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2008年05月23日

来日直後も予想外の運動量/親善試合

<国際親善試合キリン杯:コートジボワール1 - 1パラグアイ>◇22日◇三ツ沢

 両チームとも、予想外の運動量だった。来日直後ながら体のキレもよく、最後まで勝利への意欲をむき出しにした。圧巻はコートジボワールのサイド攻撃。先制弾をおぜん立てした右サイドMFエブエはもちろん、左サイドDFボカのスピードとスタミナには、驚きを禁じえなかった。

 FWドログバ、カルーの不在で得点は少なかったが、攻撃時のトップスピードは世界でも最高クラス。日本は高速カウンターが武器の中東勢とW杯予選を戦うが、コートジボワールと戦ってスピードに慣れておけば、余裕を持った対処も可能になると思う。

 パラグアイも足元の技術の高さ、粘り強い守備からのカウンター攻撃という特長は生かされていた。特に前半30分すぎからの、前掛かりな相手両サイドバックの後方に狙いを定めた攻撃は、非常に効果的だった。DFのK・トゥーレを欠くコートジボワールのセンターバックを翻ろうするなど、日本にとってもヒントになる戦い方だった。

 緊迫した好内容の一戦を見られたファンは、とても幸運だったと思う。それだけに入場者数5000人というのはもったいない。日本代表の観戦もいいが、ぜひ強豪国同士のカードにも目を向けてほしい。(日刊スポーツ評論家)


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原博実「核心を突く」
原博実(はら・ひろみ)
 1958年(昭33)10月19日、栃木県生まれ。矢板東から早大を経て、81年三菱重工入り。国際Aマッチ75試合に出場し、釜本、カズ(三浦知良)に次ぐ歴代3位の37得点を挙げた。92年の引退後、浦和のコーチに就任し、98~99年には監督を務めた。02年~05年、07年に東京で監督を務め04年にナビスコ杯を制した。監督としてJリーグ戦通算86勝44分け77敗。かおり夫人と1女2男。183センチ、80キロ。血液型A。

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