2008年01月15日
サッカー界の先細りに目を向けろ
<高校サッカー:流通経大柏4-0藤枝東>◇決勝◇14日◇国立
流通経大柏と藤枝東にはチームとして体力差があった。ボールの奪い合いでも柏の方が支配していた。大前がJリーグに行くようだが、レギュラーを奪えるかどうか? 大活躍しても、これから先が本当に試される時間となってくる。頑張って欲しいね。
決勝を戦ったメンバーでJリーグに行くのは1人だけらしいが、寂しい。今年だけではなく、しばらく谷間の世代が続いているのは事実だろう。この世代で世界に飛び出して行くような選手が出てこないと日本サッカー界の先行きは明るくない。
この状態を打開するには、本当に強いチーム同士が競い合ってレベルを高めていく必要がある。地域差や学校、クラブの枠を超えたところで真剣に考え直す時期にきている。サッカー関係者は誰も現状維持派のようで、観客は集めることができても、サッカーのレベルが全体的に先細ってきているのを先送りして知らんぷりしている。
(日刊スポーツ評論家)
- セルジオ越後(せるじお・えちご)
- 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。
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