2009年05月28日
不安隠れる心配な大勝/親善試合
<国際親善試合・キリン杯:日本4-0チリ>◇27日◇長居
いい試合だったし、ファンも楽しんだだろう。山田など、見どころもあった。大阪の選手がたくさん出たし、岡田監督自身も大阪出身だから、スタンドのファンも喜んだはず。スポンサーへのノルマを果たすための試合だが、イベントとしては楽しかった。
でも、勘違いをしてはいけない。いつものパターンというやつだ。相手は欧州組抜きでベストメンバーにはほど遠かった。攻めてきてくれるから、カウンターでゴールしやすかった。これはこれ、予選とは全然違う。アウェーの真剣勝負となるウズベキスタン戦で、同じようなゲームはできない。
2月のフィンランド戦は5得点したけれど、続くオーストラリア戦はノーゴールだった。その時も言ったけれど、今回もこの試合は忘れた方がいい。岡崎や本田は確かによく見えた。でも、大事なのはウズベキスタン戦でどうかなんだ。
心配なこともある。玉田はコンディションがよくなかった。中村俊の状態はどうなのか、闘莉王のケガは大丈夫か。大勝した時は、悪いところが見えなくなってしまうものだ。サービスで若手を出しても、ウズベキスタン相手に試合をするのは違う選手なんだから。(日刊スポーツ評論家)
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- セルジオ越後(せるじお・えちご)
- 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。
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