日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」のイメージ画像

セルジオ越後(せるじお・えちご) 1945年(昭和20年)7月28日、サンパウロ生まれ、日系2世。18歳で名門「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍しブラジル代表候補にも選ばれる。72年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多い。

いつもの顔ぶれ 不安なDFの保険

14年5月13日 [08:35]

 みんな大久保が選ばれたことをサプライズと言っているみたいだけど、去年の得点王で、今年も8点取っている。現在の調子からみたらサプライズでも何でもないよ。逆にプレミアリーグで無得点の香川や、Jリーグでわずか1得点の柿谷が選ばれたことがサプライズじゃないか。

 前田(J2磐田)は不調だから代表から落とされていったんだ。ブラジルのように層の厚い国だったら、香川や柿谷は代表にいなかっただろうし、選ばれたらブーイングの嵐だよ。それが当たり前にならないといけない。

 全体的に見たら「不安のある部分に保険をかけたチーム」という印象が強い。得点力不足のFW陣の保険として大久保が指名され、コンディションが戻っているかどうか微妙な長谷部の保険に青山が選ばれた。でも僕としては後ろが一番不安なんだよ。これまでだってセットプレーとか、高さでさんざんやられてきたんだから。それなのにDF陣はいつもの顔ぶれのまま。それが一番おかしい。

 もし香川ら前線の選手が絶好調で、長谷部のケガがなければ、みんなが言うところの「サプライズ」はなかったんじゃないかな。本当はザッケローニ監督だってDF陣に高さを加えたかったと思うよ。(日刊スポーツ評論家)

セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」の最新記事





日刊スポーツの購読申し込みはこちら