2008年05月28日
テストが中途半端、もっと俊輔に任せるべき
<国際親善試合キリン杯:日本0-0パラグアイ>◇27日◇埼玉ス
状態が良くないと思われる俊輔を起用したのであれば、すべてを任せた方が良かった。徹底的にボールを回して、ゲームを組み立てさせるべきだったんじゃないかな。このチームでの俊輔の位置を確認するためにも必要な方法だったはずだ。中盤の選手のひとりという役割では、次のオマーン戦を戦うために、何が必要で、何ができるのかというテストすらできなかった。すべてが中途半端に終わってしまった。
岡田監督が、この試合で俊輔に何をさせたかったのかが伝わってこなかった。俊輔自身もそうだったんじゃないかな。プレーに気迫が感じられなかった。監督の意志さえあれば、他の選手にしても、俊輔がボールを持った位置、状況でどう動くべきかを考えただろう。
俊輔が加わったこのチームで、中盤は誰と組ませたらベストなのか? 何をさせたら得点に結び付くのか? どうしたら勝てるのか? を俊輔に試合を任せることで試してほしかった。準備不足でオマーン戦に臨まなければならない点が気にかかる。この時点でハラハラドキドキは勘弁してほしい。
(日刊スポーツ評論家)
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- セルジオ越後(せるじお・えちご)
- 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。
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