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2009年10月09日

誰よりも早く…オランダ遠征生かした岡崎/アジア杯予選

<アジア杯最終予選:日本6-0香港>◇8日◇A組◇アウスタ

 岡崎はオランダ遠征の経験が生きているという印象を受けた。もともとゴールへの嗅覚(きゅうかく)や、パスの受け方は天性のものを持っている。ただオランダやガーナと対戦した時には、もともとスピードがないだけに、身体能力にたけたDFに阻まれることも多かった。判断の速さや飛び出しのタイミングを、さらに高める必要を感じたはず。香港戦では、そうした意識の高さを随所に感じることができた。おいしいゴールを決めているようにも見えるが、いつも感覚を研ぎ澄ませているからこそ、誰よりも早くこぼれ球に反応できる。

 長い距離を走る勝負になっては、W杯に出てくるようなスピードのあるDFとは分が悪い。だが5メートル、10メートルの勝負であれば、スタートの良さで十分勝つことができる。この調子でプレーを磨けば、岡崎はW杯でも得点を量産できるはずだ。

 チーム全体については、両サイドのDFがMFやFWとの連係から、中央に切り込む形などが目を引いた。サイド攻撃はオランダから持ち帰った課題の1つ。香港戦直前も入念に練習が繰り返されていた。実戦のピッチ上でも、改善への努力を見てとることができた。


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沢登正朗「ピンポイント」
沢登正朗(さわのぼり・まさあき)
 1970年(昭45)1月12日、静岡・富士宮市生まれ。東海大一、東海大で全国制覇し、92年に清水入り。MFとして05年に引退するまで清水一筋で活躍した。J通算381試合85得点。日本代表Aマッチ16試合3得点で、93年のW杯最終予選では「ドーハの悲劇」を経験した。テレビ朝日報道ステーションキャスター。

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