2008年05月07日
大宮「また見たい」攻撃サッカー
<J1:横浜1-1大宮>◇6日◇日産ス
大宮が面白い。前節で東京に0-3と大敗、普通なら大敗後のアウェー戦で連戦の疲労もあるからDFラインを下げて守備的に戦うところだ。しかし、高いラインを変えずに、攻撃的姿勢を貫いた。先制点の場面では、ゴール前に3人、4人と詰めていた。昨年までなら、セットプレー以外では有り得なかったこと。それだけでも、今の大宮の攻撃的な姿勢が分かる。
右太もも打撲のペドロ・ジュニオールをベンチから外したが、代わりの藤本が最高の仕事をした。前線で動き回り、ボールのあるところに何度も顔を出した。小林慶や片岡も、豊富な運動量で走り回った。DFラインが高いから、両サイドバックの村山、波戸も攻め上がれる。さすがに後半は運動量が落ちて劣勢になったが、そういうリスクを恐れない点が素晴らしい。
樋口監督の「いいサッカーを続けるんだ」という信念が、浸透している。勝ち点を稼げていることで、選手も自信を持っている。チームに昨年までの悲壮感はない。全員が楽しそうにサッカーをしている。
これなら、サポーターも「また見たい」と思うはずだ。残留争いの常連だった大宮が、変わろうとしている。(日刊スポーツ評論家)
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