2008年11月02日
2人の助っ人ボランチが枝村消した/ナビスコ杯
<ナビスコ杯:大分2-0清水>◇決勝◇1日◇東京・国立競技場◇4万4723人
陰のMVPは大分のエジミウソン、ホベルトという2人のブラジル人ボランチだろう。トップ下の金崎が高い位置で最多4本のシュートを打って伸び伸びプレーできたのも、運動量の少ないFWウェズレイが最後までピッチ上で相手に脅威を与えられたのも、この2人が攻守にわたって献身的に動いたからだ。
エジミウソンの運動量とホベルトの高い守備能力がかみ合い、相手の長所を消した。清水MF枝村がFWを追い越す展開になると、失点する危険性が高まる。2ボランチはそのケアが完ぺきだった。まずは高い位置でホベルトが枝村をつぶし、前線に進入した際にはエジミウソンがしっかり付いて、必ず数的有利をつくった。2人の連係でこの日は90分間、枝村を消すことができた。
一般的に外国人助っ人は、おいしいところに顔を出し、守備では手を抜く選手が多い。「点さえ取ってくれれば」と、目をつぶるチームが多い中、この2人は新しい助っ人の形をJにもたらした。助っ人が必死に走ると、自然と日本人も負けずに走る。その相乗効果が、初タイトルにつながった。(日刊スポーツ評論家)
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