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2009年6月18日

言い訳するな/W杯予選

<W杯アジア最終予選:オーストラリア2-1日本>◇17日◇A組◇オーストラリア・メルボルン

 オーストラリアから激しいプレッシャーがあったわけではないが、日本はほとんど持ち味を出せていなかった。敵陣でボールキープできず、ボールコントロールのミスやパスミスも目立った。攻撃でも連動したプレーもまったく言っていいほど見られなかった。中村俊や遠藤らが不在で、いつもの中盤ではない。DFラインには主将の中沢もいなかった。しかし、彼らがいたら…などと思われるような日本代表ではいけないと思う。

 岡田監督は今いる選手の中でベストメンバーだと信じて送り出している。選手もメンバーに選ばれたという責任感を持って欲しい。たとえ選手が代わっても同じようなレベルで戦えなければ、W杯で躍進することはできない。中沢に代わって阿部は久しぶりにDFで先発出場したと思うが、ケーヒルにマークを外されていた。ボールウオッチャーになってしまったのか、ピッチの足場が悪くて出足が遅れてしまったのか。原因は分かっていると思うので、今後の課題として受け止めて欲しい。

 日本の得点もセットプレーからだった。レベルが高くなればなるほど、セットプレーでの得点や失点が試合を大きく左右する。2失点は悪い見本のような奪われ方をしたのだから、W杯に向けた教訓として受け止めなければならない。(日刊スポーツ評論家、テレビ朝日報道ステーションキャスター)


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沢登正朗「ピンポイント」
沢登正朗(さわのぼり・まさあき)
 1970年(昭45)1月12日、静岡・富士宮市生まれ。東海大一、東海大で全国制覇し、92年に清水入り。MFとして05年に引退するまで清水一筋で活躍した。J通算381試合85得点。日本代表Aマッチ16試合3得点で、93年のW杯最終予選では「ドーハの悲劇」を経験した。テレビ朝日報道ステーションキャスター。

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