2008年07月27日
一体感なし…悪循環の典型
<J1:東京1-1横浜>◇19節◇26日◇味スタ
勝てないチームの最大の特徴は、一体感がなくなってしまうことだ。前半30分すぎ、象徴的な場面があった。集中力を欠いたのか、声が出ていないせいなのか、相手のFKに対してマークが遅れる。すぐにピンチを招き、今度は無理な体勢でのチャージでまたファウル。悪循環の典型だった。
こういう時は、自分たちのできることから始めることだ。それがちょっとしたことでも、ピッチの11人、そしてベンチも一丸になれば大きな力になる。後半投入されたMF水沼、FW斎藤は貪欲(どんよく)に積極的なプレーを仕掛け、FW坂田や大島もそれに呼応した。坂田はDFの裏を狙い、大島はペナルティーエリア内で頭で競り勝った。
引き分けが決まった瞬間、スタンドから見たベンチは沈んでいた。冷めてはだめだ。勝ち点「1」をどう受け止めるかだ。「1」を奪ったんだと思えば、一体感を取り戻す十分なきっかけになるはずだ。(日刊スポーツ評論家)
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