2009年02月01日
相手ファウルは日本の好機
田中達の出来がオーストラリア戦の鍵の1つを握るのは間違いない。大型のオーストラリアDF陣にとって、小柄で俊敏なFWはやっかいだ。DFを背中にしたFWがボールを受けると思いきや、素早く反転してDFの裏を取る。DFからすれば、止めるためのタックルがファウルになり、相手にFKを与えてしまう。
特に田中達は、動きだしからの1、2歩目に抜群のスピードがある。大型選手の多いプレミアリーグでテベス(マンチェスターU)の俊敏性が有効なように、田中達のオフサイドラインぎりぎりからの飛び出し、仕掛けるドリブル、前線からの守備は、日本にとっては大きな武器だ。
もともと故障が多く、シーズン当初はリハビリに時間を割いてきた。それが、この時期に本来のキレがある。1月28日のバーレーン戦でも後ろからのタックルを瞬間的によけていた。コンディションが良ければ田中達の仕事量は増え、相手のファウルはすぐさま日本の好機になる。田中達の順調な仕上がりは、日本代表にとって好材料と言える。(日刊スポーツ評論家)
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