2007年6月22日
サイドからのゲームメークの可能性

<国際親善試合・キリン杯:日本0-0コロンビア>◇6月5日◇埼玉
評価が難しい試合であった。前半が悪くて後半が良かったようには見える。ただ、日本のパフォーマンスが改善されたから後半良くなったかというと、そうでもない。コロンビアの疲れに乗じたという部分も大きく、素直には喜べない。
★マルーダでもリベリーでもない
前半は、フィジカルの強い相手にガツガツと寄られると日本がよく陥るパターンにハマっていた。球際に負けると、中盤がズルズルと下がる。特に今回の前半は高原の1トップだったこともあり、以前から良く書いている、FWと攻撃的MFの距離の乖(かい)離が発生していた。前半の日本のフォーメーションは、いわゆる4-2-3-1で、攻撃的MFの3は、左から遠藤-稲本-中村俊輔である。前回も引き合いに出したW杯ドイツ大会でのフランス代表だが、今回の日本と同じ4-2-3-1を通常採用していたが、「3」は左からマルーダ、ジダン、リベリーである。ジダンがタクトをふって、マルーダとリベリーがFWのようにサイドから前線に飛び込んでいくのが、攻撃の1つのパターンだ。稲本にジダンを求めるのは筋違いだが、一方で中村俊輔がボールを持っても、前線には高原だけのことが多く、稲本はマルーダでもリベリーでもなかった。高原は点こそ入れられなかったものの素晴らしいパフォーマンスで孤軍奮闘していたが、1人で点を入れられるほどコロンビア守備陣も甘くない。アンリが点を入れるにはマルーダとリベリーのサポートが必要であり、パウレタにはフィーゴとC・ロナウドが必要であり、トニにはカモラネージとペロッタが必要なのである。
欧州では、4-2-3-1や、4-3-2-1など、1トップを採用する場合には、2名のサイドアタッカーと1、2名のパサーというのが黄金律である。今回の日本は1トップ、3パサー(両中村、遠藤)という黄金律に反する布陣だったが、稲本の代わりに羽生を入れたのを見るに、オシム監督はシステムの問題ではなくて、選手のパフォーマンスの問題であると考えているように思われた。オシム監督は横並びの戦術は取らずに、サイドからゲームメイクした上で、相手のケアが薄れる反対サイドで流動的に選手を動かすことによって、得点の確率を上げるようなサッカーを考えているのかもしれない。ただ、少なくともこの試合では今ひとつであった。それは、両サイドがボールをもらう場所が低すぎること、及びその逆サイドが押し上げられなかったことが原因と思われる。
また、コロンビアは13番のマリーンが左サイドの2列目でよく機能していた。4-2-3-1の1つの弱点は「2」の両脇に比較的広いスペースがあることである。マリーンはこのスペースを使って、飛び出しを図り、あわててセンターバックと駒野がカバーに入ると、今度は逆サイドがぽっかりと空く、そんなパターンを何度も食らっていた。フォワードもバルデラマのような華麗さはなかったが、一瞬のジャックナイフの様に鋭い走り出しは素晴らしく、しばしば日本の守備陣は振り切られていた。
★なぜエンジンが掛かったか
後半に入ると、コロンビアが中1日という強行日程からか、目に見えて足が止まり、それに乗じて日本のパフォーマンスが上がってきた。羽生はよく横にも縦にも動いてスペースを作っていたが、前半であれば潰されていたかもしれない。なので、羽生が前半から出ていれば違うゲームだったかどうかは判らない。疲れた相手に更に動き回る羽生という組み合わせの妙で全体に日本にエンジンが掛かった印象である。
また、今野は左サイドに入っていたが、相手が2トップ気味の時は、ポジションを上げて、左ボランチの位置に入っていることもあった。守備的にはこれが効いていて、中村憲剛の前半の守備はかつてのピルロを見るような危うさがあったが、今野-鈴木という何年か前に五輪代表でよく見たコンビでの守備は極めて安定感があり、最終ラインの前で相手のボールをよくはね返していた。前半はこのゾーンでマリーンにいいようにやられていたが、後半はボールの取りどころがここになって、守備は安定した感があった。
守備が安定して、相手が疲れて当りが弱くなり、かつ前線に走れる選手が入ってタメやスペースが出来れば、うまく行かない方がおかしい。後半15分と同17分にパスがつながるいい攻撃が出来たが、これはこの3つの要素によって攻撃的MFがポジションを上げれたからこそである。これを最初から出来るかが今後の大きな課題であろう。後はいつものように終了間際に大量の選手をオシムは投入してきたが、この試合では今ひとつ意義が判らなかったし、特段目立った選手もいなかった。水野や藤本などは、もう少し時間が与えられてもいいように思う。
★フォーメーション仮説
アジア杯(7月7日開幕)が目前になってきたが、ペルー戦、モンテネグロ戦、コロンビア戦と経て、パフォーマンスの試合による違いは致し方ないが、ようやくオシムジャパンの型が見えて来たように思う。低い位置からのゲームメークと攻め上がりは中村憲剛、両サイドから試合を作り、道半ばだがパスの受け手にもなり得るのが遠藤と中村俊輔。そしてトップで高原。攻撃陣で言えば、あと1名ボールを受けるタイプの選手が2トップとして高原とコンビを組むか、あるいは攻撃的MFとして遠藤・中村俊輔にサンドイッチされるかというオプションである。どちらを採用するかは、相手のバックラインの性格によって変わってくる。
守備陣では、アクシスには中沢か闘莉王か1名強じんな選手を置いて、残りはボランチでもサイドでもセンターバックでもやれるポリバレントな選手をそろえる。フォーメーション的には4-2-3-1(コロンビア戦)、4-2-2-2(ペルー戦、モンテネグロ戦)、3-2-3-2(相手が2トップの場合)あたりを相手のFWの数や、布陣に応じて使い分けるイメージだ。
ただし、使い分けはあくまで対戦相手の特徴に対応するものであり、根本的な思想はどのフォーメーションでも共通している。オシム監督は、あまり「トップ下」を作らない監督だが、例外的に初期の頃は三都主をトップ下的に使っており、今回も稲本、羽生と試した。どれも従来の日本的なラストパスを出すトップ下というよりは、ボールを受けられるタイプの選手である。このあたりにオシム監督の思想があるとにらんでいるが、彼は日本人のフィジカルの弱さとパスセンスの良さ、及び速くて強いサイドアタッカーの不足を鑑みるに、パサーをサイドと低めに配置するのが世界と戦うには良いと考えているのではないだろうか。ベッカムのようにサイドからゲームを作り、センターには縦横に走れる選手を置いて、相手陣内にスペースを作ってそこを突く。攻撃的ボランチは、サイドにボールを散らした後、攻め上がって、できたたスペースに走りこむ。イメージとして、こんな攻撃だ。
この布陣の最大の課題は、今回も浮き彫りになったが、両サイドMFとFWが時間帯によっては、極めて乖離し、一体化した攻撃が出来ないことである。ただ、ここさえ改善してくれば、確かに面白い布陣になるのでは無いか。今の欧州では、ACミランで守備はイマイチだがパスセンスは抜群のピルロをボランチに置いたことに端を発する、割と低めからのゲームメークが流行だ。一方でベッカムのような傑出した選手がいる場合を除いて、サイドからのゲームメークというのはあまり例がないのだが、日本人の特性、今のタレントからすると合理的な選択肢である。
前のエントリに書いた通り、僕は依然として両サイドの攻撃的MFにはパスの受け手タイプ、いわゆるサイドアタッカーが居ても良いと思っているし、本山、田中達也、藤本、或いは大久保であっても、そこでプレイできる能力はあると思う。サイドアタッカーが百花繚乱の欧州を知らない筈の無いオシムがそうしないのは、国内組をクラブと違うポジションで起用するよりは、世界で通用している選手をサイドに配し、そこで相手に脅威を与えた方が効率が高いと思っているのだろう。これはあくまで僕の仮説であって、2010年には全然違う戦術で戦っているかもしれないが、僕はサイドからのゲームメークというのは日本人にユニークに適合する戦術で、追究する価値はあると感じている。
最後にモンテネグロ戦の後の記者会見でオシム監督は、将来的に2ボランチのところを守備も攻撃の基点にもなる1人に任せたいと言っていたが、もしそれが実現するのであれば、4-1-4-1であれ、4-1-3-2であれ、前の5人の内、ボールを出すのがサイドの2名、受けるのが真ん中とFWの3名ということになり、前段で書いた「黄金律」と構成の違いはあるが、バランスは近くなる。こうなった時が、オシム監督の布陣が完成する時なのかもしれない。
アジア杯、僕はオシム監督が本当にそんな仮説を持っているのか、そこに注目しつつ見てみたいと思う。
※写真はコロンビア戦でFW高原にバックパスを送るMF稲本(撮影・宇治久裕)
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コメント:49件
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- 市川雄介(いちかわ・ゆうすけ)
- 1975年8月生まれ。サッカーどころ静岡に生まれ、幼少よりサッカーに親しむ。JSL1部でのヤマハ発動機優勝をきっかけにプロサッカーの面白さに目覚め、90年イタリアW杯で世界のレベルを知った。 大学卒業後は、ビジネスの世界で、M&A、経営コンサルティング、企業投資に携わる。仕事上、戦略的な資源配分や組織論について考えることが多く、かねてより集合としての人のパフォーマンスを最大化するという観点で、企業経営とモダンフットボールに多くの共通点が有ると考えていた。 また、最大の趣味は海外旅行であり、アマゾンの泥濘、アンデスの雲の上、キリマンジャロのサファリ等、各地でボールを蹴る人々を記憶に収めてきた。ルーマニアでは孤児院の子供達とプレイした経験もあり。 本コラムでは、アウトサイダーならではのサッカーに関する独自の視点を提供すると同時に、旅行に出ている際には現地のサッカー事情なども交えてお話し出来ればと考えている。
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オシムは本当に名将なのだろうか?
中田の復帰について「時代遅れの可能性」を語ったそうだが、彼自身が時代遅れな感を私はしばしば感じてしまう。
ジーコよりもは確かにいい。選手にはゲームの中での役割、動きについて指示をしている。
オシムが求めるサッカーは私にはとてもシンプルに感じる。
「持ちすぎるな。すぐに離せ。出したら走れ。考えてプレーしろ。」
そう、ただそれだけ・・・。
動きについて、細かいところまで指示がないのはキリンカップのコロンビア戦で何となくわかった。
動きすぎてカブっているシーンはあまりにも多い。
稲本、中田浩二、彼らに何も出来なかったのはしょうがない。
オーバーラップのスペースも、自分のスペースも何も用意されてなかったからだ。
テンポの遅い団子サッカー・・・これがオシムのサッカーかと落胆も大きい。
選手選考でもやはり落胆は大きい。
千葉時代も感じていたことだが、彼が選ぶ選手は小さくまとまった選手が多い。伸びシロを感じない。
田中達也、松井大輔といった違った才能を持つ選手を生かせないサッカーだ。
彼にはバルサの監督など出来ないだろうと、皮肉な思いもよぎる。
トップ、サイドアタッカー、パサー・・・そんな概念はオシムはおそらく持っていまい。
哲学的にサッカーを考える人間ではないからだ。
そんなサッカーが日本にあっていると言われれば、ぐうの音も出ないが、やはり私には寂しく映る。
サッカーの可能性、日本代表の可能性を・・・・
もっと目指せるはずのファンタスティックな可能性を・・・
すべて捨ててしまったように見えるからだ。
そう、その点だけはジーコのほうが良かった。
彼は無策だったが、頂点の可能性だけは信じていた。
日本代表がワールドカップで優勝する。。
そんな夢がまたまた先に伸びるような数年になる気がしてならない。
投稿者 スマイルスター : 2007年6月22日 19:03
田中達也、松井大輔は結果出してからでいいでしょう。
試合に出なければ始まらない。
チームでレギュラーを取ってまずそこからでしょう。
投稿者 通りすがり : 2007年6月22日 22:51
オシムがこれまでのトルシエ・ジーコに比べて段違いに良い監督なのは間違いないでしょう。
そして、彼の理想が高いのは、ユーゴスラビアやグラーツのサッカーを考えれば分かります。
さらに、オシムが小さくまとまった選手を選ぶと言うのは誤解で、稀代のファンタジスタ、ピクシー(ストイコビッチ)を重用したり、「バルカンの黄金銃」プロシネツキ、確執のあったサビチェビッチといった超テクニシャンを'90年W杯のアルゼンチン戦で投入する等、『サッカーは、ファンタジーあふれて美しくなければならない』ということが、オシムの夢なり哲学と言っていいでしょう。
ただ、彼はもう1つ、
『走ることとファンタジーは矛盾しない。それどころか、ファンタジスタが走れば、もっと美しいサッカーができる』
という哲学を持っているように思えます。
だから、もしバルサの監督をやったら、ロナウジーニョとメッシを練習で走りこませて「走るファンタジスタ」を作り上げることは必至です。
一方、残念ながら、ユーゴスラビアでもバルサでもない今の日本には、ファンタジスタがいません。
俊輔・松井がそれに近い存在かもしれませんが、俊輔はファンタジーが足りないし、松井はケガが多い。
そして、「走る」ファンタジスタとなると皆無。
俊輔・松井が、攻守ともに走りまくって高いレベルで実践できているかと言うと、そうではないですよね。
そうすると、オシムが当面は理想(=走るファンタジスタを起用する)をあきらめて、この記事のご指摘通り、走れないファンタジスタ・俊輔をサイドで起用し、ゲームメイクさせる次善の策を取ろうとしているのかもしれません。
ただ、その起用方法って、セルティックと同じですけどね。(笑)
もしそれが正しいとすると、オシムが嫌っているハズの特定の選手を王様にするシステムに近いので、その方向で煮詰めていくと、アジアカップでそれなりに勝負ができても、W杯本大会は厳しいのではないか、という危惧はあります。
私としては、松井と俊輔に「走るファンタジスタになれ!」といいたいですね。
投稿者 ジダ : 2007年6月23日 07:57
極東の弱小リーグでレギュラー獲れないFWと
フランス2部常連チームでレギュラー獲れないMFに
才能とか可能性語られてもなぁ。
オシムさんがレアルのオファー蹴って
千葉に来たの知らないみたいだし、
哲学がないとか言ってのが笑える。
ま、確かに強いて言えば「数学」なので
論理とかが弱い人にはわかりにくいんだろうね。
批判するなら少しは相手の勉強もした方がいいのでは。
本もたくさん出ていることだし。
投稿者 : 2007年6月23日 12:26
家長や水野なんかは小さくまとまってるとは思えないけどなぁ
まぁもう少し時間をかけて成熟させたオシム監督の目指すサッカーを見せてもらわないと監督の技量なんて見えてこないし、それまでは何とでも批判できるよ
投稿者 通りすがり2 : 2007年6月23日 12:36
>日本代表がワールドカップで優勝する。。
>そんな夢がまたまた先に伸びるような数年になる気がしてな
>らない
誰が監督やっても、10年20年では無理ですよ。日本代表の実力考えないと。
田中達は長い怪我から復帰して2試合こなしただけでしょ?
まぁ私も呼んで欲しかったですが。
投稿者 サチ : 2007年6月23日 12:40
トップ、サイドアタッカー、それに3か4かの概念に日本は縛られ過ぎていた気がしないでもない。
記事中にもあるように中から外に展開。外から中に切れ込むサッカーは好きやな。
投稿者 : 2007年6月23日 12:40
今回のコロンビア戦、特に前半は選手を試した部分が多かったと思います。
「おまえら、このフォーメーションでやってみ?」みたいな(苦笑)。
オシムとしては、稲本に日韓W杯のような突進力を期待したのだと思いますが。結果としては失敗だと思います。中盤の人材は多いので、しばらく稲本は呼ばれないでしょう。
オシムは、将来1ボランチでやりたいようですが、それに合う人材というと、
・啓太はパスセンスに問題あり。
・憲剛は守備力に問題あり。
なので、現状では今野が適任でしょうか。まあ、啓太と憲剛のコンビは良好なので、こちらの方が安定してますが。後、闘利王を置く手もアリかと。
サイドには俊輔と遠藤。後、今回は呼ばれなかったアレックスと言ったところ。水野や本田あたりも入り込めそうです。まあ、ドイツ代表のシュバインシュタイガーのような選手をオシムは求めてるのでしょうが。
トップ下は羽生しかいませんね。シャドーの動きができるのは、現状では彼が一番でしょう。松井大輔、家長にも期待したいです。
オシムには、1-0で勝つより5-4で負けることを望む(笑)ような、スペクタクルなサッカーを期待します。そういう試合ができれば、サッカーに対する世間の見方も少しは変わるかと。
最後に日本のW杯優勝は、100年経っても無いでしょう。その前に、サッカー協会の問題、日本、しいてはアジアのレベルの問題、育成の問題と、クリアしなければいけないことがたくさんあります。
投稿者 I.W : 2007年6月23日 17:15
フランス人の人名表記がおかしい。
Libery:「リベリー」→「リベリ」
Malouda:「マルーダ」→「マルダ」
このような場合、フランス語はイタリア語やスペイン語とは違い、妙なアクセントはつけない。
投稿者 y : 2007年6月23日 17:46
オシムがレアルのオファーを蹴ったのは、オシムのサッカーがリアクション(カウンター)サッカーであり、常勝を求められるチームでは、ファンが納得しないことがわかっているから。
投稿者 : 2007年6月23日 18:01
>パサーをサイドと低めに配置・・・
>センターには縦横に走れる選手を置いて、相手陣内にスペースを作ってそこを突く・・・
これって、左サイドに俊輔、低い位置(ボランチ)に名波、トップ下には森島を配置して戦った
2000年アジアカップにおけるトルシエジャパンが見せたサッカーではないでしょうか?
あの時見せた他のアジア諸国とは別次元のサッカーを思い出すかぎり、確かに日本に合っている
サッカーかもしれません。
投稿者 戯言遣い : 2007年6月23日 23:14
オシムさんがレアルのオファー蹴って
千葉に来たとか言ってる人、まだいたんだね。
それで哲学があるとか言ってのが笑える。
ま、確かに強いて言えば「論理」なので
数字とかが弱い人にはわかりにくいんだろうね。
肯定したいなら少しは相手の勉強もした方がいいのでは。
本もたくさん出ていることだし。
投稿者 kkk : 2007年6月24日 04:23
現状、オシム監督のサッカーはつまらん。
マンマークから取って返すリアクションサッカーは確かにハマれば力が劣っても強国に対抗しうるだろうが、やはりそうとうの運動量を強いるし、それとスピードこそが命、ということに結局はなる。
ファンタジーやら創造性なんてものは、つまるところ方向や時間の予期しない急激な変化の中にあり、それを操る能力のあるものを「ファンタジスタ」というんではないだろうか。
で、オシムさんが今やってるサッカーとは基本的に相容れない。
よく走るしスピーディだけれども、単調で変化に乏しく、退屈。
ダイレクトパスが繋がりさえすればエレガントだとでも言うのだろうか、とよく思う。
トルシエはエリアポゼッションを志向するサッカー、ジーコはボールポゼッションを志向するサッカーだったが、オシムさんになって「ポゼッション」とは無縁のサッカーになった。
そのあたりの継続性のなさ、というか方向転換も疑問。
「走れ走れ」はマンマーク(つまりコンパクトにはならない)から手数の少ない速攻を志向し、かつワイドに攻めるオシム式だからで、それがサッカーの真実と言うわけじゃないと思うのだが、日本中が「もっともっと走らなきゃサッカーはできない」という風潮になっているのが嫌だし、「これが日本の目指すべきサッカー」とか言われても「なんか違うぞ」と。
まあ、しょうがないからそれを柱にするにしても、これから選手達が枝葉をつけて行くことに期待はしてるんだけれども。
投稿者 s : 2007年6月24日 09:21
夢の様な理想論と揚げ足取りに終始したコメントは見苦しいのでやめましょう。
現状と現実を見据えればオシムの取っている戦術は現在の日本の
戦力を冷静に把握し、この先に繋げる為のものですな。アジアカップが
この時期に無ければもっと実験的な抜擢、布陣も有り得るのでしょうが…。
トルシエ、ジーコの時とはいささか状況が違いすぎますしね。
無責任にノルマノルマと煽りたてる一部の姿勢にも問題はあるでしょう。
投稿者 涼 : 2007年6月24日 10:27
>選手選考でもやはり落胆は大きい。千葉時代も感じていたこ>とだが、彼が選ぶ選手は小さくまとまった選手が多い。伸び>シロを感じない。
って・・。しかも可能性を捨てたって。厳しいなぁ・・。
自分の好みを合わないとそう感じるものかもしれませんね。アンチジーコだった自分はドラマチックにアジア獲ってもイマイチ感動出来なかったもんです・・。
投稿者 : 2007年6月24日 11:35
選手が混乱してるように見える
もっとシンプルな所から組立てないと
代表なんだからそういう事は重要だ
投稿者 : 2007年6月24日 13:13
海外の有名選手を引き合いに出すのはいいけど
日本ってそんなレベルじゃないでしょw
投稿者 あのー : 2007年6月24日 15:00
今の日本代表のスタイルは、けしてオシムの理想ではないだろう。選手たちは、走ってパスを繋いでいるだけで代表クラスのサッカーができていると思っている。
一人ひとりに才能や将来性が無いとは思わないが、指導者に素直に従う引き出しの少ない選手ばかりで物足りない。これが、谷間の世代の弊害か。海外組が帰国して即レギュラーになる時代に戻っているじゃないか。俊輔、中沢、高原らをベンチから見ている選手が情けない。
アジアカップは、優勝できないだろうがそれはオシムも織り込み済みだろう。目標はワールドカップ予選なのだから、今はそのための材料集めができればいいだろう。
問題は、代表のレベルを世界で戦えるだけの力に引き上げること。早い内から、家長、柏木、水野、梅崎内田平山らにトップレべルを叩き込むべきだと思う。伸びシロ云々はともかく、予選までに羽生、山岸、巻ら中堅が独り立ちする確率、俊輔、高原、遠藤らがさらにレベルアップする確率、二十歳前後の選手が大化けする確率、これらをそれぞれ比べ合わせると、将来を見越した上でどこに重点を置くべきかは自明だろう。と言うか、若手の化けを頼まなければ南アフリカには行けないと言う事。
トルシエ嫌いの人も、ジーコ嫌いの人も、現日本代表がうまく行っているとは感じないだろう。オシムだってそう思ってるだろう。理想には程遠いチームを歯がゆい思いで見ていると思う。
今願うことは、アジアカップメンバーから半分ぐらい入れ替わっ独り立ちした選手が、チームワークを鍛え上げ、オシム監督の元でドイツ大会の雪辱を期してワールドカップ予選に臨む。
順調にそんな風に進んでほしい。間に合えばいいな。
投稿者 もと : 2007年6月24日 15:07
宮本を呼べ!
福西だって健在だ。
坪井より松田の方が良いぞ!!
鈴木隆行の献身的な(潰され役)だって必要だ。
フランス代表だって、ベテランが代表に復帰したから
準優勝できた。
投稿者 : 2007年6月24日 18:04
オシムは挑戦している。
これまで日本に来た外国人監督は、自分で考えようとしない選手に対して、考え方を教えるのでなく、答えの1つを教えてきた。ベンゲルでさえも考え方を教えるのはあきらめた。ジーコは、自分で考えよ、というだけで、考え方を教える方法を持っていなかった。
オシムは、それでも、日本人に、自分で考えるように指導している。トレーニングメニューを工夫して、自然と頭を使わざるを得ないようにしながら。
ただし、まだまだ道半ば。
しかし、そもそも代表監督が一人でがんばったところで、自分で考えるようになるのだろうか?
たとえば、将棋や囲碁。自分で考えてよい手を指す、あるいは打つには、将棋あるいは囲碁がどういうものなのかを根本的なところから積み上げていく必要がある。羽生善治が町の将棋道場で基礎を鍛えられなければ、「マジック」と呼ばれるファンタジーあふれる手を生み出すことはできなかったはずだ。
サッカーも同じだ。「自分で考える」ためには、サッカーというものを根本から積み上げ理解していく必要がある。さもなくば応用がきかない。
市民レベルでサッカーのよいプレーと悪いプレーの理解が進み、「町のサッカー道場」が作られ、小さい頃から自分で考えることを繰り返してきて、さらに上の環境で経験したことを取り込んでいって初めて、世界に通用するサッカー観を持った選手ができあがるのではなかろうか。
日本人がそれに向いていないとは思わない。むしろ著しい適正があるはずだと思う。
そのためには、たとえば、TV放送で、個人戦術、判断の中身について、詳しく掘り下げることが重要だ。相撲の一挙手一投足を詳しく解説しているのと同様に。Jリーグでは材料に乏しいのなら、海外の試合から抜粋した番組でもいい。日本人には必ずウケるはずだ。そういうのが好きな国民だから。
オシムがトップから引き上げようとしている。それを下から押し上げようとする協力があってもよいのではないか。
投稿者 : 2007年6月24日 18:21
中盤と前の選手が乖離するなんてことはジーコジャパンでは頻繁に、というかいつもそうだったように思う。その点では、2列目3列目から選手が攻撃に参加することはとてもいいと思う。実際に見てても「狙って攻めれてるな。点取ったな。」というシーンが増えてきたと思うし。自分がオシムに期待できるなと感じるのはそういうところ。
まぁ、何よりも、攻守(特に攻めか?)に人数をかけようとしていることがいい。「選択肢(パターン)」という言葉はある程度の人数がいて初めて考えられると思うので、中から攻めるのか、サイドからにするのかというのもその前提があってからになるでしょう。そうして人数をかけることができれば、選択肢を状況によって使い分けていくことができるはず。
特定の型を持たないことが、オシムの目指すとこで、いわゆる日本サッカーを日本化するということなんだろう・・・と思う。
投稿者 DASH : 2007年6月24日 19:20
4バックがいいだの3バックがいいだの言われなくなくなっただけでも、オシムの凄さを感じる。
投稿者 田尾 : 2007年6月25日 13:28
ジーコの頃に比べ、相手してくれるチームが弱いチームや、メンバーを落としたチームばかりな気がする。ヨーロッパ、アフリカ中南米の強豪と一度も戦ってないよ。
格下ばかり相手にして、勝ちながらメンバーを固める時期なの?オシムの希望?
アジアカップ勝てないよ。
投稿者 : 2007年6月26日 06:23
攻撃も守備も出来るボランチですか?そんな選手がいたらなぁって思う事はよくありましたが、フランスのビエイラみたいな凄い選手がいれば(一時期和製ビエイラと言われたデビッドソン純マーカスっていたけど)サイドアッタカーは育てて欲しいですね。磐田の太田や東京の鈴木、甲府の茂原とかその他も。ところで何故岩政は選ばれないのか。
投稿者 白書ん : 2007年6月26日 10:57
ボランチ、ちょっと弱いですね。こぼれ球を拾えてパスがうまく、時々オーバーラップしてゴール前に顔を出す、守備は相手ボールのカット中心のポリバレントで器用な選手。
だから、攻められるとずるずる後退する。
中盤で体を寄せて相手ボールを奪取しないと、早い攻撃ができないでしょ。遠藤、小野、中村憲、鈴木もフリーなボールに強くて持ち味はあるけど、稲本、今野、小笠原らのような強い選手を置くべきだと思う。
とくにオシムは、ワンボランチを考えているようなので、前が俊輔、羽生、水野らボールを動かすタイプなら、バランスを取るためにも後ろは守備位置を簡単に下げない選手を要においてほしい。
それと、強い相手にコテンパンに負ける経験をそろそろしておいたほうが良いのでは?J1でうまくいってて、安心している選手がいるような。若手が親善試合後満足そうなコメントを残すのに対し、川口、高原らの素直に喜べない渋い表情が心に残る。
投稿者 もと : 2007年6月28日 08:28
「神風システム」ですもん。
じゃ、
あなたたちが望む選手を一同に揃えて、スタメンさせてどういうパフォーマンス出来るのか見せましょう!
ってワールドカップの本番で「国内のマスコミと政治家の介入に腹を立てたときにやったこと」と同じことをやってたような気がしますね。稲本も、中田も俊輔ですら体調不良であるし、使う場所だって今のところは無いけれども、ぜ~んぶ出しますから、どんなサッカーできるか見てねって感じ!
ユーゴ国民は、ボロ負けしたチームに失望し、その後好きなように采配をふるい、チームを決勝トーナメントに導いたオシムに謝罪しました。
多分、松井、大黒など呼んでいれば全てスタメンさせたかもしれませんね。
「神風システム」であって、その結果に対して良い、悪いはまったくの問題外って感じでしたから
「お金払って見られた人」には失礼だったけれども
いつかやるだろうな・・・遂にオシムはやったなぁ?という感じでしたね。
ピクシーたちは初めてオシムのもとで練習した際
吐くほど走らされて
「これはサッカーでなく、トラック競技だ!」と猛反発したのだそうですが、その後の実績は皆様ご存知の通り・・
日本全国の、それこそ基礎を学ぶ子供達からお金と名誉のためにするプロにいたるまで、基本練習の大切さと走ることの大切さを教えてくれた指導者ですよね。
’02年の韓国のヒディンクもあのキムチパワーたちに走ることを求め、体力トレに終始して成果を残しましたが、
「まだ走ることしか言わない・・・」
と否定的な方がおられることが、残念ですね。
中田ヒデが、敗戦後
「走らない人間が何人かいた・・・」
といってユニフォーム脱いだけれどもね・・・。
システムも、人選も、そろそろ始まるでしょうね。もしかしたら、アジアカップでもまだその見極めを続けるかもしれませんね。ワールドカップ本番までは・・・。彼はその試験をワールドカップ本番でもやったくらいですから、驚きはしませんが。
「神風システム」
解説した新聞記者いましたっけね?自分達が馬鹿にされてるって事さえ、理解しなかったなんてことは無いと思いたいですね。
投稿者 弧愁庵人 : 2007年6月29日 13:37
私、トルシエの人格は多くの方同様あまり好きじゃないのですが、オフサイドトラップは大好きなんですよね。
自陣深くでやれとは言わないけど、せめてセンターライン近辺まで押し上げられた時くらいは使っても良いんじゃないかなぁ。
2001年のコンフェデで当時ブラジル代表のワシントンをキリキリ舞いさせた記憶が未だに鮮明なのですよね。
投稿者 パヴァーヌ : 2007年6月29日 17:22
>ジーコの頃に比べ、相手してくれるチームが弱いチームや、>メンバーを落としたチームばかりな気がする
ジーコの時にUAEや3軍のペルーに負けた事を忘れたんですかね。キリンカップで負けてばっかだったから微妙な相手しか来なくなったんじゃないですか。スポンサーが気を使ってるんだと思うが。
投稿者 テツ : 2007年6月30日 09:58
市川氏のこの文章はどうも、個人中心に語って組織を語っていない、つまり戦略的に語っていないような気がする。オシムは組織第1と語っているのだから、賛成するにせよ反対するにせよそれについて第1に語るべきではないか。
「走らない選手を入れない」という場合の「走る」とは何のためなのか?攻める場合も皆で前へ、守る場合もFW含めて皆で囲むから走るのだ。これらのことと、またボール奪取が上手い選手を揃えていることも考慮すると、結局ボールポゼッションサッカーという狙いである。モンテネグロ戦を見てもコロンビア戦を見ても、ボール保持率が極めて高いことも分かろう。これは極めて大きいオシムの功績であると思う。
とはいえ、サッカーは点を取るゲーム。この戦略が弱いならば批判されても仕方ないが、僕は全くそうは思わない。
高原の著しい進歩はオシムにも嬉しい誤算だったと思う。その高原が第1に、そして俊輔もこのチームにとけ込んできた。そして二人ともがこのチームを絶賛していることも重要な点だ。点取り戦略は確かに豊富なのである。
高原の相手は巻だろう。アジアでは良いポストになるはずで、ここへ放り込めば、高原が絡んでくれる。放り込むのは、俊輔、遠藤、憲剛とそろっている。また加地、駒野というクロス上手もいる。これらの放り込み上手は同時に走り込み上手でもある。流れるようなワンタッチプレーでゴール前へ進入していくということだ。
こうして、このチームはとても強いと思う。アジアではどのチーム相手にも6割以上のボール保持率を弾き出し、相手をへとへとにさせるのではないか。そして75分過ぎに得点ラッシュ
。それが目に見えるようだ。そして、高原が得点王。近年唯一のJリーグ日本人得点王がさらに一皮も二皮もむけたのだから、間違いないだろう。
最後に一言。あのコロンビアが昨日だったか、アルゼンチン相手に1人少なくなる前は1対2だった。今の日本、アルゼンチン相手にも良いゲームをすると思う。
投稿者 文科系 : 2007年7月04日 02:00
とにもかくにも、観る側にとって、今の代表は、戦術やら何やら色々考える楽しみを与えてくれるので、この路線で行ってもらいたい。
個人的には、水野君、家永君、今ちゃんが大バケしてほしいなぁ。
おしまい。
投稿者 : 2007年7月04日 10:46
前回のアジアカップを戦ったメンバー、あの修羅場をくぐって来た選手たち。個人的には、あのメンバーなら、前回ワールドカップも決勝トーナメントへ行けたと思う。だから今回のアジアカップも、国内組中心にこだわるのなら、あのメンバーで行けば良い。オシム監督は、「古い井戸」とか言ってるけど、古くなっても良い物は良い。
オシムには、多少、「俺は前監督たちとは違う」っていうエゴが見える気がする。
オシムは、エゴか強いな。川Xキャプテンと同じだな!
投稿者 : 2007年7月04日 13:55
オシムで代表が強くなっているかどうかは、トルシエもジーコも優勝したアジア杯でわかる。
投稿者 : 2007年7月04日 18:49
平均年齢26歳だ。新しい井戸だと思っていたら、実は古い井戸と底で繋がっていて、汲み上げた水は古い水というオチだ。
黄金世代(今まで代表に入っていなかった選手も含めて1979~80年生まれ)が8人(播戸もいれば9人?)。
古い井戸(黄金世代以前)が12人、新しい井戸(谷間の世代以降)が11人。ポストドイツワールドカップ代表ジーコの失敗を、オシムと若い選手たちがそそぐ、と言うイメージとはちょっと違うな。
オシムジャパンは、ワールドカップを目指すチームじゃなく、アジアカップを目指す目先のチーム編成だ。アジアカップの結果で、オシムの解任騒動が起こるとは思えないが、オシムらしさが出せているのか疑問だ。それとも、そこにオシムの本当の狙いが隠されているのか。とりあえず、アジアカップに皆様ご注目。
投稿者 : 2007年7月04日 19:09
追加です
市川氏の文章で、コロンビア戦の講評が気に入りません。
「守備が安定して、相手が疲れて当りが弱くなり、かつ前線に走れる選手が入ってタメやスペースが出来れば、うまく行かない方がおかしい」という見方が、です。
守備は若干のミス以外は初めから安定していたのではなかったか。相手が疲れたのではなく当方が疲れさせたのではないか。また、それらをあらかじめ計算に入れていて、後半にゴール前に走り込める選手を入れたのではなかったか?
僕はこれら全てを事実として肯定したいのである。
ボランチタイプを重視しつつ、FWにも要求してボール奪取能力を高めていること。高度なワンタッチプレーを増やしていること。こうして、攻守とも走り回ってポゼッションが高いこと。だからこそ、これら全てが起こったのだ。
このチーム相手には、後半の相手はへとへとになるのである。アジアカップでも必ずそうなると断言しても良い。でなければ、俊輔や中田浩二がこんな感想を漏らすような苦労などする必要はないではないか。
「ボールも人も速くというのは、最も難しいことだが俺ももっとこれに合わせたいと思う」、これは俊輔。
「速い判断がいるので、疲れることこのうえない」、浩二。
因みに、一昨日20歳以下ワールドカップのジャパンが、欧州予選2位のスコットランドに3対1の快勝を収めた。「走り回ってボールも人も速く動く、オシムジャパン」そのものの戦い方と感じたものだ。ワンタッチパスで大男を振り回し、敵ボールに対しては、大男の足下にちょっかい出して奪ったり、ミスパスさせたり。
まさに「速い判断」のゆえなのだろうが、なんと相手が遅く見えたことか!
やはりオシムジャパンは日本史上最高のチームである。
投稿者 文科系 : 2007年7月04日 21:59
オシムのプランは今のところ、日本はまだサッカーの水準もそんなに高くはないし強くない、それをあらためて認識させようとしている段階だと思う。本番はオリンピック後じゃないのかな。
確かにサッカーは、ピッチでプレイしている選手たちにとっては点を取るゲームだけど、見てる側にしてみると、ピッチ上の選手たちが点を取りにいくそのプロセスの方が楽しめたりすることも多いところがいいところだと思う。
とりあえず、勝つことばかり見てないで、代表がどんなサッカーするのか見ていきたい。まだぜんぜんだめだと思うけど。どうでしょうか?
投稿者 カリント : 2007年7月04日 22:57
日本代表を強くするのにいちばんの近道は
皆早くガキをつくって亀田の親父さんみたいなテンションで
スポーツエリート育成に励むことですね・・・
あれくらい熱を入れれば、5人に1人はダメ人間になるかもしれませんが
1000人に1人は俊輔クラスになるとおもいます。
投稿者 : 2007年7月05日 18:44
ハンドルネーム忘れた名無し様。
連投ご苦労様!
日本サッカーを愛してられる上での、戯言・・・と思ってよろしいのでしょうか?
もしくは
「背の大きい、体格勝負がこれからの日本サッカーの課題点・・・」
と総括した天才ジーコ(プレーヤーとして)がやった、日本版「黄金のカルテッド」を懐かしむ、郷愁に浸ってられるのかな???
前回のアジア大会にオーストラリア参戦していれば・・・・もちろん日本は優勝はしたでしょう???
ワールドカップ本番でも、黄金の中盤が機能して、オーストラリアに圧勝したのです???
体格だけで「羽生」は、代表に呼ばれなかったね。
もっとも、体格ウンウン・・と言った割りに、宮本なんかは選ばれたから、その日の気分で呼ぶかもしれないけれど
ワールドカップ本番直前に、点が取れないと急遽、一日シュート練習させまくったジュニア並の練習の成果で、大会の得点王も高原が取ったのでした。智将に率いられ、決勝トーナメントまで進んだ日本は世界の注目を浴びたのです???
ヒディンクと彼の率いるオーストラリアは、日本が必死にシュート連やらされてた時、ゴルフと釣りでリフレッシュしてたんだよね・・。
審判に対するマナーの悪さ・・・と言うより反則行為は、青少年達に悪影響ナだけでなく、選手達に甘えも植えつけるんだよなぁ・・
「オーストラリア戦、開始早々のあれ、ありゃPKだろう・・・あれ入れてりゃ、今もっと楽な試合展開なのに・・・なんて考えてやってた選手はいなかったし、後半戦のあの極端に落ちた体力と気力も、技術でかわしたし・・・。前日のシュート連で疲労困ぱいか、もしくは、デカイ相手は技術でかわしゃ問題ないって足の止まった、ゲーム盤サッカーで走る必要なんて感じてなかったしーー。よもや、技術が体力に負けるわけ無いじゃん。うちらジーコのチームだよ???審判さん、ちゃんと見てる???と、日本圧勝の開幕戦中継でした。」
強靭な体力と190センチを越す大男揃いであって、懸命に走ったオーストラリアは、日本に大負けしたのでありました。もちろんオーストラリアは予選敗退でした・・・???
ジャン、ジャン!!
投稿者 弧愁庵人 : 2007年7月07日 23:22
アジアカップ・ジャパンが昨日の練習で3トップを練習したらしい。右に俊輔、左に山岸、トップはもちろん高原。その下に遠藤、憲剛の2司令塔を置き、啓太のワンボランチだ。
こういうのはちょっと早すぎる気もするが、オシムが理想とする「ジャパンの日本化」の姿なのではないか。速い判断力をもって、最後まで自主的・組織的に走り回る「全員攻撃・全員守備」。できるなら「ワンボランチが望ましい」と言ってきたオシム、「啓太のワンボランチ」がもう見えたと判断できたのだろうか?
たとえそうでないとしても、この形、チームには、選手としてはさぞ元気が出ることだろう。「日本人の性質」に合っていると思うのだ。ちなみに俊輔の感想。「ものすごくやりやすい」
投稿者 文科系 : 2007年7月08日 09:53
今日からいよいよアジア杯が始まりますね。日本代表には優勝を目指して頑張って欲しいですし、優勝を願っています!
アジア№1を決める大会でもありますが、コンフェデの出場権を賭けた『アジア予選』でもある重要な大会なので、何としてでも優勝を勝ち取ってほしいものです。
本気の世界レベルを体感出来、w杯の試金石にもなるコンフェデに出場出来るか出来ないかでは、w杯を含めた今後の日本サッカーに大きな違いが出てしまうと思います。
世界のサッカースタイルは日々進化し、今はレベルが上がれば上がるほど『スペースと時間』の余裕を与えてくれません。強豪国に日本が対峙するためにはオシムジャパンのサッカーの方向性は間違っていないと考えていますし、選手選考や強化合宿、コンディションの調整法などの考え方も理にかなっていると思います。(選手としては厳しいと思いますが・・)
また、ジュニア世代を含めた日本のサッカー界に良い影響を与えていると思います。
是非、オシムジャパンのサッカーを体現して世界への挑戦権を獲得して欲しいものです。
日本代表やオシム監督に対して否定的なコメントがありますが、日本代表を応援するが故のことと思います。
皆で応援しましょう!
投稿者 ファミリー : 2007年7月09日 11:00
カタール戦後の感想だが、「スター俊輔とその他大勢のチーム」に成り下がった日本代表など見たくなかった。
中田英の頃よりひどい。意味の無いパス交換、意図の無い走り、ボール保持率が高くても攻めてないんだから相手は疲れないし守備に穴も開かない。中田英は一人でいきり立ってゴール近くにポジショニングしていたが、俊輔は相手プレッシャーの少ないゴールから遠い位置でのんびりパスをさばいている。
改めて、どうしてオシムの理想と程遠いこんなチームができてしまったのか。オシムが1年かけて新しいメンバーを鍛えてきたのは何のためだったのか。1次リーグ残り2戦注目しておかないと、決勝トーナメントは無いかもしれないな。
投稿者 もと : 2007年7月10日 00:17
オシム監督では、今回のアジアカップは優勝できないと思うな!
だれかも言ってたけど、俊介、高原 以外の選手は、相手と戦っていると言うより、オシム監督と戦っている感じ。
それに、今回の日本代表って、選手間のケミストリーがあんまりないように見えるな。一緒に練習する時間が少ないとかそういう問題じゃない。選手間のケミストリーって、時間を掛けたからって生まれる物じゃないし。簡単に言うと、何となくピタッと合うっていう選手たちをオシム監督は選んでないな。でもそういう意図があるから千葉の選手ばかり呼ぶのかな。でもその千葉の選手たちが他のチームの選手たちとピタッと行かなきゃしょうがないのに。昨日のカタール戦も、オシム監督がいつも言っているようなサッカーじゃなかったな。あんまり走っている選手がいなかったでしょう。だから縦へのボールが出ない。
今回の優勝は難しいと思います。
投稿者 : 2007年7月10日 15:58
今時しかも日本でトータルフットをしようとしてるオシムって。そんな簡単じゃないのにありえないよ。しかも欧州ではもはやぜ絶滅したといえる3バックって。やっと4バックになりかけてるけど。
投稿者 shingo : 2007年7月10日 17:58
最強の布陣で臨んだはずのドイツで惨敗した時点でサポーターの多くが代表の衰退を危惧したくらいなんだから、このアジア大会だって苦戦するのは当たり前。実際、黄金世代のほとんどがピークを過ぎるうえに、世界レベルの若手だって育ってない。ジーコの就任時とは全然状況が違うんだよね。
そんな悪条件下で監督をお願いできるのは世界中にオシムさんしかいなくて、協会としても「やって頂いている」わけだから、指導経験のない我々素人が「オシム監督では優勝できない」なんて批判するのは身の程知らずだと思うけどな。
一人前に監督を批判するのであれば、他に誰を監督にするべきなのか、具体的な根拠を示したうえでじゃないと全然説得力がないよ。日本人選手の特徴を全く知らない世界的名将を監督に据えたところで、それが機能しなかったらファルカンみたいに何もしないうちにクビになるだけ。そうなったら南ア大会なんて予選突破も絶望的だ。
今の代表のサッカーは確かに少し歯がゆいけど、とりあえず今は選手たちがオシムさんの要求に応えられるくらいレベルアップするのを信じて辛抱強く待つしかないんじゃないか?今するべきことは批判じゃなくて応援。
投稿者 hide : 2007年7月10日 20:05
カタール戦のことだが、不本意なゲームこそしっかり総括しないと、チーム評価を間違える。ドイツWCも評価を間違えた人には、日本の世界順位は60~70位にもなってしまう。今回のオーストラリアもカタールなみのチームと同点だったではないか。こんなことはサッカーではよく起こることだ。
まずオシムの総括を見よう。「勝ち点6でもおかしくないゲームを、事故で失った。仕上げができなかったが、ゲームは支配していた。日本は強いのだ」
辛口のセルジオ越後も意外にもほぼ同じ総括をしている。当然のことだ。ボール支配率は多分65%ほどで、シュートは10対3である。羽生や山岸の惜しいシュートもあった。
あのとまりやすい深い芝の上ながら速い判断のパス回しでボールとゲームを支配した力はすごい。敵は後半残り20分はふらふらだったはずだ。ここまではオシムの構想どおりのすごく強いチームだったのである。多分世界30位クラスの。カタール相手にこんなことが出来るチームはアジアにはないはずだから。1点入れていれば大差の付く展開だったと思う。
失点は確かにアクシデントのようなもので、失点以降も羽生の惜しいシュートが出ている。
ゴール前に入る人が少なかったというのが反省点ではないか。トップは高原、巻で、中盤が俊輔、遠藤、憲剛、鈴木と普通にすれば良いと思う。鈴木以外の3人もゴール前へもっと侵入していくということで。強いチームなのだから、アジア相手にはもう、鈴木啓太のワンボランチでも好いのではないか。他の中盤も守備をするのだから。もう少しリスクを侵すということだ。
投稿者 文科系 : 2007年7月11日 16:56
アジアカップ2ゲームの総括から
アジアカップ2ゲームで市川氏の説くある部分が極めて重要であると分かった。もっとも、これは僕も先回書いているが(そのコメントは今現在まだ未掲載である)。
一つはサイド攻撃、クロスの部分。二つ目はゴール前への走り込みの部分だ。
一つ目については2ゲーム4得点のうち3点がそこから生まれたということだ。カタール戦の今野、UAE戦では、左に開いた俊輔、右から加地である。
二つ目については、1トップのカタール戦が全く駄目で、そこが改善されて、3得点となったのがUAE戦と見ても良いぐらいだ。2トップにしただけでなくて、遠藤、中村などもよく侵入していた。加地のクロスによる2点目は遠藤のスルーがなかったら無かったと思うし、巻のスペース走りも高原を支援していたと思う。
市川氏は走り込み型のサイドも要求されている。これも確かに一理ある。遠藤や中村などが放り込めば良いわけだから。しかし、駒野、加地へのオシムの信頼は絶大だ。二人の精度が凄いのだから。それは、UAE戦のように、2トップ、遠藤、俊輔が走り込みさえすれば、点になるという程のものだ。カタール戦点はこれが少なかったから、ああいう結果になったと思ったぐらいだ。
とにかく、内容に多少の違いはあっても以上の部分は、市川氏の慧眼であると思う。
投稿者 文科系 : 2007年7月14日 08:15
アジアカップ優勝すれば、ワールドカップ出なくてもいいわけ???
アジアカップは優勝は当たり前と思っているわけ???
アジアカップ優勝して、ワールドカップも出場が当然であって、ベスト8が目標なの?ベスト4が目標なの?まさか優勝が目標なんていってるんじゃないですよね?
現時点で、日本が目指すべきはワールドカップ決勝トーナメントであり、もちろんワールドカップそれ自体に出れる保証もないし、出たとしても(地元開催以外に、くじ運に恵まれる保証もないから)決勝トーナメントに勝ち上がる力もないし・・・
今、協会が求める代表監督はそこじゃないの!
冷静に考えてください。
世界中で、日本とか韓国が決勝トーナメント勝ちあがることは奇跡なのですよ。スポーツだから過去にもあったことは事実だけれども、そんなことはイレギュラーであって誰も考えてはいないわけですね。
でも、私達日本人は考えているわけ!
日本サッカー協会も考えているし、サッカーの好きな子供達も夢を見ているわけ・・・。
だからオシムが必要なのですよ。
スポンサーとか、俊輔とか、高原に厳しく当たれる監督が必要なのですよ。
バカなマスコミと、世界の中での日本の現実を理解しないサポーターに対して
「夢を見るな」という監督が必要なのですよ。
断っておきますけれど、僕はアジアカップは少なくとも決勝までいくと思ってますが、
仮にそれがかなわなくとも
「オシムに対する評価はまったく揺るぎません」
彼はプロであって、私達サポーターはアマチュアに過ぎないことを知ってますので・・・。
投稿者 弧愁庵人 : 2007年7月16日 18:07
色々意見があって面白い。
投稿者 名無し : 2007年7月17日 18:57
日本代表を応援しています。(監督が誰であっても)
前回のW杯で、大きなショックを受けて、FIFAランキングも落ちて、日本サッカーの自信は粉々に打ち砕かれた、そんな印象を受けました。
粉々になった状態を、オシム監督は一つ一つ拾い上げて組み立てている、そんな感じがします。
ぼくはサッカーのことは詳しくありませんが、マスコミに対しても、無責任な質問や報道を慎むような受け答えをしているオシム監督は、これまでの代表監督にない、良い性質を持っていると思います。
日本がブラジルレベルの選手をそろえているなら、下手な試合をした場合、原因は監督の采配によることが多いかもしれませんが、まだまだ今の日本は発展途上で、選手個人のレベル、組織のレベル、どちらにも問題は多いはずです。
日本が、W杯で優勝できる日が来ることは望んでいますが、そんなにすぐに訪れるとは思っていません。
まずは、プロサッカーができて歴史が浅い日本が、まずは世界の中でサッカー強国に数えられるようになることが必要だと思います。
それには、日本人に得意なスタイルを見つけること、それと長い目でそれを育てていくこと、それが重要なのではないでしょうか。
オシム監督を見ていると、そういった視点でアプローチしていると感じます。
アジア杯やW杯で目を見張るような活躍も期待したいですが、それよりも、もっと息の長い発展の方針を肯定するような結果を出してくれることに期待し、応援したいと思います。
投稿者 なぜ今の段階で勝ちにこだわるのか : 2007年7月18日 22:15
今、2007.1.22夜7時です。
昨夜は反町ジャパンがオリンピック出場を決め、一人美酒に浸りました。
勿論、数日前にオシムが倒れ、悲しみに浸っている中での唯一の朗報です。
こんな前の記事、誰も見ないでしょうから、ブログ主が全然更新しないから、言いたい放題書くのだけれども
アジアカップは優勝できませんでした。オシムをクビにすればよかったでしょうか??
彼等の教え子達は(少なくとも彼に招集された50人近くの選手達は)進歩してないのでしょうか?
日本は後退したのでしょうか?
オシムは日本代表としての指導者には能力不足ですか?
オシムはかって惨敗に代表達に対して
「お前等はアマチュアだ!俺はプロだから命をかけてやっている!!」
と叱りました。
日本全国のサッカーファンとマスコミたちに対しても、彼はそう言いたかったのではないですか?
最期に
それでも貴方は、オシムの与えてくれた教えを否定しますか?
投稿者 弧愁庵人 : 2007年11月22日 19:24