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2009年8月23日

岡崎DFとの駆け引き向上/J1

<J1:清水5-1磐田>◇第23節◇22日◇アウスタ

 W杯アジア最終予選後、岡崎の運動量は明らかに増している。攻撃では相手DFの背後を突く動きの回数がこれまで以上に増え、ただ直線的に走るだけでなく、一瞬のタメをつくって相手DFとの駆け引きした上で一気に出ていく巧みさが出てきた。守備でもしつこく追いかけ、相手DFからボールを奪う。球際も迷いなく突っ込んでいる。その運動量が夏になっても90分間、まったく落ちない。W杯予選の経験と自信で、セールスポイントにさらに磨きがかかっている。

 日本で際立っているプレーを9月の日本代表のオランダ遠征で試してほしい。大型DFには通用する部分が多いと思うが、逆に通用しない課題も見えてくるだろう。テベス(マンチェスターC)アグエロ(Aマドリード)ら同じタイプの世界トップクラスのFWは、今の岡崎のようなプレーを当たり前のようにやる。W杯本大会を勝ち上がるためにも岡崎にはオランダ遠征で出た課題を得て、さらに成長を続けてほしい。

 前田もポストプレーに磨きがかかった。岡崎らとは違う持ち味でゴールを量産していることも興味深い。人材難と言われる代表FWに入る実力は十分ある。岡田監督の目の前で得点したことも大きなアピールになっただろう。(日刊スポーツ評論家、テレビ朝日報道ステーションキャスター)


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沢登正朗「ピンポイント」
沢登正朗(さわのぼり・まさあき)
 1970年(昭45)1月12日、静岡・富士宮市生まれ。東海大一、東海大で全国制覇し、92年に清水入り。MFとして05年に引退するまで清水一筋で活躍した。J通算381試合85得点。日本代表Aマッチ16試合3得点で、93年のW杯最終予選では「ドーハの悲劇」を経験した。テレビ朝日報道ステーションキャスター。

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