2007年12月08日
オシム流引きずるのやめろ
<日本代表の新監督岡田武史氏が会見>
会見をテレビで見て、岡田武史監督が心配になったよ。日本代表の新監督誕生なのに、新鮮味がないんだ。どうしてもオシム監督を引きずっている感じだ。岡田監督はスペアじゃない。加茂監督から代わった前回とは状況が違うよ。「オシムイズム」を継承するかは、岡田監督が決めること。周囲が考えることじゃない。
スタッフも同じ。スタッフは監督が決めるのが常識でしょう。総理大臣も代われば、新しい内閣ができるんだ。同じスタッフでオシム色を出したいなら、岡田監督ではなく大熊コーチか反町U-22代表監督を昇格させればいい。岡田監督を選んだのなら、信頼して任せるべき。「勝ったらオシムのおかげ、負けたら岡田の責任」というのでは、岡田監督がかわいそうだよ。
交代の原因が病気だったから、これだけ騒がれた。でも、この時期に監督が代わることは、世界的には決して珍しくない。緊急事態でも何でもない。韓国は7日、オーストラリアだって6日、新しい監督が決まったばかりなんだよ。トルシエ、ジーコと4年間同じ監督に任せたことで、日本はマンネリ化したんだ。
日本代表の監督がオシムから岡田に代わった。それだけだし、それ以上のものはない。ただの監督交代なんだ。いつまでも前監督の後を継ぐというイメージを残すべきじゃない。協会も、メディアも、いいかげんオシムを引きずるのやめなきゃいけない。でなければ、岡田監督の存在感はいつまでたっても出てこない。
- セルジオ越後(せるじお・えちご)
- 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。
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