2008年02月24日
中沢がいなかったら…
<サッカー:東アジア選手権(男子)日本1 - 1韓国>◇23日◇中国・重慶
優勝を狙いにいった大会だったはずだが、岡田監督の選手起用にはそれが感じられなかったのが残念だった。3試合を通じてリスクを冒して勝ちにいくという姿勢があまり見られなかった。勝たなければ優勝できない韓国戦でも3トップとはいわないが、少なくても2トップで攻め勝つ意思表示が欲しかった。
結局、1点しか取れないチームになってしまったようだ。先取点を取れれば良いが、取られてしまうと、北朝鮮戦や韓国戦のように負けはしないが、追い付くのが精いっぱい。突き放すための決定力は相変わらずないまま。
大会を通じて、守りの中沢だけが光っていた。中沢がいなかったら、失点がもっと多くなっていただろう。お寒い限りで、中沢が目立たないようなチームにならなければ、成長したとはいえない。ベストメンバーではなかったが、相手も条件は同じはず。
先に向けてのテストが大きな要素だったのかも知れないが、内田、安田、田代らが果たして、ポジションを確定することができたのだろうか? 3月のアウェーでのバーレーン戦は精神的なプレッシャーの中で戦うわけだが、正直、このメンバーでは不安だろう。(日刊スポーツ評論家)
- セルジオ越後(せるじお・えちご)
- 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。
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