2006年11月21日
韓国サッカーは日本の脅威なのか

★最強のライバル
<アジアユース:日本2-2(PK3-2)韓国>◇9日◇準決勝◇インド・コルカタ
韓国はいつだって最強のライバルである。特に若い世代にとっては関門に等しい。
A代表は99年Wユースで準優勝した黄金世代以降、苦手意識はなくなってきたが、五輪代表を含めた若い世代では、敗北の姿の方が記憶に強い。勝つにしても劣勢を強いられて、カウンター一発というA代表ではあまり見られない形が多い。典型的な試合展開は、走り負けである。今回のアジアユース準決勝も最後PK戦でうっちゃったが、フィールドでは過去とまったく同様の展開で、走り負けているのは明らかだった。走り勝つことはオシムのテーマでもあり、この意義については過去触れたこともあるので、本稿では、走り負けること以外に何が韓国と違うのか、そこに重点をおいてみたい。
今回のU-19韓国代表のメンバーとは、いずれ五輪予選やW杯予選で何度もお目にかかることになるから、1度おさらいをしてみるという趣旨である。
★狭いところでの差
韓国が明らかに上回っていたのは、フィジカルの強さと足元のうまさである。ここが負けていて他に何が勝っているのかと言うと、日本は足元はイマイチだったが、ボールを遠くに蹴る時、つまりパスにはまだ分があった。日本のゴールシーンは、どちらもパスがきれいに通ったあと生まれたものである。A代表では、各プレーヤーがスペースを求めて動き回るため、日本のパスサッカーが有効に機能する時も多いが、U-19レベルでは、まだそこまでプレーヤーの動きの質が高くないため、ボールに人が集まって密集するようなシーンが多くなる。こういうスペースが極端に小さい時に、韓国のプレーヤーのうまさと強さが際立ってくる。
日本のプレーヤーは、こういう密集ゾーンをそもそも避けてボールを回そうとするし、入ってしまうと簡単にボールを取られていた。また、フィジカルも一時期と比べると差は縮まっては来たが、ぶつかっても容易に倒れないのは韓国のプレーヤーの方だった。このフィジカルと足元の差が、試合を通じてパフォーマンスの違いにつながっていたように思う。3人で囲んでもボールが取れず、結局韓国にシュートまで持っていかれるシーンもあった。
これは伝統と言うべきなのか、日本にはあまり狭い所でプレーできる選手が育たない。今のA代表では田中達也くらいであろうか。十分なスペースがあればパスにシュートに良いプレーが出来る選手は多いが、メッシやロビーニョとまでは言わないものの、狭い所をスルスルっと抜けて決定的な場面を作れる選手というのは極めて少ない。こういう選手の現在のスキルを考えれば、オシムのムービングフットボールは、基本的にスペースメークにその狙いがあるため、現状に極めてフィットした戦術だと言えるが、選択可能なプレーを増やす観点で前線にはドリブルで局面を突破できる選手が最低1人はいてほしい。
狭い所でプレーできる選手が育たない正確な理由は分からないが、1つ仮説としては中学高校レベルから戦術を教えすぎているから、というのはあるかもしれない。ボールを持ちすぎず、ピッチをワイドに使ってパス主体で攻めるというのは、高校サッカーでも基本の戦術だ。確かに球離れを良くすればスペースも生まれるし、勝利の確率は高まるかも知れないが、残念ながらドリブラーが成長する余地は少なくなる。中学高校レベルでは勝利よりもドリブルを、というのは非現実的だが、韓国とのパフォーマンスの違いを見るにつけ、1度育成制度を考えてみた方が良いように思う。
★サイド攻撃の違い
あとは戦術的というほど大層な話ではないが、サイドプレーヤーの役割というのが大分違ったように思う。韓国のサイドはイタリア人プレーヤーに似ていて、クロスを上げるのではなく、中に切れ込んでシュートに持ち込むことを目的としてプレーしているように思えた。守備との間合いがあれば、そのすきに正確なクロスを上げるというよりは、その間合いをドリブルで詰めて抜き去ろうとしていた。
日本のサイドの選手が中に入ってプレーをしないわけではないが、基本的にはペナルティーエリア横のスペースに侵入してクロスを上げることが多かった。加茂・岡田ジャパンの時に、中田からスペースにパスが出て、名良橋が走ってクロスを上げる、というよく見た光景以来、変わらない日本のサイド攻撃のパターンである。
このクロスが有効でないとは思わないが、バリエーションとして、もっと中に入って勝負してもいいのではないかと思う。もちろん、中に切れ込んで勝負するためには、ペナルティー横のスペースからクロスを上げるより足元の技術が必要だから、前に言及した点との“chicken-egg”なのだが、逆に言えば、サイド攻撃のバリエーションを増やすためにも、狭い所でプレーできるようになるべきなのである。
A代表でも状況は同じで、加地や三都主は、両者ともスペースがないと活きない選手であるため、中で勝負するというよりは、サイドからパスを出すプレーヤーだ。また、きき足も三都主は左で、加地は右であり、縦に抜けるには都合がいいが、中に入っていったり、シュートを打つにはきき足が逆の方がいい。欧州では、松井が右ききで左サイドをやっているが、これも足元の技術がある選手だけに、クロスではなく中に入ってのシュートやラストパスが期待されているということだと考えられる。
韓国代表との試合で、よく相手の2トップに加えてサイドに開いたMFの2人が加わって、まるで4トップの様な波状攻撃を受ける時があるが、韓国代表のサイドプレーヤーはサイドアタッカーと呼ばれるにふさわしい攻撃的な選手が朴智星を嚆矢(こうし)としてそろっており、逆に日本には不足している。世界的に見ても、ギグスやフィーゴ、ロッベンの活躍が示す通り、サイドアタッカーは重要なポジションであり、戦略的な育成ポイントであるように思われる。松井大輔とて、日本というよりは、フランスでサイドアタッカーの芸を磨いたと考えるのが自然だろう。
★韓国の日本化?
最後に韓国もずい分パスがうまくなったことは指摘しておきたい。まだパスサッカーは日本に分があるが、14番(MFイ・チュンヨン=FCソウル)や21番(MFイ・ヒュンスン=全北現代)など、「ファンタジスタ」らしきプレーが出来る選手がチームに交じっていた。アテネ五輪組では、松井大輔が韓国人には非常に印象に残ったという。それは、松井のようなテクニックがあるファンタジスタが韓国にはなかなか育たないからと聞いた(当時の松井は今と違ってトップ下でプレーしていた)。
逆に日本には上に述べた通り、朴智星のようなサイドアタッカーが育たないのだが、今回の韓国チームには、これまでいなかったタイプの、真ん中でボールをさばいたり、ラストパスを出せたりする選手が育って来ているように思った。今後14番や21番が松井、あるいは中村俊輔のような選手に大成してくると、サイドも真ん中も攻撃陣が充実するため、ライバルチームとして非常に脅威になるだろう。
※写真はPK戦を制し雄たけびを挙げながら走り出す日本イレブン(撮影・下田雄一)
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- 市川雄介(いちかわ・ゆうすけ)
- 1975年8月生まれ。サッカーどころ静岡に生まれ、幼少よりサッカーに親しむ。JSL1部でのヤマハ発動機優勝をきっかけにプロサッカーの面白さに目覚め、90年イタリアW杯で世界のレベルを知った。 大学卒業後は、ビジネスの世界で、M&A、経営コンサルティング、企業投資に携わる。仕事上、戦略的な資源配分や組織論について考えることが多く、かねてより集合としての人のパフォーマンスを最大化するという観点で、企業経営とモダンフットボールに多くの共通点が有ると考えていた。 また、最大の趣味は海外旅行であり、アマゾンの泥濘、アンデスの雲の上、キリマンジャロのサファリ等、各地でボールを蹴る人々を記憶に収めてきた。ルーマニアでは孤児院の子供達とプレイした経験もあり。 本コラムでは、アウトサイダーならではのサッカーに関する独自の視点を提供すると同時に、旅行に出ている際には現地のサッカー事情なども交えてお話し出来ればと考えている。
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なるほどと納得いたしました。
ありがとうございます。
投稿者 高倉 駄伊 : 2006年11月21日 20:18
足元のうまさの差は小さいときからの教育の差かもしれない。ボールで遊ぶ、それが韓国の始まりであり、ボールをつなぐそれが日本のサッカーの始まりなのか。そういえば学生時代パスの練習ばかりだった。でも乾のようなドリブラーも出てきたし次の世代は期待できるかも。
投稿者 Ken : 2006年11月21日 22:10
はじめまして。どこかのページからたまたまリンクで飛んできました。
僕は野球ファンで、サッカーにはそれほど詳しくないですが、そんな僕が読んでも楽しい記事でした。僕も日本サッカーはドリブル突破の技術が弱いなと感じていたところでしたので、市川さんの分析(中高生の段階での育成)に「なるほど!」と思いました。
90年代中ごろに僕はサッカーに興味をもっていたのですが、その頃はアスプリージャ(コロンビア代表、パルマ所属、だったと思います)の身体能力に惚れ惚れしていました。人種が違うので、彼のような選手に日本人がなることは難しいでしょうけど、2,3人に囲まれてもドリブルで抜き去ってゴールを決められる選手が出現してくれることを望みます。そうしたら、再びサッカーに興味がでてくるかもしれません(笑)
投稿者 じゅんご : 2006年11月22日 01:33
昨日、オリンピック代表の日韓戦を見ました。
ユースの時と同じだと思います。
このチームは中国とやった時は実にいいサッカーをしたと思うのですが(見ていて面白い)、韓国を相手にすると元の木阿弥のようです。土曜日にJの試合があったりと疲れているとは思うのですが、印象は精神的に弱いという感じです。
どうしても勝つという部分が弱いと思います。
後は玉際の強さがありません。これは市川さんのおっしゃる通りなのだろうなと思います。型にはめる(戦術)ことは得意な日本ですが、個性のある型破りな選手は出てきませんね。ユースの時アーセナルに合格したという伊藤はどうして使わないんでしょうか?戦術優先なのでしょうけれどもあまりにもまとまりすぎた考えのようで発展を期待しにくいですね。
それから平山は下手ですね。がっかりしました。
ファンも協会の人間ももっとびしびしと厳しく批判すべきと思います。温室の中で育ててもひ弱にしか育たないでしょうし、厳しい批判の中でも負けじ魂を見せて欲しいですよね。これは平山だけではなく日本のフォワードは全部そうですけどね。
投稿者 宇留野将人 : 2006年11月22日 12:36
タイトルと本文の内容が違いますね。
パスサッカーを捨てろとは言わないけど
日本の選手は外国の選手たちのように前に仕掛ける姿勢を学ばないといけないですよね。
せっかくゴール付近で数的優位になっても横にパスをするFWとか見るとがっかりします。
世界のどんな弱い国でもこんな情けないプレーをする選手はいないです。
サッカーだけでなく普段の生活でも日本人は
集団の影に隠れて勝負することから避けているような気がします
投稿者 あむろ : 2006年11月22日 13:54
初めてコメントします。2006年9月11日の記事「オシム監督はPDCAを回すタイプの経営者。」を読んで、感じることがありました。
<<トルシエ時代の前半も、ウエーブの動きだとか、フラット3だとかを選手が消化してチームが良くなっているのを感じたが、トルシエの後期やジーコ時代は、いまひとつチームの変化の方向性が見えなかった。>>
9月11日の記事にこのような文章が載っていたのですが、ジーコはともかく、トルシエは、しっかりPDCAを実践していた監督ではないでしょうか?「トルシエの後期…いまひとつチームの変化の方向性が見えなかった。」…とのことですが、4年間という長い期間の中で、チームは当然、浮き沈みがあるものです。いつも右肩上がりというわけではありません。オシムは言ってみれば、まだ「前半の前半の前半」しかこなしてないわけで、今の時点で、「オシムはトルシエより上だ。」…といった言い回しをするのは、おかしいと思います。
<<結果として、協会幹部からも「監督の持っているツキに期待している」というようなニュアンスの発言が当時出たと記憶しているのだが、誰も2人を客観的に評価できない状況に陥っていたのは、監督と協会、あるいは監督とファンとの関係において、実に不幸な時代だったように思う。>>
<<世の企業経営者でも、呪術師的に、なぜかは分からないが結果だけは出ているというタイプはいるのだが、>>
「不幸」で、「なぜかは分からないが結果だけは出ている…」=「まぐれで勝っている」と言ったような表現は、果たして正しいのでしょうか?ここでの「呪術師」とは「白い呪術師」と言われていた、トルシエを指してのものだと思います。トルシエが出した結果は、「Wユース準優勝」「オリンピックベスト8」「アジア杯優勝(圧倒的強さで)」「コンフェデ杯準優勝」「W杯ベスト16」です。この内「アジア杯優勝」以外は、全て、これまでの日本サッカー界の歴史を塗り替える快挙であり、そして、そのどれもが、トルシエ以降、達成されていません。これでもトルシエ時代は「不幸」なのでしょうか?「まぐれ」でこれだけの結果が出せるほど、サッカーの世界は甘くはありません。おっしゃられる「PDCA」も当然、実践されてなければ、これだけの快挙を成し遂げることは、不可能だったと思います。単純に「2002年は開催地だったから、良い成績が出せた。」という問題ではないと思います。
マスコミも評論家も、トルシエの批判ばかりをして、それに影響された国民も、トルシエの快挙を、きちんと正しい評価ができてないと思います。もちろん、トルシエには問題もありましたが、前述した、彼が出した結果が、トルシエは素晴らしい監督だった…ということを証明する、動かぬ証拠のはずです。なぜトルシエは、出した結果に見合った評価がされてないのか、私には理解できません。「好き」とか「嫌い」とかではなく、きちんと、結果を出した功労者に対しては、評価し、感謝するこを、我々は忘れてはいけないと思います。
投稿者 YY : 2006年11月22日 14:43
まるで、夕べの試合(21日、アンダー21、日韓戦)の解説をみたように思いました。
細かな分析に共感すると共に、全部の年代においてまったく共通のパターンにはまってしまっている、日韓サッカー界の直面する壁というものも感じました。
ラグビーで力相撲で「前へ」の明治に対し、華麗な展開を目指す早稲田が伝統の一戦としてもてはやされた時期がありますが、明治のパワーも早稲田の展開力も世界にはまったく通用しないみたいですね。
同じようにアジアではナンバーワンの韓国のパワー、スタミナは日韓大会前のヒディンクの一言で、ボロボロにされました。
いわく「個人技は世界レベルだけれど、スタミナ、持続力がない。世界で戦うには足りない!」
当時、韓国のスタミナや、集中力は世界レベルで、日本とはかなりの差があると思っていた自分は驚いたものでした。そして、韓国の個人技は既に世界レベルで申し分ないというヒディンクの言葉はにわかには信じがたいものでした。彼は信念どおり、韓国代表を練習でひたすら走らせ、走らせ、走らせました。
日本においては「オフト」の時代から約束事を教え込まれ(トライアングルであり、アイコンタクトなど)トルシェの時代に(ウェーブ)(コンパクトな中盤)を叩き込まれ世界との差を少しだけ近づけてきました。
当時少年サッカーを指導しながら、指導者達の集まりでは「日本のシステムが優れている。」或いは、「それなら何故韓国に勝てないのか」など酒の席で侃々諤々と論戦したものでした。
少しサッカーから離れて冷静に眺めるにつけ、まだまだ勝ちにこだわる指導者が多く、特に中学の3年間が日本サッカー界ののどに刺さった棘であることが改めて感じるのですね。ドリブルのし過ぎ(持ちすぎ)を嫌う指導者がどれほど多いことか・・・。田中達也が高校選手権でドリブルで持ち込み奪われたとき、解説者は批判しました。(Jの監督だったっけな)そんな世界が長いのですね。
スタイルを変えるのは、天才的な選手が2,3人出現すれば可能ですが、夢ですね。
とりあえづ、夕べの「水野」のようなプレーが試合の中で、アクセントをつけて、しかも結果を出し続けていくことが理想ですね。相手のレベルにもよりますけどね・・・。
投稿者 弧愁庵人 : 2006年11月22日 18:36
日本に足りたりない選手を日本で見たければ、
ジュビロの試合を見に来てみてください。
超絶テクニックの前田、
無限のスタミナとスピードを誇る太田、
前を向く姿勢とフィジカルに優れた菊地は見物ですよ。
投稿者 R : 2006年11月22日 21:36
著者のおっしゃるように、近年の韓国サッカーは一昔前のアジアで充分に通用していたが世界に出ると標準以下だった体力任せのサッカーとはかなりスタイルが変わりました。この傾向はJリーグ効果で短期間に世界の強豪にまともに勝負できるようになった日本の影響があると思います。以前の韓国はエリート育成主義で、所属した学校の成績が上位にならないと選手の将来は保障されず、勝利至上主義、つまり選手の個性が重視されない傾向が顕著にありました。しかし最近の韓国もエリート主義を見直し、若年層の個性を評価するようになりました。もし韓国がむかしのままで選手を形にはめるような指導をしていたならば、日本との立場を逆転されたでしょう。その危機感がアジアのサッカーが世界に通用するようにするという目標があるのならば、韓国がエリート重視主義を改めたことは良い傾向です。もちろんそのようにさせたのは、日本がここ15年で韓国の脅威になったことが一番の要因です。日本と韓国が若年層から競い合うことは両国のライバル心を掻き立て、しいてはレベルが上がることを期待しますが、現状ではアジアではこの2カ国とオーストラリア、イラン、サウジのレベルが突出していてアジアサッカーの発展には繋がらないでしょう。上記に記した国だけが脅威だという状態ではアジアサッカーはいつまでも世界の舞台で活躍できないと思います。今回のアジアユースで北朝鮮が優勝しましたが、彼等は閉鎖的な環境に置かれている為に更なる成長は期待できません。画一的なヨーロッパの環境をアジアに求めることは不可能ですが、強い国が少ないことは世界レベルになることへの弊害になっています。
関係ないことをかなり書きましたが、韓国の変化は少なくとも日韓両国には良い傾向だと思います。
投稿者 ジェームス : 2006年11月23日 01:34
仰るとおりだと思います。
21日の日韓戦でも、「日本は狭い場所でのプレーが下手だな」とつくづく実感させられました。
古くはラモス・中田英から始まって、その後ずっとスペースをうまく使ったパスサッカーが喝采を浴び続けていることから見ても、日本はスペースを使うプレーに意識がいき過ぎてる気がします。
私自身は、田中達也に加えて、浦和の長谷川は狭い場所でのドリブルに優れていて、将来とても期待できる気はしますが、海外組+J全体で見ても、他に人材がいないのが現状です。
さらに、付け加えるなら、日本人選手は狭い場所での動きながらのトラップが非常に下手だと思います。
欧州に比べて、動きながらのトラップの練習が少ないのでしょうか?
日本人の中では、引退した中田英や中村俊輔は、狭い場所で動きながらでも比較的上手くトラップしますが、サイドやFWとなると、それができる選手が見つかりません。
ただ、トラップのみを取り上げれれば、FW平山はかなりいいものを持ってると思います。
今後、ドリブルやその他の能力が、飛躍的に伸びてくれるといいですね。
今年1月の野洲高校の選手権優勝を見て、全国の小中高生を教える指導者の方たちが、パスやスペースを使う戦術以上にトラップとドリブルを教えることに力を入れていただければ、非常にうれしいです。
投稿者 ジダ : 2006年11月23日 14:22
日本と韓国。当然チームのコンセプトは異なってくるはず。
日本は、独自の戦術を持ち、世界と戦っていく事が大事では。
日本人は、決して足元が下手とは思わない。
使わないだけ。高校レベルでも、静岡学園のようなチームも
あるが、やはりドリブルだけでは勝てない。
パスサッカーを極めて、世界で戦える日を待ちます。
投稿者 : 2006年11月23日 16:21
このブログに参加される方のレベル高くておもしろいですね。
ジェームズさんには同感です。主筆が素晴らしいから、集まる人たちも自然にそうなるのかなぁ!
ウンコのようなブログには銀バエのような人間が集まるようですしね。
前田、太田、菊池は素晴らしいですね。でも、ジュビロは外国のチームではなく日本のチームですし、華麗なテクニシャンも多く、サポーターも多い好感を持てるチームではありますが、方向性が見えませんね。どこも一緒といえばそうですけれども・・・。
熱烈なファンを抱え、たとえ二部落ちしても経営的には動じないような、真の地域密着(オラがチーム)を、全チームが出来ることが日本サッカー界の願いであり、Rさんのような熱烈ファンがJFL辺りまで広がることを夢見ています。
ちなみに僕は前身のフジタの頃からベルマーレを見つめ続けています。反町もいたけど、中田、洪、小島、奈良橋、岩本、ロペス、名塚らの代表選手を多数抱えていた頃の夢のような時代から、解散するんじゃないかしらっていう様なJ2下位に沈む平塚(湘南)を今でも捨て切れません。
僕にとっては今でも華麗なドリブラーは「古前田」であり、
8チームが競合した中で、韮崎高校の18歳の中田が選んだ魅力あるチームが「ベルマーレ」だったことを今でも誇りに思っています。
それぞれが思い入れ深く、理屈抜きに応援できるチームを持つことがどんなに素晴らしいことか!Rさんにはそんな共感はありますよ。残念ながら日本代表とは別の話ではありますけどね???
投稿者 弧愁庵人 : 2006年11月23日 18:01
日本の選手と海外(特に南米)の選手との決定的な違いは「基本技術」にあると常々思っています。
代表クラスの選手でも『トラップミス』がやたらと多いと感じます。
正直W杯出場国で一番下手なのでは?(^◇^;)
思うに若年層を指導する際に
・地味な基本技術の反復練習が嫌われ、派手なテクニックを磨くことに重きを置いている傾向がある。
・最近の練習環境が良くなりすぎている。(少年サッカーでも芝のグランドが当たり前になりつつある)
事が原因ではないかと思っています。
南米のように(とまでは行かなくても)悪条件の元でもトラップ・ドリブルが出来なければサッカー一流国入りは難しいでしょう。
極論すると「トラップ・ドリブルの下手な選手は代表入りできない」位の厳しさがないと少年層への指導はなかなか変わらないのではないでしょうか?
投稿者 日本選手に思うこと : 2006年11月23日 21:39
世界と戦うには、日本には、まだまだ足りない、世界レベルに達していない所が多いように思います。全ての年代において。
狭い場所での、トラップ、ドリブル、シュート、等、なぜ?と思うプレー、選手がたくさんいます。
ドリブル、シュート、パスすべき時に合理的な判断ができていません。ここしか決める場面がないという時のミスシュート。(例えば柳沢、他にもぞろぞろ・・・日本人の特徴かな?)見ていてマジで何千万ももらっている本当にプロかな?と思われる選手が結構います。
期待しているからこそ、あえて言わせてもらうと、決定力不足、足元のプレー、接触プレー、球際の弱さ、そういった日本人の弱点は、日本人特有の性質、特徴の悪い部分が反映されているのかなーと感じてしまいまいます。
パスを主体にした、別の言い方をするとパスに頼るサッカーを目指している、その反動であるのかもしれません。
問題点としては、まず、球際が弱いというのは、自分のボールに出来ない⇒簡単にキープ出来ないという事で、試合の主導権を握れない、試合を安易に組立てられない事に繋がります。相手にとっては、これ程やりやすい相手はいません。すぐにボールを離してくれるわけですから。
次に、狭い場所での競り合いの弱さ、ドリブル、キープが出来ない。⇒試合を有利に運べない、点を獲れない事に繋がります。
(要するにプレッシャーを受けた中でのプレーが弱いという事で、これは、サッカーをする上で日本人の致命的な欠点と思います。ここが強いか弱いかで、勝敗にも大きな差が出てくるからです。強豪と呼ばれる国はどこも例にもれず、この部分が強いです。この部分が強ければ強い程、相手に対してアドバンテージを与えられると思います。)
よって、日本が理想とする?華麗なパスサッカー(スペースを活用する)ももちろん大事な戦術の一つですが、ある程度のレベルまでは、達せられると思いますが、やがて強豪の大きな壁に突き当たると思います。その時に打開する鍵は、ここにあると思います。
また、日本人がうまいと言われている、パスを一つとって見ても正確さ、スピード、強弱、どれもすばらしい、うまいとは言える選手も数える程しかいません。
トラップ、パス、シュート、基本的なプレーの正確さプラス、密集地でのプレー球際の強さが出来て初めて、自分達のプレーが出来ると思います。
その上で、判断力がつけば鬼に金棒です。日本人の得意とする相手の意表をつくようなプレー、パスでの崩しが有効に働くのではと思います。
まず、パスありきではなく、ドリブルの場面ではドリブル、キープの場面ではキープ、そう言った基本の判断、プレーが出来る選手が多くなっていく事が必要ではないでしょうか?
ですから、その辺の強化を若い世代から、もっともっと指導者が意識を持って、指導していって欲しいなーと思います。
じゃないと極論ですが、いつまで経っても日本の弱点と呼ばれている、決定力不足の解消、世界の強豪の仲間入りにはほど遠いと思います。
戦術は、大学、Jリーグからでも十分ですよ。
日本は強くなれると信じています。
投稿者 : 2006年11月24日 02:52
誤解があるようですので一言。
僕は千葉で少年から中学まで見ましたが、指導者達は非常に熱心で、研究し、将来の代表選手育成を目指して努力していました。代表がやりだした数種の色のビブスを使った練習など、5年も前にやっています。もちろんそこには、祖母井さん、加藤さん、他たくさんの講師陣の指導を受けることの出来る環境があったのは幸いでした。
けれどもそこには本当にたくさんの草の根コーチ(お父さん、学生)が参加しています。けっして、プロを目指す為の講習ではなく、極々普通の少年サッカーの指導者達の意識改革を目指したものでした。
仕事帰りや、休暇をとっての強行軍で(時間を本当にやりくりしているのです。)皆さんが大変な思いをしていました。
少年サッカーの指導者達は決して勝ち負けだけを求めてはいません。ドリブルも、トラップも大事に練習しています。けれども、一番大事なことは数多くの試合を経験させ、サッカーの楽しさを知ってもらうことであり、自分の出来ること出来ないことを知り、高いレベルを早くから経験させ、飛び級も当たり前のチームとしての完成度を高めることです。
そしてまた、試合に出られない子供を無くす事も本当に大事な仕事です。ゲームに出れなくて、トラップ練習ばかりやってられないでしょう。すべての子供達にサッカーを好きになってもらうこと、そして試合で勝つ喜び、負ける悔しさを経験させるべく努力していました。
ところが、そんな子供達が中学に入ったとたん、半年以上ボール拾いに専念させられてしまうのですね。現在の中学、高校は、週休二日の影響で大変なカリキュラムに追われ、部活時間は信じられないくらい少なく、また数少ない大会を前にして貴重な練習時間は必然的にレギュラー組中心になってしまいます。
少年サッカーを指導したものは皆、歯軋りして悔しがりますね。どうにもならないこの現実・・・。千葉は幸い、JEFとレイソルがありますが、一握りの子供達しか入れません。そして、学校側はクラブの子供と部活の子供達を絶壁のような壁を作り、決して交流させようとはしません。部活を教育の一環であると自負しているからですが、その割には、教師自身が忙しすぎて、十分な対応が出来ていません。
「祖母井」さんは講習の際、自身のドイツでのコーチ時代のお話で、次のような逸話を教えてくれました。
「コーチ、僕はこのチームでレギュラーになれるか?」
「残念だが、君の力はこのチームでは13番目か14番目 だ・・・」
「そうか、解かった。じゃ、僕はゲームに出られるチームに 移る。」
「解かった。がんばれ!」
これがドイツの子供達であり、サッカーであって、決して試
合に出られない、ボールをけることが出来ないのに、そこに 自分を押し込め続けることはない。サッカーを愛し、それが 出来るところに自由に移っていける。それなりにいくつもの レベルのチームとそのリーグがあればこそ出来るのであっ て、そういうことを抜きにして、ワールドカップとか、代表 とかを語るのは、自分は出来ない・・・そんなお話でした。
「ワールドカップの勝敗を最期に左右するのは、国民の祈り の差である」といわれますが、日本にはまだまだそんな点で 未熟であるのですよ・・・ってことですかね。
僕自身テレビや、競技場で見てるとき代表に対しては、
「楽しんでるかい?」
そして苦しいときには
「俺は影から念力送って懸命に応援してるから、ガンバ レ!」
そしてシュートミスとトラップミスとパスミスした時は
「だからもっと練習しろっていったろう!」
「まぁ許したる。次はお前は使わんぞ~」
てな感じですかね。
けして指導者達は、ドリブルや、トラップ練習をさせていないわけじゃ ないんですよ!
もっとも「祖母井」さんがJEFに入団した子供達にまず教 えることは正確なインサイドキックだということで、恥ずか しいことではありますが・・・。
投稿者 弧愁庵人 : 2006年11月24日 18:59
個人的には、日本人スポーツ選手の最も足りないのは「筋力」だと思っています。
ここのところ、代表、jリーグ、欧州CLの試合を見ていると、日本人はキック力、瞬間的なダッシュ、カウンターなどでのフリーランニングのスピードが劣っているなと感じてしまいます。
日本人はマラソンは得意だが、100m走ではいまだに10秒の壁を割れないように、いわゆる「速筋」の力が劣っているなと感じてしまいます。
U21の試合を見ていても、韓国の選手の体格の良さに比べて、日本の選手はなんかひ弱な感じで、パススピードや接触プレーに「弱さ」を感じてしまいます。
人種的な面はどうしようもないので、育成の時から食生活やトレーニングで少しでもカバーしていくしかないのが現状でしょうか。日本人はどうしても「技術」とか「戦術」とかにこだわりがちなので、指導者にはその辺の底上げを少しでもしてもらえたらと思ってます。
何か、マイナスなことばっかり書いて、すみません。
投稿者 I.W : 2006年11月24日 19:32
名無しの投稿者さまへ
指導者の方々がそれほどご尽力・ご苦労をなされていることには頭が下がります。
お疲れさまです。
ただ、多少、誤解されているような部分もあると思うので、一言。
私も書き方が悪かったのですが、指導者の方がトラップやドリブルを教えていないとは、あまり思っていません。
ただ、少年たちを指導するときの価値観については、多少お伺いしてみたい点があります。
ゴール前でボールを持ったFWやMFがDF2人に囲まれた場合、サイドに味方がフリーでいたとします。
そのときに、その選手がDF2人をドリブルで抜こうとして失敗したら、どうご指導なさっているのでしょうか?
「サイドがフリーだったから、あの場面はパスを出した方がいいよ」と指導なさいますか?
それとも、
「惜しかったな、次こそはDFを抜いてゴールしろよ!」と指導なさいますか?
後者だったらいいのですが、前者の指導をなさるケースの方が多いのではないか?という気がしています。
前者の指導をしていると、フリーでサイドにいた子供たちは「なんだよ、せっかくフリーだったのに」と不満を持ってしまうかもしれず、そういう”わがまま”を通すと、チームワークが崩れてしまいかねませんから。
それが、日本的な考え方だと思います。
でも、それがいつの間にか、ドリブルが飛びぬけて上手い子を育てるのを阻害しているのではないか、というのが私の想像です。
後者をとれば、たぶんわがままな子を育てかねないし、一部の子は楽しめても、その他大勢は楽しめないサッカーになりかねない。
でも、個人技に優れた選手を代表に送り込むには、それが必要な気がします。
マラドーナもロマーリオもロナウドも、聖人君子どころか、とてもワガママですよね。
わざわざワガママに育てる必要はないかもしれませんが、結果的に「ワガママな子に育って、チームワークが悪くなってもしょうがない」くらいの気持ちでご指導されているのかどうかは、お聞きしてみたいところです。
投稿者 ジダ : 2006年11月24日 23:57
ジダ様へ
弧愁庵人と申します。
多くの指導者、地域性、レベル、チーム編成等様々ですから一概には言い切れませんが我々の行っていたものについて一言。
プレーの選択は自分の判断ですること。
シュートミス、パスミスした場合でもそれに対しては責めま せん。
その後で、サイドのフリーな選手がいたことを確認してい たかどうか、見れなかったとしたらその視野の狭さ注意しま す。しかし、彼の判断に対して責めることはしません。
ただし周りが見えず、毎回強引な中央突破だけしか出来な い子供は、周りの子供達の信頼関係が築けないので、自然と 出番を失ってしまいます。
もうひとつ、トラップミスした子供をよく責める指導者も いますが、私達は
パスの出し手をしかりました。
「どうしてきちんと仲間の受けやすいボールを送れないの か」
「相手のマークのいるサイドにパスを出せば受け手はきつく なるしミスもしやすいだろう」
トラップが下手なんじゃなくて、パスが悪い!
これも、JEFの祖母井さんの講習できつく言われたことでした。
プロ予備軍に入る子供達のテクニックはそれなりに素晴らしいものですが(これは明らかに違う)、そんな優秀な、セレクシヨンをいくつも潜り抜けて入った子供達が、数ヶ月はインサイドキックの練習を随分やらされるのだということです。
彼等将来のプロ達には第一のハードルなのだそうです。
ちなみに、私がいたチームは全校で300人足らずの児童の中70人くらいは学校から独立した形でサッカー部に入部し、一年坊から、6年まで各年代のチームを作り、近隣の友好校と合同の選抜チームも編成しながら、年間100試合以上やっていました。その中でも飛びぬけた子供は5年からJEFなりレイソルを目指します。各年代ごとに遠征用品をそろえ、指導者をかくほし、帯同審判員をつけます。皆休みを利用して資格を取ったお父さんコーチであり、お母さん審判員だったりしますがその熱意たるや半端ではありません。千葉県の市川、船橋、松戸、千葉、八千代その他ほとんどの地域はこれが普通ですから、当然勝ち負けはありますし、そればかりを追いかけていては続くものではないでしょう。多分日本全国で同じような傾向なのではないかと思われますが、残念ながら知りません。
くどいようですが、
選択肢がたくさんあることを理解している子供、その中からの判断でプレーした場合のミスを責めるような指導者は僕の周りにはいませんでしたね。
勝たなくてはいけないチームもあることは事実で、能力の高い子供達を(高い月謝を取り)集めたクラブチームもあって(そこは勝つことが経営上の最低限のお約束ですから)戦術面で厳しい指導者がいることも否定はしません。
投稿者 弧愁庵人 : 2006年11月25日 18:15
育たないものはしょうがないと思う。
日本人は何でもかんでも、世界レベルや先進国レベルでものを考えるように思う。
昨今のいじめ報道も然り、常にパーフェクトワールドを求めてる姿勢がいいのか・・悪いのか・・。
サッカーだけの世界を見ても世界それぞれに特徴があって、どこのリーグでも一流の成績を残せるのはほんの一部だけでしょ?
昔からある特徴だけど、テクニック(アルゼンチンやブラジル人)がいくら優れていてもプレミアリーグで活躍できる選手は少ない。
南米最優秀選手になったテベス、クレスポや、ミランで恐ろしい成績を残したシェフチェンコ、レブロフなど、なかなかフィットできない。
逆にイングランドで結果を出した選手が、他リーグで活躍が約束されているかと言えばそうとも言えず・・(ベルカンプ、アンリ、ベッカム、カヌなどなど)。
強い代表チームを作る時にマラドーナレベルの選手がいるなら別だけど、いる選手の特徴・コンビネーションで質を上げるほかないと思うんだけど・・。
でもクリスチアーノ・ロナウドのようなグイグイと前に行くような選手日本に欲しいね。
躍動感のある選手がいないんだよね・・、いないとどうしても他国と比べても強いイメージが持てないのはぼくだけ?また次への期待が持てない・・、きれいにやろうとし過ぎてる・・。
投稿者 ぼぼ : 2006年11月25日 20:53
いつも、大変 楽しみにして、読ませて頂いてます。試合の全体を俯瞰しつつ、同時に、局地的な局面にも、鋭い視線を向けている、市川さんの洞察力には感服します。これほどまでに「知的サポーター」の好奇心を満たしてくれる文章は、今まで読んだ事がありません。本当に 毎回 「今日はあるかな!!」、、という感じで、凄く楽しみにしていますので、これからも、又 鋭くエグル様な、それでいて、知的な雰囲気が漂う、「好い文章」を載せてください。アジア大会も、いよいよ 始まりますし、、。頑張ってください。応援しています!!。
投稿者 カテナチオ : 2006年11月26日 21:24
弧愁庵人さま
詳しい解説をありがとうございました。
私も千葉に在住していたことがあり、それほど遠くないところに市船があったりしましたから、多少は存じていましたが、そこまで熱意を持って指導に当たられているとは想像以上でした。
個人の判断を大事になさっているとのことで、本当にそれは大切だし、素晴らしいことだと思います。
願わくば、パスもドリブルもシュートもできるという状況では、まずシュートをねらい、それが無理ならドリブル、それも無理ならパスという優先順位でプレーを判断する子供たちが増えることを祈るばかりです。
ぼぼさま
私は、パーフェクトワールドを目指す姿勢は、かなり好きです。
ただし、自分たちの実力を見誤らずに、きちんと客観的に把握する必要があると思いますが。
目標は高ければ高いほど良く、低い目標しか持たなければ、人は弱い生き物ですから、(私も含めて)すぐ妥協してしまいます。
たとえば、中田英が欧州で活躍できたのは、常に高い目標を持って努力していたからだと思います。
全員がマラドーナになるのは無理ですが、全員がマラドーナを目指すのはアリなのではないでしょうか?
それから、確かに日本はきれいにやりすぎですよね。
2010年には、長谷川の力強いドリブル突破で欧州のDFをキリキリ舞いさせてくれるようになっていたらいいなぁ。
投稿者 ジダ : 2006年11月26日 23:38
指導云々は今から始めても、指導者達に対する指導が完了するのを待たなければならないので、浸透するのはまだまだ先になってしまいそうですね。
だから今は現存戦力で、うまく試合をこなしていけるチームを作るのがベストだと思います。サッカーは個人の能力だけで試合を決められてしまうほど簡単ではありませんから、日本人達だってうまくプレーすればきっと世界に挑戦していけるはずです。
たとえば、パスがうまくて狭いところをドリブル突破できないなら、3人目、4人目がおとりのフリーランニングをしてパスの受け手にボールを持てるスペースを作ってやればいいのです(だいぶ理想論ではありますが)。
いまの日本(ジーコの時のアジアカップ以降)は戦術的にちぐはぐな感じが見受けられます。ターゲットマンを配しておきながらロングボールが出ない・落とした球を拾えるセカンドストライカーまたはシャドウストライカー的な選手を起用しない、サイドを攻撃の要としながらも中盤の選手が走らないために、サイドの選手は自力で相手を2,3人抜いていかないとクロスをあげられない・長身選手がサイドに流れてしまうために、サイドからのクロスの意味が薄れる。ボールをポゼッションすることに気を取られるあまりに足が止まり、一本でディフェンダーの裏を取るような危険なパスが出にくい状況になる、などです。
いまは選手個人の感覚でプレーしているところが大きいとおもいますが、規律がとれ、はめる型をもっているチームになったらもっともっと魅力的なサッカーを展開するのではないでしょうか。
投稿者 ハイ : 2006年11月28日 01:16
みなさんの意見を読んで、どれもこれも「なるほど……」と思います。
同じ意見もあるかと思いますが、私が「今」の日本のレベルアップにつながる大事な事はトラップだと思います。何で覚えたかは定かではないのですが、サッカーの基本は「止めて、蹴る」だ、と聞いたことがあります。
確かに「止まって」いる状態で、ボールを「止める」ことができない選手はそうそういないでしょう。(たまに練習を見ていると……)けれど、サッカーは動くスポーツですから「動いて」いる最中に「動いて」いるボールを「止め」なくてはいけないはず。それも、ノンプレッシャーでは無い状態の時に。
どういう練習をすればいいのか分かりませんが、最近はプレッシャーを与えたパス練習ってするんですかね?
投稿者 広海 : 2006年11月28日 18:04
サッカーは「とめて、ける」が一番大事なことと私も考えています。トラップに関してはまずはプレッシャーのない状態で練習して、一番自信の持てるボールの「とめ方」を選手なりに見つけてほしいなと思っています。(もう格好はなんであれOK)
そしてプレッシャーを与えたパス練習はやっぱり人数、エリアを工夫してゲーム形式でということになると思います。
個人的には、選手がうまくボールが止められなくなってしまうのは選手が「あわてて」しまっているケースも多いのではと思います。落ち着いて、自信をもってボールをとめられるように各自オリジナルの「必殺のとめ方」を身につけてもらえればと思って子供たちを見ております。
投稿者 げっとごーる : 2006年11月30日 15:27
広海さまへ
(偉そうなこと言えませんが)僕なりの考えですが・・・。
ストップとトラップはまるで種類の違うもので、まったくのプレッシャー無いときにプレースキックよろしくけるのがストップしたボールですね。
トラップは言葉の意味どおり、相手を罠にはめて騙す行為を意味します。相手に右に進むように見せかけて、ワンタッチで左に流し、相手のプレッシャーを極力少なくした上で次のキックを正確に行えることを目的にしてコントロールする、意図したワンタッチですよね。
これは、練習のための練習ではまったく上達しないようでして、方法論といえばたくさんの実践を積むってことしかない様に思うんですけどね。
ディフェンスの基本三要素は
1 相手の前に入りパスをカットする。
2 1が出来ないときに、相手のトラップした瞬間を狙って 奪う
3 1,2が出来なかったとき、相手を出来るだけ自由にさ せないよう、サイドを限定しながら、外に絞る。或いは パスコースを限定させてプレーを遅らせる
です。
攻める側からすれば
まず、パスカットされないようなポジショニングと強くて正確なパスが望まれますよね。
次にトラップして足元に転がった瞬間をねらってくるわけですから、上体をうまく使って相手に身体を入れさせないような強さとフェイントも必要ですね。
次に、相手にコースを限定されないように、ワンタッチで次に進みたいコースに早くボールと身体を向けなければなりませんから、当然ボール扱いは練習しなければなりませんが、イメージを持っていなければ始まりませんね。
いずれにしても、常に次のプレーを意識しながら相手との距離感など、試合に勝る練習はありませんね。
数多く試合をすることが楽しく覚えられるのではないかとおもうのですが・・・。
投稿者 弧愁庵人 : 2006年11月30日 23:45
全然関係がない話ですけど
自動車の作り方に関する欧米と日本の違い
自動車はテスト走行のときにレーダー図を作ります
操作性や燃費、安全性などを10段階で評価していきます
その時、欧米の会社 例えばドイツのベンツなどは
自社の売りである安全性をとことんまで伸ばす車作りをします
そして、日本 例えばトヨタの場合は、
レーダー図がすべてマックスになるように車作りをします
長所を伸ばすやり方と短所を消すやり方です
自動車の世界とサッカーの世界は全く関係無いですが
日本は全てを最高値にしないと気が済まないのでしょうか?
短所を補って余りある長所を身につければ
世界を相手に戦えるのでは?と思ったりなんかします
ニワカファンの話でした
投稿者 ニカワ : 2006年12月01日 14:00
ジダ様
返信ありがとうございます。
おっしゃるとおりですね、みんながマラドーナを目指すのはいいことですね。
この標題もそれを阻害ししている要因が指導者側にないだろうか?と提起しているものですね。
ぼく自身も心から日本がもっともっと強くなって欲しいです。
ただ、ドイツのW杯は心底悲しかった・・、あんな無様な試合をするなら出ないほうがいいとも思いました。
戦った姿勢であのような結果だったら分かるのですが、帰国後の選手のコメントプロとしてあるまじきもので、本当に悲しかったです・・。
あの選手選考で次のW杯につながるものが無いのも、こういう結果で終わり更にさびしいですね。
でもこうなった以上、前に進むだけですので、再出発ですね。
長谷部も期待してますが(ちょっと線が細い気も・・)、ぼくは名古屋の本田に期待してます。
見た目重視で言うのもなんですが、日本のキング的存在になるのではないかと感じてます、何か雰囲気があると言うか・・。
ただ、ポジション的には主役になりきらないポジションと言う気もしてますが・・。
ただ、期待してます。
がんばれー。
投稿者 ぼぼ : 2006年12月06日 06:54
過去三回のワールドカップ見る限り、日本の最大的(致命的)弱点は相手のゴールに近づけば近づくほど緊張(慌てて)して普段のプレーが出来ぬこと。精神面です。
投稿者 ダラス あきら : 2006年12月07日 08:23
ニカワさんのご意見に賛成ですね。
欧米とアジアでは考え方が違うケースが多々ある。
これが強さの徹底的な違いだと思います。
強い部分をもっと強くする。
ウィークポイントを少なくする。
根本的な考え方の違いだと思います。
確かに、韓国と比べることも大切かもしれませんが
いまや、日本は世界と戦っているわけですから
世界の地域のそれぞれの特徴、強さと弱さを分析することが
日本の強さをもっと強くする方法なのかもしれません。
少し失礼な言い方かもしれませんが
2軍同士の優劣を競っていても、所詮一軍にはなれないように思います。
サッカー界においてアジアは間違いなく二軍です。
投稿者 hiro : 2006年12月13日 06:59
HIRO様へ
昔、アジアサッカー連盟の偉いサンたち(アラブの人多かったですね)は、ワールドカップ、何度も出ては勝ち点さえ取れない、我がアジア代表の韓国を見限り「むしろ、日本のようなサッカーが世界では戦えるんじゃないかなぁ」などと発言し、どん底の日本サッカー関係者をぬか喜びさせたことありました。
「アホかいな!予選切り抜けてアジアの代表であって、そのことで韓国を責めるのも、予選さえ勝ち抜けない日本を持ち上げるのも馬鹿馬鹿しい。嘆くのは、アジアのレベルの低さであって、アラブも、極東も、どんなスタイルがいいとかではなくともかく勝ち抜けたものが世界と戦い、その差を実感出来るのだ。」
と思ったものでした。
日本が強くなるにはまず、韓国を倒さないことには始まらないと多くのものが思いました。韓国にあって、日本に無いプロリーグの必要性を皆が感じていました。
だからこそ「J」リーグを作ったわけですよね。
「J」も「K」も三流リーグなのは皆が知っています。けれども、そこを抜きにして世界と戦うんだからって、アジアを無視していたらすべての底上げは無理でしょう。
長い間、日本はずっとアジア軽視してきたんですよね。
その結果、ワールドカップの開催に大きく左右するFIFA理事だって韓国に持っていかれたし、その結果、世界的には2002韓国ワールドカップてなことになってしまったんだなぁ!
反省すべきは、アジア無視であって、これは言葉を返せば日本の足元を見つめなおせってことなんですよね。
多分韓国も、日本だけやっつければって時期あったと思いますよ。でも今は違いますね。なんてったってワールドカップBEST4だからね。別に日本が韓国に劣っているなんて思わないけど事実ですもんね。
大切なのは、足元を見つめ、共に切磋琢磨すること。これは、韓国や日本にとってとても重要なことであり、尚且つアジアサッカーにおいても、広くは世界のサッカーに対しても大事なことだと思います。
ドイツとオランダの争いは、過去の戦争による国民感情であったり、隣国同士の激しいライバルとして、共に切磋琢磨して発展していますね。イングランドだって、フランスや、スコットランドなんかには負けられないでしょうし、アルゼンチンはブラジルには負けたくないでしょう。
日本は世界を相手にしているから、韓国なんかと二軍のつまらない争いってのは、間違いです。
韓国に勝てなくて、日本サッカーは浮かび上がれません。同じく韓国は日本さえ叩けば・・・なんて思っている限り世界では通用しません。
共に戦い、よりレベルアップすることが重要なんです。
現在の両国サッカー協会の人間達は、その辺のこと、やっと理解してきたように見えますし、事実、お互いのいい面を吸収しようとしていますね。
詳しい解説はこのブログ主筆のおっしゃる通りであり、それが両国のいい方向に向かっている証ではないでしょうか・??
投稿者 弧愁庵人 : 2006年12月13日 19:20
>>弧愁庵人様
日本がアジアを無視し続けることは絶対に出来ませんので安心して大丈夫だと思いますよ。
例え日本が戦いたくなくても、ユースの予選でもオリンピックの予選でもワールドカップの予選でも当たることになります。
何もしなくても同じアジアにある以上、オーストラリアともイランともサウジアラビアともカタールとも対戦することになります。
重要なのは世界のサッカーは普段目に見えているアジアだけではないということでしょう。
アジアで余裕で通用したことが、世界大会で全く通用しないなどと言うことはよくあることです。
だから、何もしなくても何度も自然に当たるアジアアジア言っていても始まらないんですよ。
もちろん、当たり前のことですが試合をするときにはあらゆるスカウティングを行い、勝つために最善の努力をしますが、育成面、試合内容においてアジアと、南米欧州のどちらを見るかを考えれば、言うまでもないことです。
世界にはイングランドやスペインなどの恐るべきリーグを持つべき国がありますが、そこの国との違いはなんなのだろうと研究することは非常に重要なことですし、最もレベルの高い国に学ぶこともまた、大切なことでしょう。
あまり視野を狭くしすぎないようにしたいものですね。
あと、2002ワールドカップの微妙な判定はともかくとしても、
>>世界的には2002韓国ワールドカップてなことになってしまったんだなぁ!
とは、果たして何を根拠に言っているのでしょうか?
投票を行う前に、スポーツにもかかわらず、韓国側が政治介入をし、歴史問題まで持ち出してきたことをご存知でしょうか?
決勝が日本で行われた際も、決勝に進んだ国だけではなく世界中が盛り上がりました。
どのへんが>>世界的には2002韓国ワールドカップてなことになってしまったんだなぁ!なのでしょうか?
こういう発言をする際には世界的には2002韓国ワールドカップてなことになった根拠を示してください。
これを成功するために死ぬ思いで努力を繰り返したサッカー関係者に対して失礼極まりない発言ですよ。
投稿者 nari : 2007年3月07日 22:20
もしもサッカーというスポーツがなかったら
我々は隣国韓国をどれほど知り考える機会があったでしょうか。
サッカーって、ホントに素晴らしいと思います。
ヤキニクと同じくらい素晴らしいと思います。(^_^)
投稿者 Naoki : 2007年3月28日 21:56
狭いところを突っつく感覚・・・
日本人の中で秀でた選手として真っ先に思い浮かぶのが、前園真聖。
彼の率いるオリンピックチームは確かに観ていても面白かったし、実際に試合になると、どんなに強いチームが相手でもなんとかなるんじゃないか!という高揚感が非常に高いチームだったと思います。
バランスがとれていたというか、今思うと西野さん、いいチーム作ってましたよね。
中田英寿も監督との戦術で揉めてはいたけど、やってて楽しかったチームとしてはベスト3には確実に入るんじゃないですか?(憶測ですが)
真ん中で相手の脅威になる程、突っつけるタレントは今の日本には居ないですね。その辺りが最近の代表戦のつまらなさか、とも思います。
投稿者 タカ : 2007年4月18日 11:10
Nari様
本当に久しぶりに開けてみたらご批判の記事がありましたので一言。
僕も10年間「死ぬ気で必死にワールドカップ日本大会」を開催すべく、呼びかけ努力しましたけど、何か???
単独開催できる状況もあったのに、国内の理解のなさ、政治家のアホ、地方自治首長達の無視、首都東京が立候補しない大会・・・・どんだけ足を引っ張るやからが多かったことか???
結局は共催。それはある意味成功ではあったけれども、日本が得るべきチャンスを失い、韓国は文字通り「実より名を」とったのでした。
WORLD CUP KOREA-JAPAN
世界的には2002KOREA大会と言われてますよ。長ったらしいからね。
アジアだけ見つめてるって誰が言いましたかね?
世界を見るためには足元を固める必要はあるとはいいましたが、世界を見るなとはいった覚えはありませんけれども??
誰かの、韓国との三流争い馬鹿らしいという意見はありましたがね・・・。
日本協会の役員の方でしょうか?もしそうであれば、何で共催になってしまったか(その失敗の理由は)アジア軽視であったことをよく理解されているはずですが?
投稿者 弧愁庵人 : 2007年4月18日 19:41
日本が世界に通用しない。
それは
日本の国技が相撲だからだとおもいます♪
愛が足りません。愛が。
投稿者 you : 2007年6月18日 21:58