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2008年05月18日

勝負どころで遠藤&安田、西野監督の意思伝わる交代

<J1:G大阪3-2浦和>◇17日◇埼玉ス

 試合巧者と言われるG大阪らしい試合運びだった。まず、浦和がいやがる流れで、終始主導権を握ったことが大きい。先制点を奪った中沢のプレーが光る。マークについたFW高原を置き去りにして確実に決めたからこそ、先制→逃げ切りを得意とする浦和に本来のサッカーをさせなかった。

 また、3点目を奪った起点となったFKも、クイックリスタートが物を言った。浦和はリードしていれば守備の意識が高いが、追う立場になると浮き足だつところもある。そうした特徴をつかみ、勝負どころの後半にMF遠藤、DF安田理を投入。後半に見せた安田の思い切りのいいオーバーラップで局面を打開し、遠藤の冷静な3点目で勝負をつけた。西野監督の意思が明確に伝わっていた交代が、結果につながった。

 大切な試合で本来のゲームをつくれたG大阪の復調は大きい。これで、リーグ戦再開後は混戦の様相を呈してきた。ファンにとっては楽しみな展開が期待できる。(日刊スポーツ評論家)


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原博実「核心を突く」
原博実(はら・ひろみ)
 1958年(昭33)10月19日、栃木県生まれ。矢板東から早大を経て、81年三菱重工入り。国際Aマッチ75試合に出場し、釜本、カズ(三浦知良)に次ぐ歴代3位の37得点を挙げた。92年の引退後、浦和のコーチに就任し、98~99年には監督を務めた。02年~05年、07年に東京で監督を務め04年にナビスコ杯を制した。監督としてJリーグ戦通算86勝44分け77敗。かおり夫人と1女2男。183センチ、80キロ。血液型A。

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