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セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」のイメージ画像

セルジオ越後(せるじお・えちご) 1945年(昭和20年)7月28日、サンパウロ生まれ、日系2世。18歳で名門「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍しブラジル代表候補にも選ばれる。72年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多い。

香川は元々使われる側の選手/親善試合

13年3月24日 [09:15]

<国際親善試合:日本2-1カナダ>◇22日◇カタール・ドーハ

 好意的にとらえれば、ケガをしないように流してプレーしていたのかもしれないが、香川のトップ下はまったく機能していなかった。あそこでタメができないし、攻撃を組み立てることもない。やはり本田とはプレーが違うんだ。

 香川はもともと、1タッチ、2タッチでパスをさばいたり、その後に自分が動いてボールをもらったりしたいタイプの選手。2列目からDF裏へ抜けてスルーパスを受けたり、どちらかというとFWとしてMFに使われる側の選手なんだ。だからトップ下でゲームを組み立てる役割となると、しっくりこない。

 同じポジションでも、マンチェスターUでやるのと、日本代表でやるのとは違う。マンUなら攻撃を組み立てられる選手が周りにいるから、香川を生かすこともできる。日本代表ではそうじゃない。

 それにしてもこの試合はやる意味があったのか。何を試したいのか分からず、みんな故障しないようにプレーしているだけ。「このままやったらヨルダンに負ける」と分かったことだけが収穫だな。(日刊スポーツ評論家)

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