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2011年1月25日

カギは本田の守り/アジア杯

 日韓戦の試合を分けるポイントの1つとして、本田圭の守備力が挙げられると思います。韓国はボランチの奇誠庸が攻撃の起点になります。攻撃の多くが彼を経由しており、韓国の得意のサイドからの攻撃も、彼の大きなサイドチェンジから形づくられることが多い。

 奇誠庸とマッチアップするのが、基本的には本田圭になります。右の岡崎は韓国DF李栄杓、左の香川はDF車ドゥリをケアする比重が増えるため、本田圭は攻撃の選手ではありますが、韓国の攻撃の「スイッチ」になる奇誠庸を抑えることが必要不可欠です。

 準々決勝の韓国―イラン戦で勝負を分けたのも、韓国がイランの「スイッチ」MFネクナムを抑え、イランが奇誠庸を自由にさせたから。奇誠庸のパスワークがあったからこそ、韓国が優位に試合を進められたと思います。それほど、奇誠庸は重要な選手です。

 最近の本田圭は、飛躍的に守備への意識が高まりました。DFラインまで戻って守備をしながら前線にも飛び出す。攻守の切り替えの速さは特筆できます。本田圭の攻撃力はもちろん、守備力が勝利への鍵になるはずです。(日刊スポーツ評論家、テレビ朝日報道ステーションキャスター)


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沢登正朗「ピンポイント」
沢登正朗(さわのぼり・まさあき)
 1970年(昭45)1月12日、静岡・富士宮市生まれ。東海大一、東海大で全国制覇し、92年に清水入り。MFとして05年に引退するまで清水一筋で活躍した。J通算381試合85得点。日本代表Aマッチ16試合3得点で、93年のW杯最終予選では「ドーハの悲劇」を経験した。テレビ朝日報道ステーションキャスター。

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