日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムのサッカーページです。

  • 日刊スポーツIDについて


ここからこのサイトのナビゲーションです

共通メニュー

企画特集


2008年2月13日

岡田ジャパン大勝の陰で見えてきた課題

kengo080206.jpg

<W杯アジア3次予選:日本4-1タイ>◇2組◇2月6日◇埼玉
 岡田ジャパンの本番初戦がタイと行われた。久方ぶりの更新となるが、こちらをレポートしたい。また、長らくお待たせしたことを最初にお詫び申し上げたい。

 この試合はW杯の3次予選ということで、結果がすべての「本番」であるし、その結果も4-1と点差も離れ、よい試合だったように見える。私ごとになるが、ここ1年程ずっと本業が忙しく、なかなか時間が取れなかったのだが、今回も仕事の都合上リアルタイムでは見れず、結果を知ってからの録画観戦であった。よって、日本が点差通りタイを圧倒したのかな、という先入観のもとに試合を見始めたのだが、率直に言って、点は入ったが眠い試合だった。失点のシーンは実に初歩的なミスであったし、攻撃面でもセットプレーから3点が入ったが、流れの中では遅く、創造性に乏しく、見るべきものは少なかった。岡田ジャパンが今後アジア・世界の強豪に対して、どのように戦っていくのか、その糸口はまだ見えて来なかったように思う。

★初歩的なミスからの失点

 遠藤の鮮やかな得点シーンの直後の22分に失点したが、これは集中力というか、守備の基本的な連係が取れていないことを如実に示していたように思う。マンツーマンディフェンスの崩し方の基本的な形の1つに、相手のDFを重ならせるというのがある。つまり、あえてFWが味方FWに寄っていくことで、それぞれについているDFのポジションを重ならせ、前線にスペースを作るのだ。そのスペースに、2列目の選手が飛び込んでいけば、ビックチャンスになりやすい。
 今回は、8番の選手(MFスチャオ)が前線で阿部を引き連れたまま、中沢に向かって走り、ぽっかり空いたスペースを14番(FWティーラテープ)が使って、シュートを打っている。ティーラテープはその後ろに居た13番(MFスティー)からパスを受けているが、スティーには日本の選手が2人付いており、中沢もマークする選手を持っていないため、数的優位はあった状況だ。だが、阿部と中沢の間でのマークの受け渡し、あるいは縦の関係にある時のカバーリングに対する共通意識がなかったことと、誰かはテレビからは判然としなかったが、そもそも日本のMFがスティーに2名付いて、ティーラテープには誰も付いていないというミスが重なっての失点となった。MFの件は、単なるミスというよりは、ボランチとバックラインの間のスペースを相手にどう与えるか、という基本的な守備の合意事項が詰まってなかったからのように見受けられた。これらは守備の連係を考える上では、かなり初歩的な部分であり、岡田ジャパンが誕生してまだ間がないとはいえ、あまり褒められる状況ではないだろう。

 この守備におけるモジュールごとの連係不足は、試合を通じて、バックラインとボランチ、サイドバックの関係において散見された。タイの攻撃力はそれほどないため、日本は序盤から実質2バックとなり、サイドは両方とも上がっているシーンが多かったが、例えば守備的MFである鈴木が、バックライン近くで守るのか、マークに付くのか、バックラインの前で防衛線を引くのか、という線引きはよく判らなかった。ユーザーの方も、いつもならボールを中盤でカットするシーンを連発する彼が、今ひとつ画面に登場しないと思ったのではないだろうか。ジーコ監督のころはあまり守備にルールがなかったが、オシムジャパンには極めて単純なルールがバックラインにあり、それはよく知られた、意図的に4バックを試している時以外は、基本は1人余るマンツーマン、というものである。

 鈴木は、このルールに沿って、相手が2トップの布陣なら深い位置でシャドーストライカー的なプレーヤーの方に付き、1トップなら2列目の選手をマークしていることが多く、当時の役割分担は明確であった。今回は、彼もシングルボランチに戸惑いながらプレーしていたのではないだろうか。

 また、タイはサイドをほとんど使わなかったので、問題が出なかったものの、その数少ないサイドアタックのシーンでは、誰がサイドのスペースを埋めに行き、そのために空いた中央のスペースを誰が埋めるのか、そういった連係にややバタついたものを感じた。

 これらは、タイ相手だからこそ問題として噴出しなかったが、アジア杯におけるサウジアラビアのような、強くて速い相手なら、何点取られてもおかしくない致命的なポイントと思われ、修復が急務であろう。

★接近で勝てず、展開は不足した

 攻撃も、点は入ったが、ボールが持てるだけにスピードが遅く、ふと中田英寿・中村俊輔なきジーコジャパンという概念があるのならば、こういうチームだろうか、と思う時間がしばしであった。タイが比較的中盤に人を掛けてきた前半は、中盤で数的優位が作れずに、早い段階で攻撃が潰されることも多かったし、タイが徐々に引き出すと完全に攻めあぐねて、単発で入るクサビのパスが続かずに終わるシーンが多発した。

 高原はフランクフルトに移ってからずい分とボールを持つだけで相手にとって危険な香りを醸(かも)し出す磐田全盛の時の雰囲気に戻ってきたが、相当マシになったとは言え、トラップは小さくないプレーヤーである。高原が得意なのは、動きがある中でのダイレクト、あるいいはワントラップの速いプレーであり、狭い所で動かずにボールを受けて、プレッシャーの中でキープしたり、2列目に出したりという、イングランドのFW的プレーはそれほど得意ではない。ましてや大久保は、高原より動きの中に活路を見出すタイプのプレーヤーである。よって、相手に引かれた時間帯に、この2名がFWでポストプレーをするというのは実にミスマッチであり、他にもっとうまい攻め手がなかったか疑問を持った。

 こういった、攻撃面での改善点は他にもあって、オシムジャパンの時にあれほど繰り返された「第3の選手の動き」どころか、今回は第2の選手の動きもあまり見られず、ボールを持った選手が出し所がなく、迷うシーンが非常に多かった。また、左サイドを使うことが多かったが、選手が左サイドにゆっくりと密集するだけで、スピードも逆サイドのサポートも十分でなく、あまり有用ではなかった。サイドアタックは、中央と比べるとゴールは遠い上にゴールマウスは角度の関係で小さくなるが、相手のサイドが中央に比べると一般に手薄なのと、両サイドをワイドに使えば、相手の選手の密度を減らせて、スペースが生まれる、という理由で正当化されるものだ。なのに、左サイドにスピード感なく味方が密集すると、相手も寄せてきて手薄とは言えなくなる上に、真ん中あるいは逆サイドでパスの出し所となる味方も少なくなってしまう。大久保が比較的サイドに流れるプレーヤーであるがゆえに、大久保、山瀬、遠藤まで左サイドにいることもあり、そこから真ん中に出そうにも、高原は相手に囲まれていて、中途半端な位置の内田しか出し所がなく、攻撃が組み立て直し、というシーンも散見された。

 オシムジャパンにキーワードが豊富だったこともあり、岡田ジャパンでも「接近・展開・連続」に注目が集まり、日経が特集を組む位であったが、接近においてはスピードが不足して突破できず、展開の段階においては、MFの押し上げ等、相手の手薄な所へのアタックが不足していたように思う。

★布陣の妙

 また、相手に引かれた場合には、サイドを広く使って何とかスペースを捻出するか、速いクロスを入れてダイレクトプレーを呼ぶか、ドリブルと速いショートパスで突破を図るとか、あるいは1列目が人を引き付けて流れて2列目が飛び込む等など、いくつか典型的な攻め手があると思うが、このような相手に対応した崩しを意識的に行えたシーンはあまり多くはなかった。ただ、その少ない仕掛けの中で、何度かボールを取られても、大久保や山瀬が果敢にドリブルを試みたのは特筆に値する。その結果、後半に入って山瀬のドリブルを契機に大久保が1点を取ったのは、この試合で最も見応えのあるシーンであり、また布陣の妙があった部分であった。

 僕はW杯アメリカ大会予選におけるラモス瑠偉の記憶があまりに鮮烈だったために、どうも日本にパサー信仰みたいなのが生まれ、その後MFと言えば、名波・中田英・中村俊に代表されるパサーがその代名詞となる一方、森島や奥のようなドリブラーはトルシエ監督の時代以外は軽視されていたように思う。

 パスは、有効な攻撃手段ではあるが、パスの受け手のパフォーマンスに依存するというのが、大きな特徴である。受け手がイマイチであれば、いかに日本に優れたパサーがいようとも、その威力は半減する。日本に優れたパスの出し手がそろっていた時代に、柳沢がオフ・ザ・ボールの動きの質の高さを賞賛され、代表FWの第1選択となったこともあったが、残念ながら結果は出なかった。一部にはシュートを打たないからだという説もあったが、僕は原因は違うと思う。柳沢はドリブラーでもポストプレーヤーでもなく、スペースへの走り込みが特徴のFWだが、彼の速さと動きの質をもってしても、巨大なDFがスペースを消し合う現代のサッカーでは、なかなか強国相手に特徴を発揮出来なかったのではないだろうか。

 少々脱線したが、かたがたドリブルは個人技である。従って、どんなに引かれていてパスの出し所が潰されていても、ドリブルで突破できればチャンスになるし、ドリブルをすることによって、2、3人が誘い出され、スペースが生まれることも多い。ドリブルには、このように突破だけでなく、個人で相手の布陣を崩す効用がある。大久保の得点は、山瀬のドリブルによって、タイ守備陣が何人もチェックに誘い出され、空いたスペースに大久保が走り込んで、こぼれ球を押し込んでいる。ドリブルがなければ、あのスペースは生まれず、パスが出ても難なくクリアされていたかもしれない。

 その観点では、大久保や山瀬の様なドリブラーが遠藤や中村憲などのパサーと適度に混ざっていた布陣は、収穫の1つと言えるのではないだろうか。ただ、ドリブルを得意としない他のプレーヤーまで、試合途中攻めあぐねて、ボールをこね出していたのは感心できないが。

★今後について

 大差で勝ったのに、手厳しい内容になったが、これは勝って当たり前の相手であったからである。トルシエジャパンは組織的な守備と左サイドと1・5-2列目の突破力、ジーコジャパンは中盤のタレントとポゼッション、オシムジャパンはムービングフットボールと、それぞれ特徴があったが、今回の試合では、格下を相手にしてなお、岡田ジャパンの特徴は見えて来なかった。

 今も昔も日本人の特性を生かして世界で戦うには、という問いには、常に敏捷(しょう)性がその答えとなってきたと思うが、残念ながら今回の試合では遅攻となることが多かった。敏捷性を生かすなら戦術を徹底する、ポゼッションとタレントに頼るなら布陣を構成し直す、どちらか旗をはっきりしないと、上に書いた、中田英・中村俊なきジーコジャパンなる恐ろしい代物となってしまう可能性もあり得る。今回はうまくいったが、大久保・山瀬のドリブルとセットプレーでアジアを崩せるのか、崩せないなら、組織的にどう攻めるか、地力で勝る相手と戦ううちに整理を終えないと、最終予選は厳しい戦いを強いられるように思う。

※写真は前線に鋭いパスを送るMF中村憲剛(撮影・宇治久裕)


この記事には全0件の日記があります。


ソーシャルブックマークへ投稿

  • Yahoo!ブックマークに登録
  • はてなブックマークに追加
  • Buzzurlにブックマーク
  • livedoorクリップに投稿

ソーシャルブックマークとは

コメント:23件

日本人の特性を敏捷性と思っている限り、世界とは戦えない。
「接近・連続・展開」は敏捷性を基盤としている。
ここですでに間違っている。
瞬間の速さで世界のレベルに達しているとは到底思えない。
「日本人は敏捷ではない」すべてはここから始めなくてはならない。
かっての井原も坪井も中沢もべた足で歩いている、だから瞬間が極端に遅い。それを本人たちが感じていない。コーチも監督も。
やっぱり10歳前後の子供たちをアフリカ、南米から呼んで、いずれ帰化してもらって代表チーム作る。これがベターかな。

投稿者 : 2008年2月13日 21:11

果たして岡田に、フランス大会以上のチームを作れるのかが疑問。選手のレベルは上がっているとしても、監督の脳みそは?

緩急がへたくそでただ走るしか能がないから攻めが単調。全員、バスケでもやってみたら?いつまで経っても動きの質の悪さにあきれるばかり。100%抜いてからクロスをあげるなんて芸当は、能なしアイデアなし技なしでは無理なんだから、さっさと早い時点であげれば良いものを、切り返したりなんだり時間がかかりすぎて挙げ句あげられない。だったら当てずっぽうでもさっさとあげちまえ。フォワード見てあげるっていっても狙ったところにまず行かないんだし、第一、キーパーが出られない場所とか、あげる場所はある程度決まっているでしょ。最初から完璧なサッカーを目指したって無理なんだし、後進国で何も無くさないんだから失敗でも何でもたくさんすればよいのに、何を怖がっているのやら。チキン過ぎ。攻めの思い切りが無いからすぐボールを戻すし。どちらにしても点を取れないなら攻めを試して失敗しろっての。

>やっぱり10歳前後の子供たちをアフリカ、南米から呼んで
せっかく能力があるのに、こんな年で日本に連れてきたら才能つぶして結局同じサッカーだったりw

矢野とかも、所詮Jでトップ。Jでは通じても、国際マッチになるとパタパタゴロゴロ。サッカーやれよ。倒れるなよ。倒れたら負けなんだから。ファールになっても倒した方のDFの方がニヤリってしているよ、勝った、って。倒されて悔しいと思わないの?所詮、日本人の当たりなんて綿毛があたるようなもんなんじゃないの?高原もまたJに埋もれて行くのかもしれません。

投稿者 つよくなれー : 2008年2月13日 22:10

市川さんへ

やっと書いてくれましたね。おおむね同意見です。
攻撃はおっしゃるように物足りないものでした。その修正点も同意見です。ドリブルで誰かが突っ込んで、皆でゴール前へ詰め、連動するということですね。この点では、オシムジャパンのベストゲーム・スイス戦の松井のドリブルを僕はよく思い出すことにしています。

が、ワンボランチ下での全員守備は良かったと思う。だから、タイが下手に見えたのではなかったでしょうか。かなり進歩しているはずのタイが、後半などボールを前へ運べなかった。それほど、日本の攻撃から守備への切り替え、前からのプレッシャーが強かったということでは?

投稿者さんへ
僕は市川氏の意見に賛成です。敏捷性は日本人の長所。
ただしこの場合、敏捷性と瞬発力とを混同してはいけない。日本人は瞬発力はそれほどでもないが、敏捷性に組織的と形容詞を付けると全く変わってきます。つまり組織的敏捷性は、間違いなく日本人に持続的走力とともに備わった最大の長所だと思います。ワンタッチ、ツータッチで速く運ぶ連動ということですね。
「人もボールも速く動く」オシム流も連動、岡ちゃんがオシム流にショートパスも入れようとしているのも連動。そういうことでしょう。特にゴール前では、これが必要だと岡ちゃんは思っているはず。
そのゴール前の連動のきっかけにスルーパスやクロスだけではなく、ドリブルをも入れよと、市川さんが言っていると僕は解釈しましたが。

投稿者 文科系 : 2008年2月13日 22:21

うん

投稿者 そう : 2008年2月13日 22:45

岡田ジャパンは10年前と同じ過ちを犯すのでは…
あの時、城をエースと指名して優遇し散々の成績だったが今度は高原か、確かにあの頃の城よりは日本人FWとしてはレベルアップしているが、あくまでも日本人としてである。
いまBSとかでも海外リーグを見ることができるから、プレミアリーグのアデバヨールなんか見ていると大人と子供くらFWには差があり、DF、GKにはもっと大きな差がある。
実際コンスタントに試合に出れるのはMFくらい。
じゃあ、日本のMFはなぜトップレベルのゲームに出られるのか。
それはボディーコンタクトの少ないポジションなら、相手をかわす敏捷性とその継続性が、大男より勝っているからではないだろうか。(牛若丸と弁慶の様に)
オシムの人もボールも動くサッカーは、その点で日本人に合っていたように思える。
だから、ピッチを広く使い相手よりも走り回り全員攻撃、全員守備をして体格のハンデをカバーするのに、一人の選手の1発に頼らない(エースとして特別視しない)、その時々に調子の良い選手を起用するのが最善では…

投稿者 oyajicchi : 2008年2月13日 23:17

ローマ(だっけ?)で採用しているゼロフォワードシステムを日本代表チームで起用してはいかがでしょう?

投稿者 : 2008年2月14日 02:12

日本代表はサッカーを【PLAY】しているの?それとも【ぷれい】しているの?【プレイ】しているの?
少なくともオシムは【プレイ】を目指していたのでは・・・。

PLAYとは、欧州や南米に代表されるサッカー文化のスタイルです。
ぷれいとは、日本が独自に歩んできたサッカー文化?(文化と呼べるものがあったのか?)のスタイルです。
では、プレイとは・・・その両方の良いところを融合し新しく創造していく日本独自のサッカー文化のスタイルのことです。

申し訳ありませんが、岡田さんは選手にPLAYを要求しているように思えてなりません。オフト、・・・、トルシエ、ジーコ、オシムと徐々にカタカナ書きのプレイに近づいてきたように思っていましたが、残念ながらここでまき戻されてしまったように思えて仕方ありません。

日本にsoccorが入ってきてさっかー(蹴球)するようになった。それから・・・サッカーするようになってほしい。
日本代表にはsoccorをPLAYするのではなく、さっかーをぷれいするのでもなく、サッカーをプレイしてもらいたいと思います。

投稿者 アレア : 2008年2月14日 13:47

枠の中に蹴らなきゃゴールは生まれない。両サイドのクロスの精度が悪すぎる。戦術を語る前にすべき事があるようだ・・・。

投稿者 アンドレア : 2008年2月14日 21:08

柳沢の評価について:

パスの出し手と受け手のバランスが悪いと、
スムーズにパスがつながらない、悪い位置でボールを奪われて逆襲を食らうことから、
前と後ろが間延びし、ますますパスがつながらなくなることが、よくありました。
それにより大熊、山本監督は放り込みサッカー。
ジーコはポゼッションサッカーになってしまったと思っています。

柳沢はクサビがうまい選手です。
パスがつながり、有機的に攻撃を終わらせてくれます。
だからDFはラインを上げやすいのです。
柳沢のスペースへの走りこみは、
相手DFの裏だけでなく、手前への走り込みがうまいので、
中盤のビルドアップを助けてくれるのです。
そして、DFラインが上がれば、局所局所の数的優位を保ってくれます。

それで飛躍的に見ているサッカーが面白くなります。
山本監督以降、眠くなる試合をゴールデンに垂れ流し続けました。
今の代表不人気はそこから起因しているのであって、
人気選手どうこうではありません。

日本のFWの得点力なんて、世界と比べたらどんぐりの背比べですから、
いかにクサビがうまい2トップを選んでほしいです。
柳沢ほどの選手はなかなか居ませんが、
坂田、前田の2トップならば、良い収め所になってくれると思っています。

投稿者 ネラ : 2008年2月15日 02:43

私も、日本人の特性が敏捷性だとは思わないですね。
運動量や持久力だと言うのであれば、賛成ですが。

アフリカ・南米系の選手の3mダッシュは、日本人のそれよりもはるかに速い。
20mダッシュを30本走らせれば、30本目には必ず日本人がアフリカ・南米系の選手よりも速いと思いますが、3mダッシュなら日本人が勝つ見込みは無いでしょう。

さらに、日本人は直線的な動きは速いけど、柔らかい曲線的な動き(単なる反転ではありません)が非常に遅いです。
チリ戦で大久保が外したシュートのように、キーパーが飛び出してボールの位置を見失っているのに、曲線的な動きができず、もたもたとボールを扱ってDFが近寄るのを許してしまうという体たらく。

これは大久保だけではなく、日本人選手のほとんどに言えることです。

岡田ジャパンは、そういった短所を踏まえているのかどうか・・・・。
まだ監督が指向するサッカーが不明瞭な部分が多く、評価はしにくいのですが、いまのところ南アでベスト16を狙えるサッカーのようには思えません。

投稿者 ジダ : 2008年2月15日 22:39

ネラさんへ

13日の僕の投稿以降で、あなたのが最も気に入りました。外国のサッカーを観るようにアンリとかメッシ、カカとかC.ロナウドとかアデバイヨールなど、屈強または「超速い」FWを日本人に求めても無い物ねだりの感があります。
FWの個人技中心に日本サッカーを観るやり方は稚拙な観戦法だということ。野球で「点取り屋」とピッチャーだけを観る習慣、癖のようなもんですね。
その点、柳沢に目を付けるのは優れて日本的で良いと思います。彼ほどの「点取らせの名人」は世界にも少ないですよ。クサビの他に、MFが松井や山瀬のようにドリブルで突っ込めば、柳沢のような選手はなお生きるでしょう。

組織的敏捷性でもってゴール前のある空間に数的優位やスペースをつくって得点する。オシムも岡田もそれを目指しています。これこそ、日本特有の点の取り方でしょう。柳沢はこういうやり方でこそ最も生きるのでしょうね。

投稿者 文科系 : 2008年2月16日 00:44

しかし、代表の柳沢になったら、Jとは違う当たりに簡単にこけてファールアピール。そうでなければ、当たりにびびってなのか、外に流れてゴールから遠い部分でしかボールを扱えていませんでした。

相手を背に抱えるそのやり方や、相手との当たり方が身体に染みこんでいない、Jがいかに甘ちゃんコンタクトしかないか、ということをさらしている。コートをネットで仕切られているスポーツではないから、人とぶつかることは大前提のスポーツなのに、近くにDFがいるにも関わらずフリーでボールを受ける時と同じ体勢をとっても、そんな無防備な重心では簡単に吹き飛ばされるに決まっている。JではDFもボールだけに行くのかもしれないけど、相手のバランスを如何に崩してボールを相手の支配下に簡単に置かせないことも重要なポイント、取られた場合でもバランスが崩れていればボールを奪う可能性が上がるから、ボールと人との両方へ当たりに行くのが世界。ぶつかるスポーツなのに、ぶつからないようにしていくのは醍醐味の一つがなくなるので、あまり避けないで欲しいな。チキンサッカーになってしまう。後は倒れないためのボディバランスと気持ちが足りない。持ち直せるだろ、というバランスになったときにすぐにこけてファールアピールするのは情けなさ過ぎる。体重が相当違う場合に吹き飛ばされるのは仕方ないですが、大きすぎる違いではない。

コートを見たときにどれだけ選手の空間配置を身体で感じられるかも日本人は弱い。中村俊や遠藤、MFのうちの数人だけしかできていないし、それでもまだ鍛えなければならないくらい。「見えている」パスがもっと出てくれば相手の裏をかく可能性も上がる。特に、カウンターでのアイデアのなさは、原因の一つがここにある。目に見えるものは皆に見えているからね。日本がパスサッカーで行くなら、頭使いながらのトレーニングが足りていない。一番近い人にパスを出さなくするとか。

要するにもっと頭をつかわにゃ強くはならんのですよ。実際、日本人は世界の中では頭の悪い民族、特に現実に役立たせるための脳みそが弱いということを自覚すべき。考えながらやるのが目標ではなく、それを身体で感じて動けるようになるまでやらなきゃ。

投稿者 つよくなれー : 2008年2月16日 16:06

みなさん、なんでそんなに代表に真剣なのですか?本当に凄いサッカーを見たいなら欧州チャンピオンズリーグを見ればよいと思います。私にとっての日本代表は、自分の生涯の間には世界に通じることはないだろうけれど、それでも親近感があるからもしも勝ってくれたらちょっと嬉しいな、という程度のものですけど。

投稿者 アダイウトン : 2008年2月18日 11:07

一般的に日本人が世界相手に武器と言える運動能力は
やはり「敏捷性」と「持久力」でしょう。

根拠として
それぞれの競技で頂点を決めるのが五輪で、その五輪でメダルを取れる競技は
「柔道」「レスリング」
お家芸なトコロもあるだろうが、敏捷性を生かした技で勝負して勝っている。

それに次いで多いのは「水泳」「体操」。
これはなんだろ、必要なのはバネかな?よくわからないけど
バネと言えばご存知アフリカ勢。だからそうだと仮定すると
アフリカ勢は水泳と体操には本腰を入れてないよね(事情はそれぞれだろうが)

マラソンは女子だけ。とは言え得意なほうだとは思う。
# メダル(トップ3)までいかずとも総合的には良い成績だから

という事で「敏捷性」と「持久力」をあげる。

だからそれを生かすためにドリブルという選択肢はとるべきものだと思うが
何故かそれを選択しない(教育過程で伸ばさない)。
少年サッカーでも部活動でも、パス回してみんなで勝とうぜみたいな風潮が見られて残念。
美学のつもりだろうが、一部の人間が押し付けた幻想でしょう。


あと日本人はやっぱり勤勉さ!誤解を恐れずに言うとヲタク化すべき。
とにかく世界でトップレベルのサッカーを見て真似て見て真似て
後に自分達が特出したものがあることに気付ければいい。
コピーからオリジナルを超える力。開発力。
それは日本が経済大国の仲間入りをした歴史。

レッズの相馬選手がそう(サッカーオタク)らしいけど、
世界のサッカーなんて見ないっていう選手がいるならそれはおかしい。
学ぶものは多いはず。閉鎖的で向上心がないってことでは?

あと付け加えて私が思う弱点としては、弱いものいじめが下手。
もしかして武士道とやらですかね?
相手より勝っている箇所があればどんどん攻めていけばいい。
右サイドの勝負で勝ち続けているならどんどん出して勝負させればいい。
高さならひたすらクロスを上げ続ければいい。

と思う。長文すんません。

投稿者 Mr.K : 2008年2月18日 16:17

Mr.K さん、こういう文章、この観点は、内容はともかくとして、いいかげんな評論家などよりもよほど見識だと思います。敬意を表して少しおつきあいを。

柔道、レスリングは、瞬発的筋力が必要だから、外国で競技人口が増えればもうだめです。あなた、水泳、体操、マラソンを上げたのに、そこに見落としていることがある。練習時間、あなたがいうところの「勤勉さ」なんです。反復練習、細かい工夫、変化を付けた繰り返しに耐える力ね。サッカーの走力もこれで身に付く。

ドリブルは駄目です。下手にやると、体ごと跳ね飛ばされる。「みんなでスペースに走って、ワンタッチ、ツータッチでボールを運ぶ攻撃、こちょこちょっと相手ボール保持者にちょっかい出して前後集団総力でボールを奪う守備」ね。点の取り方も「少ないタッチの連動ゴール」。ここに、日本人の走力持続、組織性、敏捷性、小回りの力を生かしていく。

オシムはこうやってきたし、岡田はこれにショートパスを組み込んだ。このショートパス、最後はゴール前で生かす積もりなのだと思う。連動的ゴールと言うことでしょうね。
連動ゴールで急務なことは、ゴール前に皆が詰め、その一角に数的優位を作ること。このこと、オシム最後のスイス、エジプト戦、岡田のボスニア、北朝鮮戦で随分進歩してきたと思う。

外国崇拝は止めること。岡田が言うように、日本人的点取りで世界を驚かすことはできると思う。南アに間に合うと良いけど。

投稿者 文科系 : 2008年2月18日 20:30

Mr.K さん,補足です。前文に誤解を受けるかという部分がありましたので、お詫びかたがた補足です。

ドリブルを全面的に否定などできるわけがありません。あなたのドリブル主張に一面賛成だと言うことを追加したい。

特に、ゴール前に、そこでの「組織的・連動的点取り」の一手段として絶対に要ります。クロスとポスト、クサビやワンツー、走り込みとスルーパスなどと同様に、多彩なゴール接近手段を用意する必要が日本にはあるからです。
この点は13日の投稿に書いたとおり、松井、山瀬におおいに期待したい。全員が守備陣一人をかわせる程度のドリブルは最低限必要と考えています。

投稿者 文科系 : 2008年2月19日 10:06

文科系さん、お付き合いしていただきありがとうございます。
五輪に絡めた話のご指摘について、確かに私の中では整理しきれてないのに
話題になっているものだからつい口を挟んじゃいました。反省です。

文科系というのがその通りだからでしょうか、文章の書き方に力があって好きです。
内容もまた、オシム前監督、岡田監督の考えを発言などから汲んだ上で、
ご自身の言葉(想い)にしている…なんか私だと上手く表現できませんが勉強になります。

ただ私が理数系脳だからでしょうか(定かではありませんが)
「みんなでスペースに走って、ワンタッチ、ツータッチでボールを運ぶ攻撃」
や「日本人的点取りで世界を驚かす」は共感できません。

と言うのは、南アに間に合えば良いけどと仰る通り
いつ、誰が、どのように形にするのか(できるのか)。
その見当やそれに対する根拠が見当たらないからです。
キツメに言うと、何か得たいの知れない誰かの机上の空論でしかないと思ってます。

「連動」を具体化するには相応の時間を費やし理想に近づける、
又は北のマスゲームのような絶対的な統率者のいる組織が必要です。
前者はクラブや部活ならまだしも代表チームだとその性質上、
不可能とまで言わずとも、少なくとも非現実的です。

後者なら可能性はあるでしょう。近年ではその色が強いのはトルシエ時代ですよね。
当時の教訓は何処へ?まるでジャンケンのようにまたチョキが強い番がきただけに見える。

攻撃において、連動性というものをまったく無視してとは言わないが、
ドリブルをベースに個の力で打開することのできる(可能性のある)選手を
上記のような空論で押しつぶすことなく、伸ばすような教育、
そしてそういった選手を活かせる環境を大事にしてもらいたいなぁと思うわけです。

もちろんそれだけではなく、(ショート/ロング)パスも柳沢選手のような動きの質も大事。
ここで言うドリブルが、現時点で圧倒的に足らない攻撃のピースだからでしょう。
付け加えるとミドルレンジのシュートもヘディング力も足らない。
が先の話題の通り、日本人の質には合わない。
もちろん人によるしあれば良いがプライオリティだと思う。

よって市川氏の記事にとても共感できたので書き込んだ次第です。

関係するので言うと、守備については文科系さんの言う事にたいして共感してます。
トルシエ時代から一定の結果を出してきてますから。
ただし個に弱く、南米系には時としてまるで歯が立たないのも事実。これも原因は一緒。
ドリブルで仕掛けてくる選手やミドルやヘディングが得意な選手が日本に少ないから
そのトップクラスにまったく対応ができてない。

少年団、部活動でサッカーをやっているグランドから
「ふぉろーふぉろー、ぱすぱす、うしろうしろ」
のような掛け声ばかりなのはやはり悲しいです。

んーまとめようとしたつもりですが長文ですよね…
もっと国語勉強しておけばよかった。すみません。

投稿者 Mr.K : 2008年2月19日 13:57

すみません
2008年02月19日 13:57

2008年02月19日 10:06
を見る前に書いたものです。。。更新タイミングの妙です。

投稿者 : 2008年2月20日 00:25

Mr.K さん,ご丁寧に痛み入ります

Mr.K さん,ご丁寧なおことわり、痛み入ります。
また、拙文を褒めてくださって、有り難うございました。これからもお互いここに書きあって、「サッカーの楽しみを倍加させよう」じゃありませんか。よろしく。

僕は貴方が言うこちらですね。
「『連動』を具体化するには相応の時間を費やし理想に近づける」
このことについて本日の中国戦で言えば、まだまだと思いました。ちょっとアジアカップに似ていて、じれったかった。攻撃から守備への切り替えが速くって、前からの圧力が極めて強い守備が目立っただけに、攻撃の不満は大きいです。何本か打った中距離シュートが1本でも入ってくれていたら、気分はまた全く違ったでしょうが。ただし、間もなくそれも可能になるはずですから、もう一歩ですよ。

今の理想のメンバーについてですが、僕はアジアレベルでは、ワンボランチでよいと思う。4-1-3-2です。あれだけ前から走り回って守備、ボール奪取をするというのは、もう日本の超特技ですからね。
3-2は、左から松井、山瀬、俊輔(遠藤)と高原、巻です。憲剛が本当にもったいないけど。遠藤とともにリードしたときのオプションか、松井をオプションに使って、先発で様子見にするかです。これでドリブル進入が極めて強力になり、スペースも前へ詰める時間も作り出せます。それどころか、攻撃の全てのやり方がそろうことになる。全ての攻撃手段を少しずつレベルアップしていくということだと思うのですよ。クロス・ポスト、スルーパス・走り込み、クサビ・ワンツー進入、中長距離シュート、そしてドリブルね。

「攻撃は最大の防御」の非常に優秀なチームと思いますね。松井の点に絡む力は凄いです。オシム曰く、「松井はあとちょっとスピードがあったら、スーパーな選手だ」。最近の松井、ここという時のスピードがかなり速くなりました。山瀬以上に怖い選手です。現在フランス5位のルマンで、2番目の長老! 攻撃の起点に育ちました! 1部に上がったばかりのチームですよ! 以下をごらんになってください。
http://www.technorati.jp/videos/tag

投稿者 文科系 : 2008年2月21日 00:27

水泳だって長いこと「日本人にむいてない」って言われていたし、バレーボールだって、スキーだってそう。
野球だって、本当にあってるのか、疑わしい。
身体的な特徴や民族的な特徴で間口を狭めるのはどうかと思いますね。
私が思うに、その民族の多くがその競技を「好きか」ってことも大いに関係あると思う。
その意味で、サッカーは条件を充分に満たしているし、我々なりの道を模索することは良いと思いますが。

投稿者 パヴァーヌ : 2008年2月21日 11:32

難しいことは、わかりませんが・・・・・・

バックスからの観点では、ロングパスで相手がボールをキープするときには、ゴールに振りむかさないようにします。相手がとまってのんびりボールをキープしてくれるとうれしいでしょう。本当の一対一です。そのときでも、上手な相手より、より、ボールをキープできる懐の深い大きな相手には、難儀するでしょう。

さて、相手に振りむかさないように、近づくと、瞬時にパスを出されるときが怖い。パスを出した相手は、ゴールにフェイントをかけながら真っ直ぐ向かいます。バックスは機をつかれて、一瞬遅れます。だいたい、自分のゴールへ向かうのはシュートに行くわけではないので、とりあえず内側に向かってゴールへ真っ直ぐ戻ります。それでも、自陣のゴール前に相手が沢山いれば、あとは運任せです。

相手がゴールかどこかに向かってトップスピードでドリブルでやってくると、バックスは半身にしろ、最初からゴールを背にしていますから、相手の簡単なフェイントで、どうしても振り切られます。

バックスが相手サイド深くから、相手ゴール前に素早くマイナスにボールを適当に放り込みますが、そのときに、味方が大勢ゴール前に集まってがむしゃらに突破やシュートしてこぼれ球や混戦の中で点を取らなければ駄目だと思います。バックスがコーナー近くまで深く入って、オフサイドの心配もないのに、味方が相手ゴール前に集結していないのならしようがない。

きれいごとではないような気がします。空いた空間でのトップスピードのボールコントロール(ドリブルというほどのものは必要無し)と機を付いたパスと、と両サイド奥からのマイナスボール、ゴール前の集結・混戦と我武者羅さで決まるのではないかと思っています。

日本は、トップスピード、ゴール前の集結が遅いように思います。

投稿者 蹴球 : 2008年2月24日 14:49

文科系さんへ レスありがとうございます。

前回はFWに当てて落とす重要性を記載しましたが、
今回は、それを拾う重要性です。
オシムは巻を重用してましたが、巻が落としても、
後ろが遠藤と俊輔では、それを拾うことが出来ません。
だから、巻は何もすることが出来ません。
FWと2列目が離れすぎているのです。
なぜ、オシムがそのようなミスを続けていたのかわかりません。
遠藤にFWを追い越して欲しいというメッセージだったというのは、
かなり好意的な見方でしょう。

ジーコの時も同じ病状でした。
ファールがもらえる隆行と、1人で運べる玉田になったのは必然でしょう。

山岸や羽生ならば、落としたボールをトップスピードで拾って崩してくれますが、
岡田監督のチョイスは、田代とバンド。共にクサビではなく、
相手DFの裏で貰おうと終始していました。
このあたりは選手の未熟さというより、人選のバランス感覚の問題だと思います。
先のU20があんなに面白かったのは、
河原やアトムのような人選にあると思っています。
決して黄金世代ではなく、適才適所に人選すれば日本でも面白いサッカーが出来ます。
ところが、ジーコやオシムも世界的に稀有な才能を持つ日本人選手に目が行って、
己のサッカー観を見失ってしまうのでしょうか

岡田監督は、左に本職でない選手を使っている時点で、
脈動するサッカーを期待できないということですね。

投稿者 ネラ : 2008年2月27日 08:02

田代のヘディングは、いい感じです。
私のようにぼんやりとというか、大雑把にしか試合が視れない稚拙な観戦者としては、こういう分かりやすい選手が出てきて欲しいと願うところです。
見る試合にもよるのでしょうが、プレミアリーグよりJリーグの方が中盤の攻防が激しく、日本選手の特性に俊敏性が挙げられるのも分かるような気がしますが、だけどもだけど、攻守とも最後の一線の迫力では負けます。それに、体格の差によるのか分かりませんが日本の選手にはボールを持っている姿の美しさを感じません(おすすめの選手がいればどなたか教えて下さい)。なので日本代表を応援しようという気分にはなりません。日本のランクは40位くらいで、後退することはあっても上昇はしなそうな気がします。まあ他国との相対的な地位なんて、そんなの関係ねえ、異人さんの力も借りながらドメスティックなスポーツとしてJリーグが楽しめればそれでよいです。
でもそうだとしても日本人に速い、高い、剛い選手がどんどん出てくるのは望むところなので、今の日本サッカーの、「身体能力の低さを組織やコンビネーションで補う」という議論ばかりで「身体能力の差を少しでも縮める」という議論が活発でない、少なくとも表面に出てくることがまずない状況は、これでいいのかと不満です。
プレーの選択肢は持っている技術の制約を受け、高い技術は高い運動能力が生み出すはずで、それが証拠に、年令が上るにつれ、前をやっていた選手が後ろに下がることはあっても、後ろをやっていた選手が前に上ることはありません。
フル代表が組織力を追求するからって、ユース以下の世代まで真似をする必要はないわけで、古武術でも何でもいいのでいろんな研究の成果を動員してベースとなる運動能力の高い選手をどんどん生み出すような(ラグビーの日本代表に190cm・100kgを超えながら、50mを6秒台前半で走る選手がいますが、そんな可能性を持った選手を埋もれさせないような)育成方法が各地でとられていればと願うところです。
全然話は変わりますが、陸上競技兼用のスタジアムをホームにしているチームは、選手もサポーターも損をしているなと思います。
タイ戦のレポートとほとんど関係ない話で失礼しました。

投稿者 観戦素人 : 2008年2月28日 01:19

コメントする



公開されません



コメントを書くには日刊スポーツIDでログインしてください。日刊スポーツIDについてはこちら

市川雄介 科学的サッカーのススメ
市川雄介(いちかわ・ゆうすけ)
 1975年8月生まれ。サッカーどころ静岡に生まれ、幼少よりサッカーに親しむ。JSL1部でのヤマハ発動機優勝をきっかけにプロサッカーの面白さに目覚め、90年イタリアW杯で世界のレベルを知った。  大学卒業後は、ビジネスの世界で、M&A、経営コンサルティング、企業投資に携わる。仕事上、戦略的な資源配分や組織論について考えることが多く、かねてより集合としての人のパフォーマンスを最大化するという観点で、企業経営とモダンフットボールに多くの共通点が有ると考えていた。  また、最大の趣味は海外旅行であり、アマゾンの泥濘、アンデスの雲の上、キリマンジャロのサファリ等、各地でボールを蹴る人々を記憶に収めてきた。ルーマニアでは孤児院の子供達とプレイした経験もあり。  本コラムでは、アウトサイダーならではのサッカーに関する独自の視点を提供すると同時に、旅行に出ている際には現地のサッカー事情なども交えてお話し出来ればと考えている。

最近のエントリー





サッカーニュースランキング



日刊スポーツの購読申し込みはこちら

  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. サッカー
  3. コラム
  4. 市川雄介「科学的サッカーのススメ」

データ提供

日本プロ野球(NPB):
日刊編集センター(編集著作)/NPB BIS(公式記録)
国内サッカー:
(株)日刊編集センター
欧州サッカー:
(株)日刊編集センター/InfostradaSports
MLB:
(株)日刊編集センター/(株)共同通信/PA SportsTicker Inc

ここからフッターナビゲーションです