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2008年06月08日

松井のドリブルを敵は恐れた/W杯予選

<W杯アジア3次予選:オマーン1-1日本>◇7日◇2組◇ロイヤル・オマーン・ポリススタジアム

 後半開始から松井の仕掛けたドリブルが試合の流れを変えたと言っていい。猛暑の影響だろうと思うが、前半は中村俊、遠藤らMF陣が個人技での突破を極力避けていた。パス展開に偏重していたことで、オマーンに脅威を与えられなかった。細かいパスをつないでいるうちにボールを奪われる展開だったが、後半開始から松井が2度、ドリブルで仕掛けたことでオマーンDF陣をあわてさせた。

 敵が松井のドリブルをファウルで止めるしかないと知ると、長谷部も積極的にドリブルで仕掛けた。その長谷部の突破から玉田にボールが渡り、PK獲得へとつながった。明らかにオマーンは松井の突破を怖がっていた。岡田監督は後半33分に松井をベンチに下げたが、私は中村俊の方が疲れが見えていたし、何で松井を下げるのかと思った。松井自身も交代時に「オレなの?」といった態度に見えた。この試合に限っては松井のドリブルにかけても良かったのではないかと思う。

 アウェーにもかかわらず、ホームであるオマーンが先に消耗してくれた。敵のやる気を失わせる遠藤独特のPKの効果なのか、敵はPKも失敗してくれた。2つのラッキーが重なった引き分けでもある。試合内容は決して良くない。岡田監督が内容を評価する発言をしているが、これは短期決戦でチームの士気を高く保つためのポーズ。大久保が出場停止となった今こそ、一丸となって戦うべきだというメッセージだろう。(日刊スポーツ評論家)


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コメント:2件

大久保のレッドカードも問題はあったけれど、日本を負けに追い込むほどの昨晩の最低プレーは、駒野がクリアボールを相手にぶつけてボールを奪われたプレー。その流れで相手にPKを与えてしまい、楢崎が止めなければ予選敗退の崖っぷちへ追いつめられるところだった。あのイージーなキックミスを見て、ドーハの悲劇でラモスが最後に敵のプレーヤーにボールを当てて、その流れでコーナーキックを与え、失点、アメリカW杯を棒に振ったシーンが甦った。昨晩は両サイドバックの戻りが遅く、何度も中沢とツーリオが孤立したし、日本はあの程度のサイドバックしかいないのですかね。

投稿者 : 2008年6月08日 14:20

原さん、よくぞ書いてくれました!
全く同感です。
大輔の交代には仰天したし、ガッカリしました。
次の試合、俊輔も足の調子が悪そうだし、大輔にがんばってもらいたいです。

投稿者 lily : 2008年6月11日 14:43

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原博実「核心を突く」
原博実(はら・ひろみ)
 1958年(昭33)10月19日、栃木県生まれ。矢板東から早大を経て、81年三菱重工入り。国際Aマッチ75試合に出場し、釜本、カズ(三浦知良)に次ぐ歴代3位の37得点を挙げた。92年の引退後、浦和のコーチに就任し、98~99年には監督を務めた。02年~05年、07年に東京で監督を務め04年にナビスコ杯を制した。監督としてJリーグ戦通算86勝44分け77敗。かおり夫人と1女2男。183センチ、80キロ。血液型A。

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