2009年06月08日
負けて見つかるものがある
これからが、南アフリカへの本当の勝負。1年間でどういう「足し算」ができるかが、大事なんだ。まずは強い相手と試合をすること。メンバーをそろえた強豪と対戦して負ける。その中から通用すること、足りないことを見つける。キリン杯のように中途半端な相手と試合しても、強化にはならない。それには、協会が動くことだ。岡田監督がいくら「強いところと」と望んでも、試合を決める協会が本腰を入れないと。
ジーコ監督は「世界を驚かせる」と言ったし、反町監督は「メダルを取る」と宣言した。ダメだったのは監督の責任だけじゃない。弱い相手とやって「日本は強い」と錯覚しただけ。このままじゃ、4年前と何も変わらないよ。今の代表には進化が見られない。本番で対戦する相手は、ウズベキスタンより確実に上。出るだけでは、もう誰も満足しないよ。南アフリカで勝つために、本当に大切なのはこれからなんだ。(日刊スポーツ評論家)
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- セルジオ越後(せるじお・えちご)
- 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。
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