2009年01月13日
レベル低下、協会が強化策を
<高校サッカー:広島皆実3-2鹿児島城西>◇12日◇決勝◇国立
国見の平山以来のスター選手の登場で、久しぶりに盛り上がった。ただ、決勝の両校の力の差は大きかった。全員のレベルが高く、しっかりしたコンセプトでプレーした広島皆実に比べて、鹿児島城西は1人の能力に頼りすぎ。ストライカー以外は、すべての面で広島皆実が上だった。
決勝は良かったけれど、大会全体のレベルとなると今後が心配。確実に高校生のレベルは下がっている。高校からJリーグに行った選手が活躍できないのが、それを表している。多くの選手がJクラブなどのジュニアユース出身。ユースに上がれない選手が、この大会に出ている。これでは、レベルは上がらないよ。
すでに、中学校のサッカーは崩壊寸前。次は高校生だよ。日本協会がやらなきゃいけないのは日の丸(日本代表)の強化だけじゃない。クラブユースの選手が高校の試合にも出られるようにするとか、真剣に高校世代の強化を考えるべきだ。「盛り上がって良かった」だけでは、レベルは下がっていく一方になる。(日刊スポーツ評論家)
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- セルジオ越後(せるじお・えちご)
- 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。
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