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2009年10月11日

2トップで生きる森本/親善試合

<親善試合:日本2-0スコットランド>◇10日◇日産ス

 森本は最前線での時間の使い方がうまい。自ら前に出るタイミングが速いと感じると、瞬時に判断し、時間を置いて待つことができる。タイミングを計ることができるFWは、パサーとしてボールを出しやすい。どちらかと言えば、岡崎や大久保は自分のタイミングのみで飛び出すため、オフサイドにもなりやすいが、森本は非常に少ない。今の日本代表FW陣にはない、大きな魅力だろう。

 森本は2トップになって持ち味を出していた。途中出場直後の1トップ時には孤立し、良さが半減していたと感じた。大久保が入って2トップになってからは連係を図って、敵DFが空けたスペースを突いた。DFを背負ってもボールキープし、タメもつくった。半転して前を向く迫力もあった。欲を言えば、もっともっと強引にシュートを狙ってもいい。ペナルティーエリア付近でフリーの味方選手にパスを出すケースが多かった。

 本田のゴールは、森本が敵DFが目の前にいてもシュートを放って生まれたもの。最前線であれだけの実力をみせれば、FWとして強引にいっても構わない。岡崎だけでなく、森本が台頭していくことで、世界と戦う上で必要な攻撃力がついてくるだろう。(日刊スポーツ評論家、テレビ朝日報道ステーションキャスター)


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沢登正朗「ピンポイント」
沢登正朗(さわのぼり・まさあき)
 1970年(昭45)1月12日、静岡・富士宮市生まれ。東海大一、東海大で全国制覇し、92年に清水入り。MFとして05年に引退するまで清水一筋で活躍した。J通算381試合85得点。日本代表Aマッチ16試合3得点で、93年のW杯最終予選では「ドーハの悲劇」を経験した。テレビ朝日報道ステーションキャスター。

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