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2008年11月09日

4バックが達也の良さ引き出した

<J1:浦和2-1札幌>◇第31節◇8日◇札幌ド
 思い切った4バックへの変更が、浦和の勝利につながった。闘莉王をボランチに上げてDFを4人にしたことで、前線にエジミウソン、田中達、エスクデロを同時に使うことができた。最近の浦和は田中達らFWが孤立することが多かったが、前線の人数が増えて連携も良くなった。

 1点目は田中達のポジショニングの良さが光った。ポンテのシュートに反応して、フリーで詰めていることがすごい。FWが3人いたからこそ、相手DFのマークが分散した。システム変更が、田中達の良さを引き出したとも言える。

 確かに守備の面ではリスクもあった。ダビさえ抑えればいい札幌が相手だったからこその戦い方ともいえる。ただ、これまでかたくなに守ってきた3バックを変更し、攻撃的に戦ったからこそ得られた勝利であることも間違いない。

 リードして迎えた終盤、エンゲルス監督はポンテに代えて山田を入れた。守るなら3バックに戻すべきだろうし、攻めるのならFWを代えれば良かった。この後、中断を挟んで清水戦が待つ。札幌相手にうまくいっても、清水に通用するかどうか。中途半端な采配では、必ずそこを突かれる。(日刊スポーツ評論家)


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原博実「核心を突く」
原博実(はら・ひろみ)
 1958年(昭33)10月19日、栃木県生まれ。矢板東から早大を経て、81年三菱重工入り。国際Aマッチ75試合に出場し、釜本、カズ(三浦知良)に次ぐ歴代3位の37得点を挙げた。92年の引退後、浦和のコーチに就任し、98~99年には監督を務めた。02年~05年、07年に東京で監督を務め04年にナビスコ杯を制した。監督としてJリーグ戦通算86勝44分け77敗。かおり夫人と1女2男。183センチ、80キロ。血液型A。

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