2008年09月08日
3つの共通意識、これが日本の戦い方だ!/W杯予選
<W杯アジア最終予選:日本3-2バーレーン>◇6日(日本時間7日)◇A組◇バーレーン・マナマ
日本の最終予選の戦い方が、前半7分55秒からの1分間に表れていた。中村俊と遠藤の展開力、玉田のキープ力、長谷部の運動量、田中達の前線からの守備、チームとしてのバランス感覚、全員の良さが出たシーンで、これこそが厳しい戦いが予想される中での岡田ジャパンの形だった。
(1)パスの起点を封じろ
相手のボールに対し、常にプレスをかけていた。相手にフリーでパスを出させない基本だが、カウンターを防ぐのに有効。8分40秒にはボールを奪われた田中達がスライディングで相手のミスを誘い奪い返した。
(2)こぼれ球を拾え
全員が相手のロングボールに反応し、こぼれ球を拾える位置に動いた。8分20秒には中村俊がパスを受けた相手に詰め、ミスを誘った。田中達も自陣ゴールまで下がって守備に走り回った。
(3)ボールを動かしてファウルを誘え
相手ゴール近くで細かなパスを回し、相手のファウルを誘った。大きな武器のFKを得るために、全員が動いていた。 課題もあったが、全員が共通意識を持って戦えたのが勝因。アウェーの初戦ということを考えれば、岡田監督の狙い通りの試合だったはずだ。中村俊のFK、長谷部の運動量なども目立ったが、試合のMVPを選ぶなら自分の持ち味を存分に出した田中達だろう。
(日刊スポーツ評論家)
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