2008年06月15日
高さ通じぬ時に打開策あるのか
<W杯アジア3次予選:日本3-0タイ>◇14日◇2組◇バンコク、ラジャマンガラ・スタジアム
高温、アウェーだったが勝って当たり前の相手に勝ち点3。だが、相変わらず日本得意のセットプレーからの得点だけだった。結果的に高さで制圧したわけだが、巻か矢野を最初から起用する選択はなかったのかな? リバーシブル2トップ? の闘莉王、中沢の高さに救われたのは皮肉だったんじゃないかな。
日本選手の動き、展開力がなかったね。疲れなのかもしれないが、コンディションは悪かった。攻撃の継続性も見られなかった。GK楢崎、DF中沢、闘莉王、MF中村俊、遠藤以外は固定されていないんだろう。まだまだお試し期間のようだ。松井にしてもスキルはあるが、ゴールやアシストをして評価される選手だろう。90分間戦わせないと。香川も動くが形になっていなかった。
オシム監督時代と比較して成長していないし、選手も育っていない。選手層が薄いんだ。特に前線の選手と両サイドの選手がいないのは最終予選へ向けて心配だね。闘莉王、中沢の高さや強さが通用しない場合も当然あるだろう。その時の打開策があるのかどうか? 最終予選に進んだとしても、苦しむことは間違いない。(日刊スポーツ評論家)
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- セルジオ越後(せるじお・えちご)
- 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。
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