2009年9月10日
選択肢増えた/親善試合
<国際親善試合:日本4-3ガーナ>◇9日◇オランダ・ユトレヒト
日本は布陣を4-4-2に変更したことで、オランダ戦での課題が修正できたのではないか。ガーナのDFラインを背負った前田らFW陣が縦パスを受け、そこからパスを展開する良い流れがあった。オランダ戦で乏しかった敵DFの背後を突く意識も高く、前半から決定機が多かった。W杯予選の日本は4-2-3-1布陣が基本。今回はFW数が1枚から2枚に増えたことで、パスを出す幅が広がった。中村憲らMF陣も前線に飛び出し、何人もの選手が連動していた。
4-2-3-1布陣は岡田監督が考える戦い方に適している。前線から激しく守備ができ、敵陣でボール奪取しやすい。しかし両サイドはロッベン、ファンペルシー(ともにオランダ)のような世界トップの速さがある訳ではない。即座に攻撃に転じ、敵DF陣を切り崩していけない。今回、4-4-2でも十分に通用することを示せた。相手や展開によって両布陣を使い分ける方が得策だろう。
強豪との2戦で立ち上がりから良い形で主導権を握ることができた。あとはガーナが疲労で動けなくなってからのゴール量産ではなく、前半の良い流れの時間帯で得点が欲しい。前半15分の中村憲の敵GKとの1対1など決定機で得点してもらいたい。いつも敵が終盤で疲れるわけではない。確かに4得点は収穫だが、決して手放しでは喜べないと思う。(日刊スポーツ評論家、テレビ朝日報道ステーションキャスター)
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