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2009年11月19日

長谷部を高く評価/アジア杯予選

<アジア杯最終予選:日本4-0香港>◇18日◇A組◇香港

 09年最終戦を終えて、日刊スポーツ評論家のセルジオ越後氏(64)と沢登正朗氏(39)が、岡田ジャパンのこの1年を振り返った。沢登氏がFW岡崎を今年のMVPにあげれば、越後氏はMF長谷部を高く評価。順調な強化ができていないという越後氏に対して、沢登氏はW杯本番に向けての手ごたえを口にした。

 越後 勝って当たり前の相手に、ダラダラした試合だった。シュートは枠に飛ばないし、ゴール前でチャンスがつくれない。大勝しても中身はない。1-0のままで終わった方が、反省できて良かったね。

 沢登 ホームの香港は元気がよく、難しい試合になるとは思いました。日本は運動量が少なく、攻撃のリズムも同じ。センターバックとFWが固定されて、チームに刺激がなくなっていることも心配です。

 越後 W杯前の大事な1年を締めくくるには、悲しい試合だよ。今年は最終予選も2位通過だったし、ドイツ大会からのレベルアップもなかったね。

 沢登 確かに予選はギリギリ。試合ごとの波も大きかった。ただ、サッカーの質の部分ではドイツ大会よりも上だと思います。予選に関して言えば、最大の目標はW杯出場ですから。

 越後 W杯出場権をとった後も、強化は進まなかった。国内ではボロボロの相手と試合をして、外に出てもいい結果は出せない。本番に向けて、手ごたえはなかったんじゃない。

 沢登 僕は手ごたえを感じた部分もありました。オランダ戦は0-3で負けたけれど、前半はいけるかもと思った。技術、戦術的にも負けていなかった。決定的なチャンスもあった。

 越後 強い相手を求めて出て行けば、それなりに得るものはある。でも、スポンサーのために国内でも試合をしなければいけない。協会やJリーグが、もっと強化を真剣に考えないと。

 沢登 確かに、強い相手とできない悩みはある。でも、岡田監督は試合ごとに掲げたテーマに沿った戦いをしている。これは評価できますよ。

 越後 今年一番良かったのは長谷部。コンスタントに高いレベルでプレーしていた。ドイツで活躍しているだけのことはある。長谷部以外には目立つ選手はいなかったね。

 沢登 今年の収穫は岡崎ですよ。何しろ結果を出している。反転のうまさ、相手DFの裏を突くタイミング。周囲とも合ってきて、決定機も多くなっている。

 越後 ただ、岡崎はW杯レベルの相手から点をとっていない。本人も勘違いしないことだ。もう本番まで新しい選手も出てこないだろうし、岡田監督も入れる気はないんだろう。だから、今の選手が頑張るしかない。

 沢登 僕は徳永に期待しています。長友や駒野もいいけれど、スピードとパワーもあるし、守備面では上でしょう。それから、東京のFW平山ですね。本番では高さが絶対必要。来年に向けて、期待しています。


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セルジオ越後 ちゃんとサッカーしなさい
セルジオ越後(せるじお・えちご)
 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。

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