いことです。恩に報いるためにも、今のスランプを早く脱し、念願の１部残留を果たしたいと思っています。（グルノーブル代表）</p>]]>
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<title>稲本の先生からフランス語特訓</title>
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<modified>2008-11-11T10:30:28Z</modified>
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<summary type="text/plain">　グルノーブルは26日のサンテティエンヌ戦で、２―０と快勝しました！　相手はフラ...</summary>
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<![CDATA[<p>　グルノーブルは26日のサンテティエンヌ戦で、２―０と快勝しました！　相手はフランスきっての伝統クラブ。ホームの熱いサポーターが、大きなプレッシャーをかけてきましたが、選手たちはそれに打ち勝ってくれました。本当に誇らしく思います。</p>]]>
<![CDATA[<p>　試合後には、対戦した松井選手と話をしました。新天地にも、すっかり溶け込んでいるようですね。もうフランス語も上手なようですが、これは非常に大事なこと。フランス人は母国語に強い愛着を持っています。ニュースを見ていると、国際会議でもフランスの政治家だけは、英語ではなく自国語を通訳させていることが多い。外国で認められるには、現地語を覚えることが必要ですが、ここでは特に覚えようという姿勢が問われている気がします。</p>

<p>　私も今年の春に、フランス語の１週間スパルタ特訓に挑戦しました。家庭教師のフィリップの教え方は独特です。期間中は一日中ずっと一緒に過ごし、私に速射砲のようにフランス語をぶつけてくるのです。「意味は分からなくても、聞いて、復唱しろ」と。するとまず音が聞き取れ、次に発音できるようになります。あとは単語の意味を辞書で調べていけば、会話が成立するようになる。</p>

<p>　文法から入る日本の語学教育とは、まったく逆の方法です。しかしこれまで英語やドイツ語を覚えた際よりも、相当速く習得できました。ちなみにフィリップは英語も堪能とあって、フルハム在籍当時の稲本くんの先生でもありました。不思議な縁を感じます。</p>

<p>　言葉を覚えたことで、今ではサポーターからも親しげに話しかけられます。言葉を覚えたことで、ここでの仕事に本気だと分かってもらえた。街に行きつけのお店もできました。フランスでの暮らしも、いっそう楽しいものになりました。</p>

<p>　いつか日本に帰って、Ｊクラブで仕事をさせていただけるなら、下部組織で語学を教える制度を確立したいと思っています。英語などを覚えておけば、後に海外移籍する際の助けになる。もちろんプロ選手になれない子たちにとってもプラスですよね。クラブが世界へ羽ばたく人材育成の一助になれる。そのために、フィリップにはぜひ日本に来てもらわないと。あの恐怖のスパルタ講義を、みなさんにも体験してもらいたいですから（笑い）。</p>]]>
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<title>チーム愛称は「ジェフ」運命感じて努力</title>
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<modified>2008-11-11T10:31:05Z</modified>
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<summary type="text/plain">　千葉の元チーム統括本部長が先進の地で活躍している。フランス１部リーグ・グルノー...</summary>
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<name>admin</name>

<email>terus@syun.co.jp</email>
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<![CDATA[<p>　千葉の元チーム統括本部長が先進の地で活躍している。フランス１部リーグ・グルノーブルの祖母井（うばがい）秀隆代表（５７）は、昨季ＧＭとしてクラブを初の１部昇格に導いた。経営責任者になった今季は、チームが開幕から上位争いに加わるなど、らつ腕をふるっている。欧州主要リーグ１部では初めての日本人首脳として、クラブを切り盛りする同代表の奮闘ぶりを、代表自らの言葉で伝えます。</p>]]>
<![CDATA[<p>　日刊スポーツの読者のみなさん、はじめまして。グルノーブルの祖母井秀隆です。チームは２７日、名門パリＳＧにアウェーで１―０と勝つことができました。これでＵＥＦＡ杯出場圏内の４位に浮上しました。クラブ初の１部ながら、上位争いを続けることができています。</p>

<p>　現場は順調なスタートを切ったのですが、我々経営者は、実は開幕前に大きな試練を迎えていました。リーグの経営監視委員会から「１部を戦う上で経営に不安がある」と指摘され、１部昇格を取り消されそうになったのです。問題として指摘されたのは、０４年に日本のＩＴ関連企業インデックス社が経営参画して以来、高額の削減可能な出費があったこと。クラブはマゼ前会長に退任していただくことを決め、経営環境を変えたことで昇格が認められました。僕が代表職についたのは、そういった流れがあったからです。</p>

<p>　日本人関係者の紹介でＧＭに就任した昨季から１部昇格までも、道のりは厳しかった。まず前シーズン５位と好成績を残したプリカン監督に退いていただき、現役時代にオシムさんの教えを仰いでいたボスニア人のバズタレビッチ監督を招きました。監督だけは自分がよく知っている人物を選ぶという、千葉時代からのポリシーに従ったのですが、これがサポーターの猛反発を呼んだ。フランス人の経営陣とも意見が一致せず、思うようにクラブを動かせない歯がゆさも味わいました。</p>

<p>　それでもサポーターと直接対話することで、だいぶチームの方針をご理解をいただけるようになりました。昇格の際にスタンドから「ウバガイ」コールをいただいたのは、サッカー人生の中でも最も良い思い出の１つです。今季からは、１部のソショーでクラブ経営のエキスパートだったピエール・バンティエ氏を会長代理として招くこともできました。有能な現地の方たちとの共闘体制も、ようやく整いました。</p>

<p>　グルノーブルの愛称は、僕がかつて在籍した千葉と同じ「ジェフ」。ここで仕事をすることには、何か運命的なものを感じています。この大事なクラブを、何とか１部残留に導けるよう、精いっぱい努力していきたいと思います。（グルノーブル代表）</p>]]>
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