2008年09月28日
したたか巧者に失速兆しなし
<J1:横浜1-0大分>◇27日◇第27節◇日産ス
敗れたとはいえ大分の巧者ぶりを感じた。まず今季初出場のMF家長を起用できたのが大きかった。FWウェズレイとのワンツーやダイレクトパス、相手の逆を突く動きなど、彼のプレーがチームにフィットしたことは、終盤戦への明るい材料になった。
一方で好調の原動力でもあるMFホベルト、エジミウソンのプレーが光った。相変わらず危険察知能力が高く、チームの柱にかげりはない。セットプレーから1点を失ったが、最終ラインで体を張ったDFは迫力があり、チーム力が崩れたと感じさせるものはない。
シャムスカ監督にもしたたかさを感じた。ウェズレイのプレーに絡んだ判定に激高しての退席処分は、計算ずくとも感じられた。判定に恵まれなかっただけで、戦い方は決して悪くないと、選手にメッセージを送ったかのよう。そうであればこの1敗は尾を引かない。選手も気持ちを新たに次戦に臨める。大分に失速の兆しは見えない。(日刊スポーツ評論家)
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