2008年01月27日
次こそ“開幕戦”もっと色を
<国際親善試合・キリンチャレンジ杯:日本0 - 0チリ>◇26日◇国立
寒~い(内容)、低~い(レベル)試合だった。岡田監督に期待し過ぎていたのかもしれないが、考えてみれば、メンバーも内田以外はオシム監督時代と同じ。監督が代わってもサッカーは変わらなかったようだ。監督が代わっても強くならないのは当然といえば当然か。休み明けの選手のコンディションは良くなかった。高原も本調子にはほど遠かった。
特に前半はひどすぎた。あれじゃ、アジア杯でも簡単に負けていたね。ゲームの組み立てもサイド攻撃もなく、後ろからの押し上げもなく、2トップだけでは孤立するのも当たり前。後半、チリは交代選手なしで、日本が交代し、相手が疲れている中、DF陣の裏を突きチャンスをつくったが、相変わらずの決定力不足。この課題は岡田監督やオシム監督の責任ではなく、日本サッカー界の永遠の宿題だ。
次が岡田監督の開幕戦と思って期待したいね。メンバー的には変わらないが、選手の組み合わせ、戦い方で岡田色を出してほしい。チリ戦と同じようでは、W杯予選のホームでのタイ戦も本当に心配になってくるよ。岡田監督で大丈夫という試合内容を期待するしかない。
(日刊スポーツ評論家)
- セルジオ越後(せるじお・えちご)
- 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。
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