2008年08月21日
本番前に課題はっきり…重症カウンター病/親善試合
<サッカー国際親善試合:ウルグアイ3-1日本>◇20日◇札幌ドーム
3点取られた原因ははっきりしている。日本は攻撃に人数をかけた後、守りに転じた時に弱点が出る。当然のことだが、攻守が入れ替わった時に相手に多くのスペースを与えてしまう。この日の映像はバーレーンのマチャラ監督も必ず目にするはずだ。そして、自分たちの攻め方が間違っていないと確信するだろう。
相手は必ずこのスキをついてくる。その危機を乗り越えるには、まずはシュートで終わることを徹底すること。そして、カウンターを食らうことを常に意識したポジショニングが必須。特にボランチの位置取りが非常に大切。2点目、3点目ともにボランチの対応の遅れが失点につながっている。
たとえばポルトガルのMFデコは、ピンチになりかける微妙な段階で、相手をきわどいプレーで止める。相手を遅らせることを第一に、なるべくイエローカードをもらわず、ずるがしこく流れを寸断してしまう。バーレーン戦では阿部、長谷部らにこうした役割が求められてくる。
負けはしたが、重要なのは反省材料を得るだけの試合をしたことだ。レベルの高いウルグアイに対し、手堅く大敗しない試合をせず、勝ちにいった。涼しい会場を選び、南米予選を控えたモチベーションの高いチームとの試合を組んだ。選手は痛感したはずだ。失点する間際の危機意識を強く植え付けただけでも、意義のある試合だった。(日刊スポーツ評論家)
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