2008年07月28日
不利な状況で光った浦和の結束力
<J1:鹿島1-1浦和>◇第19節◇27日◇カシマ
試合再開直後に浦和は失点したものの、そこからレッズの原点とも言える試合運びをした。相手は首位鹿島、そしてアウェー、さらに先制を許す不利な状況。こういう時こそ、自分たちがどうすればいいのか、チームの結束力が試される。
浦和の意思統一は明確だった。DFが体を張って守り、カウンターを仕掛ける。これが同点への最善策だと全員が認識しているのが感じ取れた。FW永井とMF平川がこれでもかと右から仕掛け、鹿島の守備陣は「どうしてこんなに右サイドから?」と困惑しているのが見て取れた。
また、MF阿部の起用法もマッチしていた。これまでDFでの出場が続いていたが、本来MFとしての能力は高い選手。こういう選手に絶妙のタイミングで攻めへの役割を与えると、チームの攻撃に大きなアクセントを与える。ベンチも冷静な采配を見せたということだろう。
鹿島は逃げ切りパターンに入っていた。それをさせなかった浦和に、底力を感じた。(日刊スポーツ評論家)
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