2008年01月03日
08年は結果を出せ!
08年はスケジュール的には活気づく年にならなければいけない。北京五輪には全力でメダルを取りに行ってもらいたい。五輪の結果が、その後の日本サッカーに影響する。応援している人たちも、もう参加するだけでは満足できない。北京料理を食べてくるだけでなく、お土産(結果)を求められていることを意識しなければならない。
予選をやっとクリアしたが、本大会ではオーバーエージを含めてベストチームを編成し、組み合わせが決まり次第、強化と情報収集を綿密にして結果を出さなければ駄目だ。五輪代表メンバーと結果が、今後の日本サッカー界を左右するといっても過言ではない。この五輪メンバーから日本代表に何人も上がっていかなければ、日本サッカーの将来に不安が出てくる。
五輪の次は日本代表だ。W杯3次予選は、相手から考えても通過しなければいけないだろう。甘く考えてはいけないが、ここらで落ちては、日本サッカーに明日はないよ。最終予選クリアも義務付けられている。日本がW杯出場の常連国になって、アジアをリードしていく立場をキープしていかなければ。日本サッカーが先進国に追いつくためにも絶対に必要な条件だ。
クラブチームも今年はACLに3チームも出場できるんだから、日本勢の連覇を目指せ。浦和は世界と戦って得た厳しさと喜びを知っただけに、連覇し、世界へ再チャレンジするシーンを見てみたいものだ。
日本を世界への道へ引き上げたJリーグの実力を再度あげて欲しいね。ぬるま湯状態のような現状から、外国人枠を撤廃するような厳しい状況をつくり出して、日本人選手に危機意識を持たせ、実力をアップさせなければ駄目だ。Jリーグからスポンサーが何社か撤退したが、関係者は危機感を持っているのかな。入ってくる金額に変更ないだろうが、一気にサッカー熱が冷めてしまう恐れだってある。冷め切ってからでは遅い。現状を分析、反省し、将来に生かすべきだ。
(日刊スポーツ評論家)
- セルジオ越後(せるじお・えちご)
- 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。
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