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セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」のイメージ画像

セルジオ越後(せるじお・えちご) 1945年(昭和20年)7月28日、サンパウロ生まれ、日系2世。18歳で名門「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍しブラジル代表候補にも選ばれる。72年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多い。

不安なその場しのぎ交代/W杯予選

12年11月15日 [10:33]

<W杯アジア最終予選:日本2-1オマーン>◇B組◇14日◇マスカット・スルタン・カブース・スタジアム

 勝ってW杯に王手をかけたことは良かった。もう本大会へ行くことは決まりだろう。ただ、アジアの中でこんな試合しかできないのなら、本番は不安だらけだ。

 問題なのは、起用法がその場しのぎなこと。例えば1-0とリードして、前田に代えて酒井高を投入した場面。長友を一列前に上げる、あの珍しいパターンは、最終予選のここ一番でやることじゃない。

 前田に代えてハーフナーを入れるとか、岡崎を1トップにするというのではなく、DFを投入したのだから、1点を守りきろうとしていたのは明白。しかし、その行き当たりばったり起用で、逆に同点に追いつかれてしまった。

 酒井高のクロスから決勝点が生まれたのは、あくまで結果オーライ。チームとしてはちぐはぐ過ぎじゃないか。ザックジャパンには物事を継続的に行うということが欠けている。起用法にしても周到な準備がない。最近の試合で点を取る形が少なくなってきているのも、そのあたりが原因だな。(日刊スポーツ評論家)

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