2008年07月22日
谷口の守備力は世界レベル
<J1:川崎F3-1浦和>◇第18節◇21日◇埼玉
川崎Fの北京五輪代表MF谷口が充実している。17日の清水戦ではボランチから前線に上がり、2得点を決めた。この日の浦和戦では3バックの前で相手のくさびのボールやロングボールを、はじき返す守備が光った。中盤での体を張った競り合いは日本代表MF鈴木よりも上だった。その体の強さは、世界でも通用するレベルだ。
もともと能力はあった。ただ以前は攻めても戻らず、守備で穴をつくった。試合中に熱くなり、審判や相手選手に文句を言って警告を受けてもいた。しかし、浦和戦では深い位置でバランスを取り、黒子に徹し切った。その安定した心とプレーに谷口の成長を見た。
北京五輪代表の反町監督も攻撃力は認めながら、守備が不安で招集を見送ったこともあったかもしれない。今はボランチで守らせ、展開次第ではトップ下に上げて得点も期待できる、使い勝手のいい選手になった。谷口だけは五輪代表から外せない。(日刊スポーツ評論家)
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